飲食業界初、誤差10%以内を目指した売上予測システム「AI店舗開発プロジェクト」始動

従来型の重回帰分析やハフモデルとは全く異なる売上げ予想を実現

店舗流通ネット株式会社(東京都港区、代表取締役社長:戸所岳大)と株式会社MILIZE(東京都港区、代表取締役:田中 徹)は、飲食店の売上予測を行う「AI店舗開発プロジェクト」を始動しました。これまで統一ブランド向けに重回帰分析やハフモデルを使った売上予測システムは存在していましたが、今回の開発は業態ごとにAI分析を行うため、チェーン展開する大手ブランドだけでなく個店での利用も可能にした飲食業界初のシステムです。

ビッグデータを活用した独自の「AI店舗開発プロジェクト」とは」

店舗流通ネットのオルタナティブデータをMILIZEの「AIプロジェクト」で収集、クレンジング、データベース化、可視化し、AIと金融工学による分析情報をシステム提供していきます。

特徴 1:地図上から即座に予測!飲食チェーンでも個店でも利用可能

本システムは地図上で、出店したい場所をクリックし、業態と席数を入力すると月商予測ができ、統一ブランドの売上データをAI学習させている訳ではないため、チェーン展開する大手ブランドだけでなく個店での利用も可能になることが最大の特徴です。2021年9月(予定)のローンチ時点では、飲食業の中でも出店ニーズの高い「居酒屋・バル」、「ラーメン」、「焼肉」に特化させ展開しますが、ローンチ後は、定期的に情報更新を進め、利用業種も増やしていく予定です。

特徴 2:月商誤差10%以内の実証を目指した高性能な売り上げ予測システム

店舗出店や継続にあたりマーケティングが重要視される中、市場データや人の動向を解析したMILIZEのビッグデータと店舗流通ネットの約20年分のオルタナティブデータを搭載しており、月商誤差10%以内を目標にしています。これは、売上予測データが500万円の場合、実際の売上は450~550万円になるという大変高性能なシステムで、特に、マーケティングデータを持たない新規事業者や個人事業主にとって、立地の適切性、業態変更時期の指標となります。

本システムのサービス内容

店舗流通ネットが創業から提供してきた出店コンサルティングによるサポート実績は、3,548店舗(2021年4月現在)となりました。今回の開発は、その基幹事業として飲食店事業者へ提供してきたサービス「ショップサポートシステム」によって蓄積された売上データ、店舗情報、不動産情報といったオルタナティブデータを活用しています。

「AI店舗開発システム」の活用例

1.出店候補地の売上予測

出店を検討する物件情報を入力し、競合店、売上寄与施設などの情報、イートイン・テイクアウト・デリバリーの売上を予測

2.既存店の売上予測で、物件自体のポテンシャルを分析

既存店の物件情報から売上予測システムで分析することで、物件自体の潜在力、商圏属性の相関などを抽出し、業態変更の指標や、店舗の改善・撤退の判断材料に活用

3.売上予測による将来のイベント予測(オプション)

予定するイベント(新サービスやイベント、業態変更など)を、店舗の現在・過去の情報とビッグデータ、オルタナティブデータからAIが分析を行い、来客数や売上を予測

※店舗流通ネットのオルタナティブデータ
対象店舗:ショップサポートシステムを利用する日本全国の飲食店
収集開始時期:2002年3月
1.POSレジデータ、レジジャーナル、クレジット決済データなどの「売上データ」
2.業種、業態、客層、客単価、席数などの「店舗情報」
3.立地、商圏、住所、面積、賃貸条件などの「不動産情報」

飲食業界を盛り上げるため、約20年間積み上げてきた3,500店舗の実績データを活用

新型コロナウィルスの影響により、飲食業界では、新たな試みにチャレンジする企業が増加しています。MILIZE社と共同開発することにより、飲食業界全体を盛り上げ、誠実にサポートするために、店舗流通ネットが約20年間積み上げてきた3,500店舗の実績のデータ活用に踏み切りました。
2021年9月(予定)のローンチ以降は、ソフトウェアライセンスでの提供だけでなく、スポットでも販売する予定です。


プロジェクト責任者

戸所 岳大(店舗流通ネット代表取締役社長)コメント

店前通行量、駅の乗降客数、競合店の有無など、出店場所を検討するにあたっての基準事項は飲食事業者の数だけありますが、出店場所を決定する際の最後の判断は職人芸ともいえる目利きであることが共通項です。本プロジェクトでは職人芸でない出店意思決定を飲食業界に提供し、誰もなしえなかった「良い物件を定義すること」を目指します。

田中 徹(MILIZE代表取締役)コメント

従来の出店売上予測は、国勢調査などの政府統計を利用した伝統的な重回帰分析が主流で、予測精度は分析者のスキルに大きく依存しております。しかし本プロジェクトでは、最先端の機械学習アルゴリズムと日々進化するAI技術の活用、近年話題のGPSによる人流データ、衛星画像等のオルタナティブデータを組み合わせ、属人的な分析スキルに依存しない解釈性の追求により、出店売上予測の精度を向上させることができます。


■開発チーム

【TRNグループ 店舗流通ネット株式会社】

東京本社 :〒105-0022 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング20階
代表者  :代表取締役社長 戸所 岳大
電話番号 :03-5777-6510(代表)
URL   :https://trn-g.com/
事業内容 :店舗リース事業、店舗不動産ファンド事業、人材事業、プロモーション事業、工事事業

【株式会社MILIZE】

本社  :〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-38 CANAL GATE SHIBAURAビル
代表者 :代表取締役 田中 徹
電話番号:03-4500-1311
URL   :https://milize.co.jp/
事業内容:AIと金融工学を活用した各種ソリューション開発・提供

—————お問い合わせ先——————
取材に関するお問い合わせ:TRNグループ 店舗流通ネット株式会社
担当:広報チーム 片山 TEL:03-5777-6510 Mail:pr@tenpo.biz

開発に関するお問い合わせ:株式会社MILIZE
担当:広報担当 塩入 TEL:03-4500-1311 Mail:info@milize.co.jp


AIが記事を作成しています