「CYBER BOCCIA」×「AI」

株式会社ワントゥーテン(本社:京都市、東京オフィス:品川区、代表:澤邊芳明)は、パラスポーツのボッチャをテクノロジーで拡張した「CYBER BOCCIA(サイバー ボッチャ)」に、AI技術を活用し、会話によりゲームの解説・アシストを行う「CYBER BOCCIA voice support edition(仮称)」を制作致しました。

「サイバーボッチャ」は、ボッチャ※のルールはそのままに、センシングでボールの位置と色を計測し、自動でポイントを美しくデータビジュアライゼーションしコートに映し出します。
※「ボッチャ」とはヨーロッパで考案された重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のためのスポーツであり、パラリンピックの正式種目にも選ばれています。

「CYBER BOCCIA voice support edition(仮称)」はAI技術を活用し、視覚障がいの方もプレイできる以下の機能が追加されました。
・ゲームの状況を会話で伝える「アナウンス機能」
・プレーヤーを会話でサポートする「ヘルパー機能」
これらの機能により、老若男女・障がいの有無を問わず誰でもプレイが可能となります。

「CYBER BOCCIA voice support edition(仮称)」は、2018年6月11日から12日にかけて開催される、日本アイ・ビー・エム主催の統合イベント「Think Japan」で展示致します。

■「CYBER BOCCIA」について
ボッチャはジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに向かって、それぞれ6個のボールを投げ合い、相手よりいかに多くのボールをジャックボールに近づけられるかを競うスポーツです。
「CYBER BOCCIA」は、ボッチャのルールはそのままにテクノロジーで拡張し、今までにないクールで新しいボッチャの体験を生み出します。
体験料の一部を日本ボッチャ協会へ寄付する仕組みとなっており、選手強化等に役立てます。
[CYBER BOCCIA公式サイト] http://cyber.1-10.com/boccia/index.html

■「CYBER BOCCIA voice support edition(仮称)」仕様
・コートサイズ:2.4m×4m
・全フレームサイズ:2.4m×4m×2.5m +プロジェクター架台
・体験可能人数:1体1、2体2、3対3(2~6人)
・使用している機器:プロジェクター、単焦点レンズ、キネクトセンサー、LED ライティング、指向性マイク(音声認識用)

■「CYBER BOCCIA voice support edition(仮称)」特徴
・リアルタイムトラッキング+プロジェクションで、戦略をエモーショナルに美しくデータビジュアライズ。LED ライトがサウンドに連携し、競技をエンターテイメントに演出する。
・それぞれのボールの位置をリアルタイムにセンシングし、自動でポイント計測。審判がいなくても、一人でプレイが可能。
・一球ごとにサウンドを生成。クライマックスに向けてそのサウンドが重なり音楽が作られる。また、戦いの流れに応じてサウンドが変化し臨場感を演出する。
・設置や移動が容易にできる。(イベントは勿論、全国のバーやカフェ、アミューズメント施設への展開を想定)
・老若男女、障がいの有無関係なく、誰でもプレイ可能。
・コートの大きさ、機材の種類、建て付け方法など、カスタマイズ可能
・「アナウンス機能」「ヘルパー機能」により、視覚障がいの方でもプレイが可能

■「Think Japan」について
6月11日Developer Day / 6月12日Business and Solution Day の2日にかけて、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区) で開催される日本アイ・ビー・エム主催の統合イベント。AI、クラウド、データ、ITインフラ、セキュリティなど様々なテーマによるセッションや展示が行われる。

■ワントゥーテンについて http://www.1-10.com/
1997年に創業された、クリエイティブスタジオ。
京都・東京・シンガポール・上海を拠点とし、広告クリエイティブ事業、ロボット/AI 事業、IoT/商品プロトタイプ事業、空間演出/エンターテイメント事業の4事業を展開している。タグラインは、“IGNITE EVERYONE,UPDATE EVERYTHING”。クリエイティブと革新的技術で人々の心に火をつけ、あらゆることをアップデートする体験を提供する。
主な実績は、ソフトバンク社が誇る、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」の人工知能・感情認識と連携した会話エンジンの開発や、バーチャル・リアリティー・ゲームの世界観を再現した「ソードアート・オンラインザ・ビギニングSponsored by IBM」など。これまでにグループ全体で、カンヌ国際広告祭を含む国内外の広告賞・デザイン賞を150以上受賞。

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