リアルグローブ、T&Tと共同で兵庫県「令和２年度ドローン先行的利活用業務」事業を実施。ドローンを活用したシカ等の生息状況調査及び捕獲方法の検討に、Hec-Eyeと赤外線カメラ搭載のドローンを活用。

2021-03-05 11:00

　株式会社リアルグローブ（所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：大畑貴弘、以下リアルグローブ）は、株式会社T&T（所在地：兵庫県赤穂市、代表取締役：前田純子、以下 T&T）と共同で、2021年1月19日（火）、兵庫県「令和２年度ドローン先行的利活用業務第２回企画提案」事業におけるシカ等の生息状況調査を実施いたしました。

株式会社T&TはJUAVAC DRONE EXPERT ACADEMY 兵庫校の運営母体です

　民間分野におけるドローンの利活用推進を目的とした本事業では、昼間と夜間に赤外線カメラ搭載のドローンを複数飛行させ、シカ等の生息状況を調査します。調査にはリアルグローブが開発したドローン映像等の遠隔情報共有システム「Hec-Eye（ヘックアイ）」を活用し、ドローンからの映像をリアルタイム配信して確認するとともに、Hec-EyeのReport機能を活用して目撃情報等の共有や、Hec-Eyeの地図上にピンを打ってシカ等の発見箇所の共有なども行います。

　本調査の結果、赤外線カメラ搭載のドローンとHec-Eyeを活用することで、夜間でも多数のシカを発見することができました。また、Report機能や地図を活用した情報共有も、シカ等の鳥獣捕獲の効率化に有用であることを確認できました。
　また、本調査の結果を受け、今後ドローンを活用した効率的な生息状況調査や捕獲方法の検討を行っていく予定です。

▶Hec-Eye紹介サイト： https://hec-eye.realglobe.jp/

《Hec-Eyeに関するお問い合わせ》

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株式会社リアルグローブ　Hec-Eye問合窓口
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【Hec-Eyeについて】

「Hec-Eye」はリアルグローブが、一般社団法人EDAC監修のもと開発した、ドローン等からの取得情報を地図上に集約し共有するプラットフォームで、総務省の「平成27年度補正予算IoTサービス創出支援事業」の採択案件を通じて構築されたリファレンスモデル(成果物)を核として開発されたサービスです。救急医療・災害対応分野での活動支援や業務効率化を目的として開発され、現在は鳥獣害対策や観光分野等も含めたより広い分野で活用されています。