【星野リゾート　界】～界ブランドの食をテーマにした、マイクロツーリズム～食で地域の魅力を再発見「界のご当地先付け」登場

星野リゾートの小規模な温泉旅館ブランド「界」では、Withコロナ期における旅のあり方として、「マイクロツーリズム」を提案しています。遠方や海外をイメージする「旅」に対して、あえて近距離圏内を訪れる「マイクロツーリズム」では、その地域の良さにあらためて触れて愛着を感じたり、新たなお気に入りを見つけたりできるなど、今までにない気付きに満ちた旅を楽しむことができます。界では、3密回避や衛生管理を徹底的に行い安心して宿泊できるように対策を行い、地域の伝統工芸が散りばめられた「ご当地部屋」や、地域の文化に触れて体験できる「ご当地楽（ごとうちがく）」、地域の素材を使った会席料理などご当地の魅力を反映した取り組みを実践しています。今回は、地元でおなじみの素材を使い、会席料理にふさわしい趣向を凝らした「界のご当地先付け」を紹介します。

界 仙石原「サーモンの瞬間燻製」

界 長門「烏賊の二色和え　生うに添え」

温泉や自然散策、贅沢な料理や居心地の良い宿泊などで、明日への活力を取り戻す為の旅から、今は旅の形もだいぶん変わってきております。遠方や海外ではなく、地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」の取り組みの1つとして、近隣からお越しの方々に少しでもお楽しみいただけるよう、地元でもおなじみの素材を使い、新しい魅力を引き出す一品を考えてみました。是非、意外性のある組み合わせで素材の魅力を再発見していただけましたら幸いです。また、ご自宅でもお楽しみいただけるようご希望の方にはレシピもお伝えできますので、お気軽にスタッフまでお申しつけください。

青森でおなじみの濃厚な味わいの鮪や雲丹に、熟成させた味わい深い黒にんにくを裏ごしし、さっぱりした味わいの長芋の浅漬けを組み合わせた一品。絶妙な食感の違いを楽しめます。

海苔巻きに欠かせない、酢飯との相性が良い干瓢。酢飯の部分をクリームチーズに置き換え、和辛子を添えて一口サイズの手毬寿司に。滑らかなクリームチーズと干瓢の相性の良さを発見できます。

ローストビーフ、らっきょうのたまり漬け、味噌ピーナッツを細かく挽いたものに、胡桃味噌を加え、とちおとめのピュレと木苺酢を使ったドレッシングで味わえます。意外な組み合わせを楽しめる1品です。

大豆の味わいが濃厚な日光の湯波と、ビーフコンソメを合わせ、風味豊かな献上醤油を隠し味で加えた一品。なめらかな湯波ムースと、くちどけが良いコンソメゼリーの絶妙な味わいを堪能できます。

西洋人の避暑地として発展した箱根の歴史に因んだ一品。パリソワールとはパリの夕景を見立てた料理のこと。燃え立つ夕日、茜色の夕焼け、たなびく雲をなじみのある素材で表現しました。

提供直前に瞬間燻製をし、蓋を開けた瞬間に広がる白煙は大涌谷の煙をイメージ。彩りを添える花は仙石原の豊かな草花を表現しており、仙石原の自然風景を感じられる一皿です。

地元でも親しまれている「烏賊メンチ」。刻んだ烏賊とすり身に、すりおろした長芋を加えてより柔らかく仕上げました。油で揚げ、特製の甘酢に漬け、甘酸っぱい味わいに仕上げました。

この地域ではおなじみの明日葉とアカニシ貝に、山葵と柔らかいジュレに仕立てたニューサマーオレンジを添えて用意。意外な組み合わせで味わえる1品です。

鰻ときゅうりの酢の物は相性が良く、「うざく」と呼ばれ親しまれています。鰻の蒲焼きと、角切りにしたきゅうりの浅漬けに、旨味とコクを持つアボカドを合わせました。趣の異なる「うざく」を楽しめます。

黒澤酒造の銘酒「八千穂」に浸け込んだ信州サーモンを、八千穂高原の白樺を使い燻製にしました。このスモーク香が、牛肉と信州サーモンの風味を引き立てます。おろしたての本山葵と共に意外な味わいの調和を楽しめます。

甘酸っぱい杏には、フォワグラの濃厚な味わいが良く合います。そこに、触感のアクセントとして出汁で柔らかく炊いた蕎麦の実を加えました。調和のとれた味わいにする為、地元 丸正醸造の甘麹味噌を添えています。

堅豆腐は、旨味を増す為に昆布塩で締め、裏ごしした金時草と白玉味噌で作った特製の味噌だれを載せました。旬の野菜には、ドレッシングの代わりに甘海老の麹漬けと、酸味のあるキャビアライムを合わせ、脇に添えました。

皮をしっかりと炙った香ばしいのどぐろに、細かく刻み柚子果汁と合わせた生ハムと大根をそえています。海の幸「のどぐろ」の豊かなコクと、山の幸「生ハム」の旨味で、相性が良く味わい深い
一品に仕上げました。

日本料理ではあまり用いない食材、烏賊の墨は大変味わい深いものです。烏賊の墨煮に、大葉で合えた新鮮な烏賊の細切りと合わせました。うま味を増すために雲丹を添え、烏賊の墨と共に味わうことで烏賊の新しい魅力を発見できます。

「山うに豆腐」とは、豆腐の味噌漬けのこと。雲丹を彷彿させる食感と贅沢な味わいを堪能できるよう、滑らかなムース仕立てにしました。爽やかさと濃い甘みを持つトマト、香り高い天草のオリーブオイル、旨味をを凝縮したお出汁のジュレを組み合わせました。

この秋、界のお夜食「ご当地てまり寿司アソート」が登場します。鰻の蒲焼や野沢菜漬けなど、国内にある界ブランド全施設を表現した15種類の手毬寿司を木箱に詰めました。引き出しの中には色とりどりの手毬寿司が入っており、まるで宝石箱を開ける時のようなワクワク感を味わえます。また、秋の夜長の風情を感じられるよう、紅葉のライトアップや、芸術の秋をテーマとした設えなど、手毬寿司を食べるシーンの演出にもこだわりました。手毬寿司をつまみながら、秋の夜長を贅沢に過ごすことができます。
■期間：2020年9月1日～11月30日
■予約：各施設の専用プランにて5日前までに申し込み

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類（お皿、グラス）やカトラリーの高温洗浄（80度以上）、食事用トレイの除菌洗浄
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底（出社前の検温と記録確認）

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供（界　＊一部施設を除く）
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時の入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応（星のや・界）

詳細：https://drive.google.com/open?id=1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド。日本らしさと快適性を追求し「王道なのに、あたらしい。」をコンセプトに各種サービスをご用意しています。旅の醍醐味であるご当地の魅力に触れられる「ご当地楽(ごとうちがく)」のおもてなしと、「ご当地部屋」が特徴。2020年3月には「界 長門」を山口県・長門湯本温泉に開業予定。
https://kai-ryokan.jp/