近畿大学情報学部×カプコン 企業連携型プロジェクトを実施 学生がプロのクリエイターと2週間でゲーム開発に挑戦

学校法人近畿大学
令和5年(2023年)に行った「社会情報学実習」の様子

近畿大学情報学部(大阪府東大阪市)は、株式会社カプコン(大阪市中央区)と連携し、令和6年(2024年)8月26日(月)から9月6日(金)まで、学生がゲーム開発に挑戦する企業連携型プロジェクトを実施します。プロのクリエイターからフィードバックを受けながらゲーム開発に挑戦することで、社会で即戦力となる技術者の育成をめざします。

【本件のポイント】
●近畿大学情報学部が株式会社カプコンとゲーム開発を学ぶ企業連携型プロジェクトを実施
●学生が、ゲームエンジン「RE ENGINE」を使用した新たなゲーム開発に挑戦
●学生は、プロのクリエイターからフィードバックを受けながら、2週間で企画から実装までを体験

【本件の内容】
近畿大学情報学部では、実社会のさまざまな問題をテーマとして取り上げ、ICT技術を駆使してその解決策を模索する企業連携型プロジェクト「社会情報学実習」を、令和5年(2023年)4月から実施しています。
今年度の「社会情報学実習」は、バイオハザードやモンスターハンター、ストリートファイターなど世界的に有名なゲームを多数リリースしている株式会社カプコンと連携して実施します。参加する学生は、カプコンのゲーム開発の基礎と、クリエイターが実際に使っている開発ゲームエンジン「RE ENGINE」の具体的な機能を学び、ゲームの企画から実装までを体験します。
授業は全15コマを3つのクールに分け、第1クールでは、カプコンのクリエイターからゲームエンジンの仕組みを説明し、学生が簡単なゲームを作ります。第2クールでは、ゲーム開発に必要な考え方・処理の流れ・エンジンの機能などを学び、製品クオリティ相当の素材を用いて、キャラクターやー制御やゲームシステムの実装を体験します。第3クールでは、ゲームの核となるコンセプトや、開発スケジュールに関する考え方を学び、チームに分かれてゲームの企画検討から実装までを行います。未経験者でも2週間でゲーム開発に挑戦し、プロのクリエイターからフィードバックを受けることができます。本プロジェクトを通して、学生一人ひとりが自ら考え実践する能力を修得することで、社会で即戦力となるSociety5.0の実現に向けたクリエイティブな技術者の育成をめざします。

【実施概要】
講義名   :
社会情報学実習
受講期間  :
令和6年(2024年)8月26日(月)~9月6日(金)
場所    :
近畿大学東大阪キャンパス E館 E103教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
※ 8月29日(木)のみ、カプコン研究開発第2ビル(大阪市中央区内平野町三丁目1番10号、大阪メトロ谷町線/京阪電鉄「天満橋駅」から徒歩約8分)にて実施。
対象    :
近畿大学情報学部3年生 30名
スケジュール:
〈第1クール〉ゲーム開発チュートリアル:8/26(対面)
〈第2クール〉ゲーム開発の流れを理解し開発する:8/27・8/28(オンライン)、8/29(対面、カプコンにて実施)
〈第3クール〉チーム開発実習:9/2・9/6(対面)

【株式会社カプコン】
所在地   :大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
代表者   :代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本春弘氏
創業    :昭和58年(1983年)6月
事業内容  :家庭用テレビゲームソフト、モバイルコンテンツおよびアミューズメント機器等の企画、開発、製造、販売、配信ならびにアミューズメント施設の運営
ホームページ:https://www.capcom.co.jp/

【関連リンク】
情報学部
https://www.kindai.ac.jp/informatics/