2018年までの薬物乱用治療薬市場―アルコール依存症とオピオイド依存症の効果的な薬剤治療がもたらす大きな市場機会
株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Substance Abuse Therapeutics Market to 2018 - Effective Drug Therapies in the Treatment of Alcohol and Opioid Dependence Offer Significant Market Opportunities (薬物乱用治療市場:アルコール・オピオイド依存の治療における効果的な薬物療法がもたらす大きな市場機会)」の販売を開始しました。
同レポートは、2018年までの市場の予測を含め、薬物乱用治療薬市場に関する洞察を提供するものです。ニコチン中毒、アルコール依存症、オピオイドやコカインの乱用、薬物乱用治療のR&Dパイプラインなどをはじめ、薬物乱用への適用に関する見識について、綿密な分析を提供するものです。
高い潜在性の一方、緩やかな成長にとどまる薬物乱用治療薬市場
楽物乱用治療薬市場は全体として、2011年に88億ドル規模に達しており、2018年には127億ドルとなる見通しです。この間の複合年間成長率(CAGR)は5.3%と予想されます。
政府が実施している意識向上キャンペーンや治療へのアクセスの改善、公衆衛生の分野における努力の一方で、薬物乱用治療薬市場は、患者数から予想されるほどの成長を遂げていません。これは、患者に治療を受け入れるよう説得することの難しさや、コンプライアンスの問題、再発の問題のためです。
ここ数年、薬物乱用治療薬の中には製造中止となったものがいくつかありました。そのひとつが、Sanofi社の禁煙補助薬ジアニクリンの開発中止です。チャンティックス(バレニクリン)との差別化が不十分だったことが原因とみられています。
2009年7月、米食品医薬品局(FDA)はチャンティックスとザイバン(ブプレノルフィン)の製品ラベルへの記載に神経精神的影響に関する黒枠付き警告文を追加するよう指示。これが、同年におけるこれらの薬の売り上げを阻害したとみられています。さらにその後、これらの薬による行動変化や自殺念慮の増加、ならびにチャンティックスによる健康な患者の心臓発作リスクの上昇に関する懸念が高まっています。
市場調査レポート: 薬物乱用治療市場:アルコール・オピオイド依存の治療における効果的な薬物療法がもたらす大きな市場機会
Substance Abuse Therapeutics Market to 2018 - Effective Drug Therapies in the Treatment of Alcohol and Opioid Dependence Offer Significant Market Opportunities
http://www.gii.co.jp/report/gbi249116-substance-abuse-therapeutics-market-effective-drug.html
出版日: 2012年08月22日
発行: GBI Research
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