大磯町から生まれた「ロコミル」 「アンチロコモ教室」のサービスが 神奈川県の「ME-BYO BRAND」に認定
アルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木 輝重)は、神奈川県大磯町、東海大学体育学部との産官学連携である健康寿命延伸事業から生まれた「ロコミル」「アンチロコモ教室」が評価され、神奈川県の「ME-BYO BRAND(みびょうぶらんど)」(※1)に認定されたことを発表いたします
当サービスは、ロコモを簡易にスクリーニング(未病の見える化)し、個人にあった方法で早期に予防改善(未病の改善)することによる、健康寿命の延伸、社会保障費の抑制を目指す社会システムの創出を目的として生まれました。
ロコミル(運動器のスクリーニング)概要
「ロコモを診る」から名付けられた「ロコミル」とは、「運動器の障害」(ロコモ)について正しい評価と結果にもとづくアドバイスをし、予防・改善の動機付けを促すサービスです。測定項目は、日本整形外科学会が策定したロコモ度を判定するテスト(立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25)に加え、下肢筋力測定の4項目です。
アンチロコモ教室(自助を中心とした運動教室)概要
「アンチロコモ教室」とは、参加者の運動機能のレベルに応じた体操指導と定期的な数値化、および自宅で実施した日々の運動を記録することで運動の習慣化を促す自助中心のロコモ予防教室です。大磯町で実際に行っていた教室では、参加者全体の8割以上(※2)が下肢筋力向上という結果となっており、さらに継続参加率は9割近い(※3)結果となっています。継続の仕掛けとして、下記4つが挙げられます。
(1) 「ときどき学び(健康講話)」:知識のインプットにより納得して取り組める
(2) 「日々努力(下肢特化型体操)」:個人のレベルに応じた強度の運動で無理なく継続
(3) 「日々振り返り(運動記録手帳・活動量計)」:毎日の自分の活動状況をダイレクトに意識できる
(4) 「ときどきからだチェック(下肢筋力測定)」:定期的な測定で日々の頑張りを確認し、その後の運動継続の励みにする
※1 「ME-BYO BRAND」とは
未病産業の魅力を広め、産業化の牽引を図ることを目的に、優れた未病産業関連の商品やサービスを、神奈川県が「ME-BYO BRAND」として認定する制度です。グローバルな市場展開と社会システムの変革が期待でき、未病産業を創出するトップランナーとなる商品・サービスを県が「ME-BYO BRAND」として認定します。
なお、神奈川県大磯町で実施した「ロコミル」「おおいそアンチロコモ教室」の平成27年度の事業は、経済産業省の「平成27年度健康寿命延伸産業創出推進事業」において委託を受け実施しています。
※2 下肢筋力:2015年度、2016年度の教室2年合計有効データ 128名中107名(83.6%)が下肢筋力向上
※3 継続参加:2015年度、2016年度の教室2年合計参加者169名中148名(87.6%)が継続参加
会社概要
アルケアは高齢社会におけるエッセンシャルパートナーとなることを目指し、ウンドケア、オストミー&コンチネンスケア、ロコモティブケア、ナーシングケア、ヘルスケアの5つの視点でケア現場に貢献する事業を展開しています。
社名 : アルケア株式会社
創業 : 1955年7月
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 輝重
売上高 : 142億円(2017年7月末現在)
従業員数 : 530名(2017年7月末現在)
本社所在地 : 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル 19階(〒130-0013)
事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業
事業所 : 本社、医工学研究所(東京都墨田区)、千葉工場(千葉市)、
物流センター(東京都江戸川区)
営業所(札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、吹田市、
広島市、福岡市)
関連会社 : 株式会社ザイタック(東京)
お客様お問合せ先:0120-770-863(コールセンター)