第26回 花まつフラワーデザイン展『花心論2024』国宝高岡山瑞龍寺にて10月5日(土)~6日(日)に開催します

厳かな寺院とフラワー作品が織りなす心洗われる奇跡の2日間

 株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション(本社:富山県射水市、代表取締役社長:松村吉章)が北陸三県(富山、石川、福井)で展開するフラワーショップ「花まつ」および「花まつフラワーアカデミー」は、第26回花まつフラワーデザイン展『花心論2024』を、国宝高岡山瑞龍寺にて開催いたします。
花まつフラワーデザイン展『花心論』は、花まつフラワーアカデミーの生徒が日ごろの研鑽を発表する場として、年に一度特設会場をお借りし、全生徒を対象として開催する作品展であり、同時に世界・日本を牽引するフラワーアーティストをお招きし、フラワーデザインの面白さ、奥深さを花芸術として堪能していただくお花の一大イベントです。
今年は第44回高岡万葉まつりの会期と重なることも加わり、大伴家持が万葉集に残した歌を季節の花と色で、四季12ヵ月を表現し具現化したフラワーアートの特別展示も目を引きます。仏殿を囲む回廊では、108点に及ぶ力作が集うコンテスト形式での作品展を開催。うち、28作品に各方面からの賞が授与されます。1300年前から私たちが紡いできた花を愛でる美しい心。豊かな自然に触れ、そこで生まれる創造性と感性に満ちた作品の数々。荘厳な国宝の舞台と花そのものが持つエネルギーが織りなす奇跡の2日間。

『花心論2024』開催概要

■開催日:2024年10月5日(土)〜6日(日) 9:00〜16:30(6日は16:00まで)
■会場 :国宝高岡山瑞龍寺
富山県高岡市関本町35  TEL0766-22-0179
※入場には瑞龍寺の拝観料 大人500円、中高生200円、小学生100円がかかります。
■内容 :
①フラワースクール生・インストラクター・花まつ店舗スタッフなどによる108点の花作品の展示(北回廊・東回廊・南回廊)
②フラワーアーティスト小西拓氏プロデュースによる作品展示(法堂・高廊下・仏殿・屋外)
③瑞龍寺 第31世 四津谷 道宏 住職による特別講演会 聴講無料
10月5日(土)13:30~14:30
※お席には限りがありますことをご了承ください。
■主催:株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション、有限会社万華苑
■協力:瑞龍寺
■後援:富山県・公益財団法人花と緑の銀行・富山県芸術文化協会・高岡市教育委員会・射水市教育委員会・北日本新聞社・富山新聞社・読売新聞北陸支社・チューリップテレビ・FMとやま・ラジオたかおか・射水ケーブルネットワーク・公益社団法人日本フラワーデザイナー協会

四季の花々で彩る『花心論2024』

毎年たくさんの方にご参加、ご来場していただいている『花心論』も今年で26回目を迎えます。
2020年コロナ禍、フラワーロスの取り組みでのフラワーイベントにご協力いただいたご縁からつながり、今年も国宝高岡山瑞龍寺にて4度目の開催となります。
『花心論2024』では、高岡にゆかりのある大伴家持が詠んだ季節12か月の歌をアーティフィシャルフラワーで表現したオブジェが高廊下に、仏殿には秋の歌で詠まれた季節の花でデザインされた作品が飾られます。
正面入り口前にはアーティフィシャルフラワーを使用し直径2.5メートルの瑞龍寺オリジナルの茅の輪(ちのわ)を展示。無病息災・除災・家内安全を願って花の茅の輪をくぐって身を清める解徐会(けじょえ)を体験いただくことができます。また、お寺と花輪を背景にしたフォトスポットにもなります。屋外では、花装飾のデザイン総括である小西 拓氏プロデュースのもと、大規模にアートを展示。芝生にハラン1000枚を使用し波打っているように表現。ハランには紫の蘭を飾り、花がゆらゆらしている様を表現します。また、地域の幼稚園児と学生が前田家の家紋である梅の花を5枚のお皿に花を浮かべて表現した花手水(はなちょうず)に取り組む参加型の作品も展示されます。
高岡の地で歴史文化と花文化を融合する作品の展示や、若年層も気軽にお花に触れることができる参加型のフラワーアートの作成を通し、農作物への感謝と、花を愛しむ心を育めるようにと企画しております。広大な敷地全体が大きなアート作品となり、来場する人々を魅了します。凛と澄む空気の中、1本1本の花のいのち、心をゆっくりとご堪能下さい

瑞龍寺での子供たちの取り組み日(お花飾りをします)
10月3日(木)10:00~11:00 高岡第一幼稚園園児 24名参加
10月3日(木)11:00~15:30 富山情報ビジネス専門学校生徒 9名参加

昨年の作品

フラワーアーティスト「小西 拓」Taku Konishi

5年に1度開催される、国内最高峰のフラワーデザイン競技会「フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権2018」優勝。2019年北京世界園芸博覧会にて開催された「2019ワールドフラワーアートコンテスト」日本代表として出場し、第3位を受賞。
『花心論2024』では花装飾のデザイン総括。小西 拓氏が紡ぎだす豊かな自然を感じる数々の作品をお楽しみください。

『花心論』について

『花心論』は世界・日本のトップフローリストを招き、一流の作品やテクニックを堪能できるフラワーフェスティバルです。これまでに、スウェーデンや台湾、オランダ、オーストラリアの花のワールドカップチャンピオンや日坂明広、中山佳巳、中家匠海、高橋洋子など歴代のジャパンカップタイトリストなどを招き、1999年の初回から継続開催しており、フラワーデザインにおいて日本の花文化創造や、花文化普及活動の役割を四半世紀に渡り担ってきました。
また、長引くコロナ禍で発生した社会問題のフラワーロスにも向き合いながら、消費の低迷が続く花きの利用拡大・需要の喚起に少しでも貢献できるよう、美しい花から始めるライフスタイルをご提案し、地域の方々が心豊かなひと時をお過ごしいただけるようこれからも取り組んでまいります。

花心論Ⓡ

汎心論(はんしんろん)という言葉をご存じですか?
ヨーロッパの哲学の言葉で、万物には心があるという考え方です。
お花1本1本にも心があります。その心が皆様にも伝わりますように。

開催にあたり各界から大変光栄なお言葉をいただきました!

射水市長 夏野 元志様

「瑞龍寺×花心論 第26回 花まつフラワーデザイン展」の開催誠におめでとうございます。
貴社におかれましては、長年にわたり射水を拠点に、フラワーショップチェーンをはじめ、ブライダル・コンサルタント事業等幅広くご活躍されるとともに、本市の公民連携の取り組みにもご尽力いただくなど、市勢伸展に多大なご貢献いただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。
人口減少に伴う担い手不足や地震・大雨といった災害に対する不安など、社会の先行きが不透明な世の中にあっても、花と緑が織りなす華麗で凛とした世界は、日々の生活に彩りを添えてくれるとともに、心の安らぎや笑顔を運んでくれます。
ご来場の皆様には、多彩で創生性豊かなデザイン作品を通じ、花の心とエネルギーを体感いただき、引き続き豊かな自然・郷土との共生を図る取り組みにご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、貴社の今後ますますのご隆盛と本展のご盛会を心から祈念申し上げ、お祝いのことばといたします。

高岡市長 角田 悠紀様

このたび、「瑞龍寺×花心論2024 第26回花まつフラワーデザイン展」が開催されますことを、心からお祝い申し上げます。
本展では、昨年に引き続き、国宝瑞龍寺に100点を超える作品が展示されており、今年も創造性と感性に満ちた魅力溢れる作品に出会えることを嬉しく思います。展示作品が来場される方に新たな花のある楽しいライフシーンを提供し、心の安らぎと癒しをもたらしてくれると期待を募らせております。
また、幼稚園児や学生と参加者による参加型のコラボレーション作品が展示されるとお聞きしております。花を通して自然に触れる機会を創出することは大変意義深いことであり、「こどもまんなか応援サポーター宣言」を行っている本市といたしましても、未来を担うこどもたちが豊かな自然や芸術文化について関心を持つきっかけになるものと期待しております。
結びに、株式会社ジャパンフラワーコーポレーション様の今後ますますのご発展と、本展のご盛況を心からお祈り申し上げまして、お祝いの言葉といたします。

主催者より

株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション 代表取締役社長 花まつ代表 松村 吉章

植物は、芽生え、成長し、花咲いて実り、枯れて散ります。やがて種からまた新しい生命が芽生えます。同じ植物でも、季節によって姿を変えるので、ぜひその変化を楽しんでください。心の赴くままに、お気に入りのお花とじっくり向き合い、豊かな時間がますます広がることを花屋として日々念じております。
この花の会では、植物の美しさ、奥ゆかしさ、華麗さを、各作者の紡いできた心と技で表現されています。ここ、特別な空間瑞龍寺を舞台に、自由な発想が光る魅力的な花芸術の数々です。
さて、どの作品がお気に召しますでしょうか。
第26回花心論開催にあたり、ご支援、ご協力を賜りましたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

花まつフラワーアカデミー主宰 石崎 弥佳

秋風の 拭き扱き敷ける 花の庭 清き月夜に 見れども飽かぬかも(大伴家持)
四季の変化に富む優美な花を眺め、心穏やかに安らいで、豊かな時間を過ごしていたことが、1300年前の歌にも詠まれています。今も昔も、花の周りには、凛とした空気が漂って、美しい心が育まれています。
日頃より花と語らい出会いに感謝して、丁寧に楽しく花稽古に取り組んでおります。今日の晴れ舞台には、いつもにも増して、それそれの精一杯の想いを込めた意欲作が並びました。どうぞゆっくりと楽しくご鑑賞くださいませ。
この回の開催にお力添えをいただきました関係の皆々様に心から感謝申し上げます。

国宝 高岡山 瑞龍寺

 曹洞宗高岡山瑞龍寺は、加賀藩2代藩主前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常によって建立されたお寺です。利長公は高岡に築城し、この地で亡くなりました。加賀百万石を譲られた義弟利常は深くその恩を感じ、時の名匠山上善右衛門嘉広をして七堂伽藍を完備し、広山恕陽禅師をもって開山とされました。
 造営は正保年間から利長公の五十回忌の寛文三年(1663)までの約二十年の歳月を要しました。当時、寺域は三万六千坪、周囲に壕をめぐらし、まさに城郭の姿を想わせるものがあったそうです。平成9年12月3日、山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財に指定されました。江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されているお寺です。


◆花まつフラワーデザイン展『花心論2023』の様子

花まつフラワーアカデミー

所在地    : 富山県射水市流通センター水戸田2丁目3-1
フリーコール :0800-700-8787
TEL     :0766-57-8707
FAX     :0766-57-1787
HP:https://www.mankaen.jp/

株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション

北陸三県を中心に関東関西にもフラワーショップを展開。国内ベスト5に入る花き流通業者として、市場から仕入れた花き・自社生産した花卉を法人・個人向けに販売している他、生花教室・生花装飾.ブライダル事業、コンサルタント事業まで、国内外で「花き」にかかるトータル商品・サービスを提供。コロナ禍「2020スマイルフラワープロジェクト」を立ち上げ「フラワーロス」という社会課題の解決、地方創生に取り組んでいます。「21世紀を代表する花会社になる」ことを目標に掲げ、花を通じて花と共にある明るく豊かな暮らしと文化を創造します。

本社所在地:富山県射水市流通センター水戸田 2-3-1
代表   :代表取締役社長 松村吉章
設立   :1996年3月
資本金  :5,000万円
HP :https://www.hanamatsu.co.jp/ 

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