「OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇 by 星野リゾート」2021年11月1日にグランドオープンします

2021-10-28 15:00

寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテルブランド「OMO(おも)」は、沖縄県最大の都市・那覇市に、「OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇 by 星野リゾート」を2021年11月1日にグランドオープンいたします。「OMO」は星野リゾートが展開する「星のや」「界」「リゾナーレ」「BEB」に並ぶブランドで、「OMO5沖縄那覇」は、東京大塚、旭川、京都(2施設)に続く5施設目です。那覇の街と連携して都市観光の楽しみ方をお届けすることで、寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテルを目指します。

コンセプトは、「バザールって、ちむどんどん♬」

「OMO5沖縄那覇」のコンセプトは、「バザールって、ちむどんどん♬」です。琉球王朝時代から独特の情緒を育んできた那覇の街全体を「バザール(市場)」と捉え、今に受け継がれるディープな那覇文化に、ちむどんどん(どきどきわくわく)する、楽しい旅を提案します。活気あふれる商店が並ぶ「国際通り」や、沖縄の台所である「牧志公設市場」、琉球王朝時代からの史跡や文化が色濃く残る「首里城エリア」など、都会的な雰囲気と昔ながらの沖縄が合わさった、那覇の都市観光は心が弾みます。有名スポットはもちろん、知られざる那覇を満喫する沖縄旅を創出します。

◆ゲストと那覇の街をつなげる「OMOベース」

「OMOベース」は、ゲストと那覇の街をつなげるパブリックスペースです。吹き抜けの空間に、丸、三角、四角など、さまざまな幾何学文様をあしらった「花格子」が、カジュアルでありながら上質感ある雰囲気を醸し出しています。2フロアあり、1階に「OMOカフェ」「ご近所マップ」「フロント」、2階に「ゆんたくライブラリー」があります。

宿泊者以外の方も利用ができる集いの場「OMOカフェ」

「OMOカフェ」では、朝食やスイーツ、ドリンクを提供します。宿泊者だけではなく、日帰りの方(外来の方)も利用できます。
朝食:クロックムッシュ、フレンチトースト、サラダプレートなど5種類。サラダ、スープ、ドリンク付(1,250円)
ドリンク:パッショネード(700円)、スペシャルラテ(550円)など。
スイーツ:マンゴー黒糖プリン、トロピカルパフェなど5種類。(一律500円)

フレンチトーストセット
スイーツ&ドリンク

フレンチトーストは、ブリオッシュを使用し、外はカリッと中はしっとりに仕上げ、マンゴーソースと甘さ控えめな生クリームを添えています。約15種類の野菜が入ったサラダプレートは、南国らしいバナナチップをはじめ、ふんだんな具材をバランスよく摂れる一品です。島バナナとマンゴーのアイスにシュー生地をのせたトロピカルパフェなど、スイーツやドリンクも充実しています。

■朝食:7:00~10:00(9:30ラストオーダー)
■カフェ&バー:10:00~24:00(23:30ラストオーダー)
(料金はすべて税込)

那覇での過ごし方をあれこれ考える「ご近所マップ」

ご近所マップ

「OMOべース」には、那覇の街情報がわかる「ご近所マップ」を設置しています。OMOのスタッフがおすすめするお店やスポットが紹介されているため、那覇のディープな情報を把握できます。300年の歴史がある窯元や、料理研究家が足繁く通う乾物屋、ひとりごはんを食べられる食事処、店主との会話が楽しいカフェ、温もりを感じる器が並ぶセレクトショップなど、那覇の街に何回も出かけたくなる、眺めているだけでも楽しい「ご近所マップ」です。ここで、那覇の滞在をイメージして予定を立てるのも旅の楽しみです。

沖縄の伝統工芸品が飾られた「ゆんたくライブラリー」

◆那覇の街を丸ごと楽しみつくす「Go-KINJO(ごーきんじょ)」

友人のようなガイドと街あるき「ご近所アクティビティ」

・裏国際通りさんぽ

・沖縄の食文化を体験するスーパーマーケットレンジャー

今後も、首里城の魅力を独自の目線で紹介する「首里城講座」や、沖縄の王道観光を案内するオリジナルバスツアー「沖縄じょーとーツアー」など、旅する人の好奇心をくすぐるアクティビティを続々と計画中です。

使い勝手と心地良さを重視した客室

客室は「やぐらルーム」、「ダブルルーム」、「ツインルーム」の3タイプです。床は和紙畳のため、靴を脱いで裸足でくつろげます。足を伸ばせるソファスペースや収納に使用する仕掛け壁、バス、トイレ別など、コンパクトながら機能的で使い勝手が良く、リラックスして過ごせます。「やぐらルーム」は、屋根裏部屋のような「やぐら寝台」が中2階にあり、秘密基地のようなワクワクする空間。寝台下のリビングスペースでは、語らいや食事など、寝るだけでは終わらない思い思いの過ごし方ができます。

【施設概要】

施設名      :OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇 by 星野リゾート
所在地      :沖縄県那覇市松山1丁目3-16
電話番号     :0570-073-022(星野リゾート予約センター)
宿泊料金     :8,000円~(2名1室利用時1名あたり・税込・食事別)
施設構成     :地上1~16階 客室(バス・トイレ別)
OMOベース(フロント・OMOカフェ・ご近所マップ・ゆんたくライブラリー)ランドリー/クローク/ロッカー
客室数      :190室
駐車場      :立体駐車場完備(1台1泊1,500円)
交通       :ゆいレール「県庁前駅」から徒歩6分・「美栄橋駅」から徒歩8分那覇空港から車で約8分(国道58号線沿い)
グランドオープン日:2021年11月1日
URL       :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/

【OMOとは?】

「OMO(おも)」は、星野リゾートが全国に展開する都市観光ホテルブランドです。ブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。すべての「OMO」で、街歩きをサポートするGo-KINJOサービスを展開。2022年春までに、OMO5京都祗園、OMO3東京赤坂、OMO3札幌すすきの、OMO5小樽、OMO7大阪の開業を予定しており、全国各地の11施設から「都市観光」の楽しさを発信していきます。

【OMO数字でわかるサービスの幅】

「OMO」の数字は、ホテルのタイプを表しています。旅の目的にぴったりな「OMO」を選べます。

OMO1:カプセルホテル(ご近所アクティビティ・ご近所マップ&OMOベース)
OMO3:ベーシックホテル(Grab&Goの朝食・ご近所アクティビティ・ご近所マップ&OMOベース)
OMO5:ブティックホテル(カフェ・カフェスタイルの朝食・ご近所アクティビティ・ご近所マップ&OMOベース)
OMO7:フルサービスホテル(カフェ・レストラン・バンケット・ビュッフェスタイルの朝食・ご近所アクティビティ・ご近所マップ&OMOベース)

◆「OMO5沖縄那覇」の設計にあたって

「OMO5沖縄那覇」のデザインに込めた想い  建築デザイナー 佐々木達郎氏

「OMO5沖縄那覇」のデザインコンセプトは、「沖縄のかたちや文様をちりばめる」です。沖縄や那覇の地域に潜む多様で独特な文化をホテルの空間を通して体感していただけるように計画を行いました。沖縄の特徴的な景観をつくる要素のひとつとして「花ブロック」と呼ばれる穴の空いたコンクリートブロックがあります。プライバシーの保護、日除け、通風の機能を持った飛ばされないスクリーンとして、台風の多い沖縄の地で活躍しています。また、戦後においては、殺風景なコンクリートに彩りを与える装飾にもなっています。
この「花ブロック」をホテルの特徴的なファサードとして採用し、沖縄の景観への継承と新たな表現とすることを考えました。そして、装飾的な「花ブロック」は、さまざまな応用を考え、吹き抜けの光をコントロールする木製スクリーン(花格子)、外部の床の舗装への応用、その他、アートワークへの展開など、ホテル内の楽しみとしても計画いたしました。
内部には、2つのラウンジ空間を用意いたしました。ひとつは、街と繋がる1階の「OMOベース」です。通り抜け通路のように内外が連続し、街へ繰り出すための基地となります。フロント、カフェ、ショップ、ご近所マップなど、動線上に様々な機能が配置されています。もうひとつは、吹き抜け空間を介し、2階に広がる寛ぐための「ゆんたくライブラリー」です。奥行きの深いソファーで、おしゃべりをしながらゆっくりとした時間を楽しむ空間になります。壁一面には、シーサーや三線、やちむんなど、沖縄で活躍する作家の巧みな技が集合しています。
この場所を通して、訪れたゲストと沖縄文化のインタラクティブな関係が生まれることを期待しています。「OMO5沖縄那覇」での滞在をきっかけに、沖縄のまだ知らないさまざまな文化に出会い、思い出深い旅の記憶をつくっていただきたいと考えています。

佐々木達郎(ささき たつろう)氏 株式会社佐々木達郎建築設計事務所 代表取締役/建築家

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