北海道南幌町の子どもたちの「みる力」を応援!みるみるプロジェクトが南幌町クラウドファンディングを全力支援

子どもの弱視斜視早期発見を啓発するみるみるプロジェクトは、北海道南幌町の要請にもとづき、同町のふるさと納税クラウドファンディング「3歳児健診で活用する眼の検査機器購入費」の呼びかけを全力支援します。

北海道南幌町クラウドファンディング「子どもの弱視斜視早期発見のために」

北海道南幌町は人口約7,300人。農業を基幹産業とし「のどかな町でのびのびと子どもを育てたい!」と考える方にぴったりな町。いまこの町は「将来にわたり子どもたちと笑顔で暮らせるまちづくり」に全力で取り組まれています。

その一つとして、3歳児健診で見逃されがちな弱視斜視発見のため、検査機器スポットビジョンスクリーナー購入のためのふるさと納税クラウドファンディングにチャレンジしています。(締切:2021年7月30日)

このたび、南幌町からの要請にもとづき「一般社団法人みるみるプロジェクト」(福岡市博多区)がこの呼びかけを全力支援することとなりました。
みるみるプロジェクトは弱視斜視早期発見を啓発し、関係者の連携により子どもたちの「みる力」を守り育てる社会を目指す事業を推進しています。

九州と北海道、子どもの「みる力」を守り育てるという共通の目標に向かい、協力してクラウドファンディングの呼びかけを行ってまいります。

子どもの眼の発達と検査機器

子どもの眼は出生直後からよく見えているわけではありません。
新生児は視力0.02~0.04程度といわれ、物を見る事で視機能が発達していきます。網膜黄斑部が完成して中心窩でものを見る事が出来るようになり、両眼で同時に見る事を獲得し、精密な立体視(遠近感を感じる能力)までしっかり獲得するのは6歳~8歳前後といわれています。これが両眼視機能の獲得です。

生まれてから眼が発達し両眼視機能を獲得する妨げとなるのがいわゆる弱視・斜視です。このかけがえのない期間に弱視・斜視を発見し治療する事がたいへん重要です。

詳細は一般社団法人みるみるプロジェクトのホームページでご紹介しています。

スポットビジョンスクリーナーの導入を!

スポットビジョンスクリーナーは世界中の眼科医に高く評価されている眼の検査機器です。3歳児健診で弱視斜視が見逃されることなく着実に発見されることに大きな成果を挙げており、全国の自治体/小児科で導入が徐々に進んでおります。

とはいえまだまだ万全な普及には遠く、南幌町のようにふるさと納税などによる機器調達を目指す自治体もあります。

乳幼児に対するスクリーニング検査の模様
スポットビジョンスクリーナー

「子どもの豊かな発達を」と目指す熱い想い

南幌町の川﨑瑞望(みずほ)保健師・同町総務課財務グループ山本祐己主事は、町の目指す「子育て支援の充実」方針のもと、子どもたちの「みる力」を通じてより豊かな発達をと、熱い想いでクラウドファンディングに取り組んでいます。

※お二人のインタビューはこちら https://mirumirunet.com/news/1662/

みるみるプロジェクト参与の平良美津子視能訓練士は、「こうした取り組みを自治体が率先して行う事はたいへん素晴らしいです。豊かな発達はみる力から。全力で呼びかけを支援したい」と語っています。

川崎瑞望保健師(南幌町)
山本祐己主事(南幌町)
平良美津子視能訓練士

みるみるプロジェクトは、南幌町クラウドファンディングの広報支援として、2021年7月30日の終了日までホームページ・SNS各種などメディアを通じた情報発信を行い全力支援します。

【南幌町ふるさと納税ガバメントクラウドファンディング】
   https://www.furusato-tax.jp/gcf/1217

【一般社団法人みるみるプロジェクト】
ホームページ https://mirumirunet.com/
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