近大附属和歌山高・中が「大阪フィルハーモニー交響楽団 鑑賞会」を開催 音楽界の次世代を担う若手指揮者 松本宗利音氏を迎えて
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校(和歌山県和歌山市)は、令和6年(2024年)2月1日(木)、和歌山県民文化会館大ホール(和歌山県和歌山市)にて、大阪フィルハーモニー交響楽団と音楽界期待の若手指揮者である松本宗利音(しゅうりひと)氏をお迎えし、本校生徒向けの芸術鑑賞会「大阪フィルハーモニー交響楽団 鑑賞会」を開催します。
【本件のポイント】
●音楽界期待の若手指揮者と大阪フィルハーモニー交響楽団を迎え、芸術鑑賞会を開催
●質の高い音色を体感し、優れた音楽作品に触れることで、生徒の豊かな感性を育む
●芸術鑑賞会を通して、生徒が本格的な演奏会に適した鑑賞態度を身につける
【本件の内容】
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校では、生徒に古典芸能やクラシックなど、良質な芸術に触れてもらうために芸術鑑賞会を年2回開催しています。優れた音楽作品を鑑賞することで、音楽のすばらしさを感じ取り、豊かな情操を養うとともに、本格的な演奏会に適した鑑賞マナーを身につけることを目的としており、38回目の開催となります。
今回は、音楽界の次世代を担う若手指揮者の松本宗利音氏と、大阪フィルハーモニー交響楽団との共演です。チャイコフスキーやビゼー、ベートーヴェンなど、さまざまな曲目に触れ、壮麗な演奏を味わいます。
【開催概要】
日時:令和6年(2024年)2月1日(木)14:00~15:30
場所:和歌山県民文化会館 大ホール
(和歌山県和歌山市小松原通1-1、
南海電鉄「和歌山市駅」より徒歩約20分)
対象:近畿大学附属和歌山高等学校・中学校 高校1・2年生、
中学1・2・3年生(1,212名)
演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団(指揮:松本宗利音)
曲目:チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」より"ポロネーズ"
ワルトトイフェル/ワルツ「スケートをする人々」
ビゼー/歌劇「カルメン」第1・第2組曲より「闘牛士」、
「第1幕への前奏曲」、「アラゴネーズ」、「ハバネラ」、
「間奏曲」、「ジプシーの踊り」
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92
【指揮者プロフィール】
松本宗利音(まつもとしゅうりひと)氏
平成5年(1993年)11月22日、大阪府豊中市出身。相愛音楽教室、センチュリー・ユースオーケストラに所属し、音楽、特にヴァイオリンに親しみながら幼少期を過ごす。京都堀川音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部指揮科卒業時に最優秀賞であるアカンサス賞を受賞。指揮を尾高忠明、藏野雅彦、高関健、田中良和、ヴァイオリンを澤和樹、曽我部千恵子の各氏に師事し、藝大在学中にはダグラス・ボストック、パーヴォ・ヤルヴィ両氏のマスタークラスを受講。
平成31年(2019年)4月から令和4年(2022年)3月まで、札幌交響楽団指揮者として北海道内はもちろん、日本各地で共演を重ねる。令和2年(2020年)10月には指揮研究員を務め、指揮者としての才能を花開かせる礎となった東京シティ・フィルの定期演奏会に、令和3年(2021年)2月には読売日本交響楽団に、9月には大阪フィル定期演奏会にもデビューし、堂々たる演奏を披露。これまでに山形交響楽団、仙台フィル、群馬交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、名古屋フィル、京都市交響楽団、関西フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団などに客演。これからの音楽界を担う期待の若手指揮者の一人であり、その瑞々しい感性から引き出される音楽から目と耳が離せない注目の存在は、今活躍の場を大きく広げている。
【大阪フィルハーモニー交響楽団】
大阪フィルハーモニー交響楽団は、昭和22年(1947年)、朝比奈隆氏を中心に「関西交響楽団」という名称で生まれました。昭和25年(1950年)の社団法人化、昭和35年(1960年)の改組を経て、平成24年(2012年)4月から「公益社団法人大阪フィルハーモニー協会」となりました。創立から平成13年(2001年)までの55年間、朝比奈隆氏が音楽総監督・常任指揮者を務め、個性と魅力溢れるオーケストラとして親しまれてきました。大植英次音楽監督時代には、「星空コンサート」「大阪クラシック」といった大型プロジェクトで注目を集め、平成26年(2014年)~平成28年(2016年)シーズンは井上道義を首席指揮者に迎え、「ショスタコーヴィチ/交響曲第4番」「交響曲第7番」「交響曲第11番」が相次いでリリースされるなど、高い評価を得ました。平成30年(2018年)4月からは、尾高忠明氏が音楽監督に就任し、現在、フェスティバルホールを中心に全国各地で演奏活動を展開し、令和4年(2022年)に創立75周年を迎えました。
【関連リンク】
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/