西欧の無標識検出(LFD)システム市場は2017年まで年率14.9% で成長
株式会社グローバル インフォメーションは、Frost & Sullivanが発行した報告書「Western European Market for Label Free Detection (LFD) Systems (西欧の無標識検出(LFD)システム市場)」の販売を開始しました。
発行元のFrost & Sullivan社によりますと、2010年に6090万米ドルに達した当市場は2017年まで年平均14.9%で成長し1億6090万米ドルに達する見込みです。当レポートではバイオケミカルアッセイやセルベースアッセイといった主要な分野をカバーしております。
「ラベルフリー技術の大きな利点は、標識分子が不要という、文字通り ”ラベルフリー” という点にあります。」 とFrost & SullivanのRanjith Gopinathan氏は語ります。「標識は研究対象としている分子の性質を変化させることが知られており、結果として結合能や物理化学的性質を変化させてしまいます。」
ラベルが存在しないということはまた、自己蛍光等の干渉が少なくなる事を意味し、偽陽性、偽陰性といった誤検出が減少する事も意味します。
「このダイレクトな検出能のおかげで、ラベルフリー技術は自然のリガンドや、現在の標識に依存した検出方法では利用できない物質の利用を可能にします。」とGopinathan氏は付け加えます。「放射線ラベルが不要という事は、研究室の安全と放射性物質の廃棄といったコスト削減にも繋がり、ラベルフリー技術の魅力的な側面でもあります。」
臨床試験の費用高騰の原因は多々ありますが、医薬品の毒性による失敗は慢性的な問題であり、さらに状況が悪化しつつあります。この毒性の問題が新薬探索段階の新規技術に期待が集まる原因となっており、ラベルフリー技術はその中でも重要な役割を果たしています。これらのトレンドは期待が持てるとはいえ、医薬品業界の再編がライフサイエンス業界、ひいてはラベルフリー検出システムにもマイナスの影響を与えています。
「医薬品業界の大規模な再編はライフサイエンス業界に取っては厳しい現実です。」とGopinathanは説明します。「業界再編により研究所間での研究機器やリソースの共有が始まり、顧客層が減少してしまいます。M&Aの後、ある特殊な研究活動を特定の研究施設に分離する事があり、こうして特定の研究施設のみが研究設備を保有するような事例もあります。」
市場拡大の鍵はサービス多様化にあります。現在でもブラックボックス技術である為、技術が採用されるにはカスタムアッセイサービスを提供する必要があります。
「このことは長期的に見れば、サービス顧客が製品顧客になりうる事を示しています。」とGopinathanは断言します。「また、収益源を複数保有する事は収益の安定化にも繋がるのです。」
市場調査レポート: 西欧の無標識検出(LFD)システム市場
Western European Market for Label Free Detection (LFD) Systems
http://www.gii.co.jp/report/fs235751-western-european-market-label-free-detection-lfd.html
出版日: 2012年03月
発行: Frost & Sullivan
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