臨床歴25年のプロが、「寂しさ」とサヨナラする47のワークを紹介する、『上手に「自分の気持ち」を出す方法』が発売(2024/2/16、大和出版)になります。
「普通に生活しているのに、孤独を感じる……」 「友達や家族と一緒にいても、本音を打ち明けられなくて寂しい思いをしている……」 そんな方にこそ、読んでいただきたい一冊です!
著者は、臨床歴25年、臨床数15,000件を超える公認心理士である竹内成彦さん(YouTubeチャンネル登録者数37,000名、メルマガ読者7,000人強)。
カウンセリングのクライアントに多い「自己肯定感が低い」「誰とも打ち解けられなくて孤独を感じる」といった悩みに応えた1冊になります。
本書では、以下のような47のワークを紹介し、「つながり感」を得ることを目的としていす。
ワーク例:
・自己肯定感を上げる→「自分を好きになる」と心に決める
・心を開くことが苦手→歴史小説を読んでみる
・相手の目線が気になる→目を見て話そうとしない
・「聞き普通」になる→「聴き上手」を目指さない
・いつも聞き役にまわってしまう→「4対6」を意識する
・深い話ができない→ふだんどんなことにお金と労力を使っているか振り返ってみる
■はじめにより
公認心理師としてカウンセリングをおこなうと同時に、私は、人が生まれ持っている性格である「生まれつき性格」についての研究をしております。
「自分の気持ちを出せない」「自分の本音が話せない」という人は、生まれつき怖がりで、人の影に隠れたがり屋であると考えられます。
そのために、おそらく、自分に自信がなく、自分の気持ちに気づいていない。
そして、勇気を出して誰かに自分の気持ちを打ち明けて傷つくことも怖い、という状態なのだと思います。
あなたも、もしかしたら当てはまるでしょうか?
この性質は、残念ながら、急に変えられるものではありません。
だからといって、がっかりしないでください。
この本では、どうやって自分の気持ちに気づくのか、どうやってラクに自分の気持ちを出していったらいいのかを、たくさんのワークとともに解説していきます。
■著者略歴
竹内成彦(たけうちなるひこ)
心理臨床家(公認心理師)
1960年生まれ。愛知県名古屋市で生まれ育つ。日本カウンセリング学会の国分康孝先生、および、日本カウンセラー協会の多々良省三 先生に師事し、1997年地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。
現在は、「カウンセリングルーム『心の相談室with』名古屋」の室長として、日々、クライアントの心に寄り添っている。
「来談者中心療法」として、ただじっとクライアントの話を聴くスタイルを突き通し、臨床歴25年、臨床数15000件の実績を持つ。なかでも、「自己肯定感が低い」「誰とも打ち解けられなくて孤独を感じる」といった悩みを解決することに定評がある。
講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。カウンセリング講座やキャラ診断アドバイザー養成講座を開催し、若いカウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。
オフィシャルサイト https://www.kokorowith.com
■目次
第1章 「自分の気持ち」で誰かとつながるってどういうこと?
〜「ほっとする感覚」を得るために知っておきたいこと〜
01 「つながり感」、持っていますか?
02 なぜ、人とつながると幸せな気持ちになるんだろう?
03 心を通い合わせる前に、まず自分の心を満たす
心を満たすwork01 「つながり感」を味わう
心を満たすwork02 観葉植物に水をあげる
心を満たすwork03 マッサージやエステを受ける
心を満たすwork04 瞑想をする
心を満たすwork05 数息観瞑想をする
心を満たすwork06 カウンセラーに話を聴いてもらう
心を満たすwork07 自分を大切にしてくれる人を見つける
Column 寂しさを満たすということは生きるということ〜脳内物質を満たす〜
第2章 「自分の気持ち」をあたためる
〜「不安な毎日」が変わるちょっとしたコツ〜
01 自己肯定感が低い2つの理由
02「自己肯定感を上げる」と心に決める
自己肯定感を上げるwork01 「偽りの自分」を演じるのをやめる
自己肯定感を上げるwork02 「いい言葉」「美しい言葉」を使う
自己肯定感を上げるwork03 他人と比べない
自己肯定感を上げるwork04 プチ達成感を味わう
自己肯定感を上げるwork05 ときめくものに囲まれて暮らす
自己肯定感を上げるwork06 おいしい物を、ほどよく食べる
自己肯定感を上げるwork07 良質な睡眠を取る
自己肯定感を上げるwork08 軽い運動をする
自己肯定感を上げるwork09 自分を親友のように扱う
自己肯定感を上げるwork10 相手を否定しない
自己肯定感を上げるwork11 なりたい自分になる
Column 愛を受け止められる人になろう〜6つの愛の表現方法〜
第3章 「自分の気持ち」を深く知る
〜「私らしさ」を掘り下げていくレッスン〜
01「自分の気持ち」を出す前に知っておく5つのこと
02「自分の気持ちを出す」ことの苦手意識をなくす
本音が見つかるwork01 「ささいなこと日記」をつける
本音が見つかるwork02 「ネガティブ日記」をつける
本音が見つかるwork03 欠点を書き出す
Column 無理して心を開かなくていい~「生まれつき性格」について①〜
第4章 「自分の気持ち」と「誰かの気持ち」に向き合う
〜無理せず、「誰かのこと」も受け入れる〜
01誰もが話を聴いてもらいたがっている
02「うまく自分を出しながら話を聴いている人」を観察する
03「聴き上手」ではなく、「聞き普通」になる
無理せずつながるwork01 「聞き普通」になる6つのコツを知る
無理せずつながるwork02 温かい関心を持つ
無理せずつながるwork03 話を聴くうえで避けたい7つのこと
無理せずつながるwork04 魔法の相槌言葉を使う
無理せずつながるwork05 「最近、どうですか?」で切り出す
無理せずつながるwork06 心を開いて話を広げる
無理せずつながるwork07 感謝を忘れない
Column 性格は9つのタイプにわけられる〜「生まれつき性格」について②〜
第5章 「自分の気持ち」を小出しにしていく
〜「本音」を伝える、ちょっとしたきっかけ〜
01軽蔑されることを恐れない
02他人に期待しすぎない
自分のことを話すwork01 心を開く相手を選ぶ
自分のことを話すwork02 勇気を出して話かける
自分のことを話すwork03 相手を意識しすぎない
自分のことを話すwork04 5つのコツでリラックスして話す
自分のことを話すwork05 「10の会話のきっかけ」を知る
自分のことを話すwork06 テレビの話をする
自分のことを話すwork07 天気の話をする
自分のことを話すwork08 「趣味はなんですか?」と訊かない
自分のことを話すwork09 最近の出来事を話す
自分のことを話すwork10 ふだんの生活をちょっとずつ打ち明ける
自分のことを話すwork11 出身地について話す
自分のことを話すwork12 行ってみたい場所の話をする
自分のことを話すwork13 推しについて語る
自分のことを話すwork14 嬉しいことをシェアする
自分のことを話すwork15 仕事のことを話す
Column無理せず、「自分の気持ち」を出ししていく~「生まれつき性格」について③~
第6章 「自分の気持ち」で和やかな関係をつくる
〜こうして、温かい関係を築いていく~
01ちょっとずつ「当たり障りのない話」から抜け出そう
02 信頼関係を築くために避けたほうがいい5つのこと
相手と打ち解けるwork01 間が空いたら相手が話すのを待つ
相手と打ち解けるwork02 「4対6」を心掛ける
相手と打ち解けるwork03 「小さな失敗」を打ち明ける
相手と打ち解けるwork04 聴いてほしいことを自然に切り出す
相手と打ち解けるwork05 ちょっとずつ馴れ馴れしくなる
Column 爽やかに自己主張する〜アサーティブコミュニケーションについて〜
■書籍概要
出版社:大和出版
配本日:2月14日
単行本:224ページ