■フードデリバリーの国内市場
会員制マーケットリサーチサービスを提供している、株式会社SVPジャパン（本社：東京都中央区、代表取締役社長：橋本 雅、以下「SVPジャパン」）は、本日、SVP注目市場分析レポート「フードデリバリー-国内市場の現状と将来展望-」を、会員企業向けに公開いたしました。
■フードデリバリーの国内市場
個人経営の飲食店による「出前」や宅配ピザのチェーン店など、飲食店が「宅配」を行うサービスは従来から行われているが、近年、「フードデリバリー」のプラットフォームを運営する企業が、受注と配達の業務を代行するサービスの市場が急激に拡大している。また、2016年に米Uber Eatsが日本でサービスを開始したことが、日本におけるフードデリバリーの本格的な市場拡大の契機となり、さらに2020～21年のコロナ禍の「巣ごもり需要」によって市場が急速に拡大し、2021年は前年比25％増の成長となった。2022年は、こうした特需が終息したことで前年割れの推移となったが、2023年はプラス成長に転じ、市場規模は2021年を上回る約5,800億円に達したと推定される。今後の市場規模の予測としては、共働き世帯、単身世帯や高齢者世帯の増加を背景に、長期的に市場の拡大が続くと見込まれる。
■フードデリバリーの市場概況
2020年に始まるコロナ禍で、来店客の減少からフードデリバリーを利用する飲食店が急増。新たに参入するプラットフォーマーも増加し、市場規模が大きく拡大することとなった。2021年も、外出自粛と巣ごもり需要が長期化する中で、市場の高成長が続いた。
2022年に入り、コロナの感染対策が緩和されて外食需要が回復する一方、フードデリバリーの市場は縮小したが、2023年には持ち直し、以後、堅調な市場が拡大している。消費者の間で、外食やテイクアウトに代わる選択肢として、フードデリバリーの利用が定着したと考えられる。小規模な飲食店に限らず、ファストフードやファミリーレストランなどの大手外食チェーンでも、自社配送による宅配と併せて、フードデリバリーのプラットフォームを利用するケースが一般化している。
■本レポートの構成
Ⅰ．市場の定義
Ⅱ．市場動向
Ⅲ．市場規模・予測
Ⅳ．マーケットシェア
Ⅴ．参入企業の動向
Ⅵ．業界構造
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■SVPジャパンについて
「成功に導くビジネスの知を、もっと身近に」をミッションとした、会員制ビジネス情報提供サービスプロバイダー。
会員企業には、ビジネス公開情報に基づくクイックリサーチ、カスタムメイド型プロジェクトリサーチを提供。日本は1974年に創業し、現在世界40カ国に渡るネットワークのメンバーとして、大手企業を中心とした会員企業の意思決定を情報力でサポートしています。
2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。
《会社概要》
社名： 株式会社SVPジャパン
代表取締役： 橋本 雅
所在地： 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日： 1974年7月1日
事業内容： 会員制のビジネス情報提供サービス
URL： https://www.svpjapan.com/
