NanoMarkets社が印刷法による有機論理素子および記憶素子新興市場に関する報告書を出版
株式会社グローバル インフォメーションは、NanoMarketsが発行した報告書「OTFTs, OFETs and Organic Memory Markets - 2012 (OTFT・OFET・有機メモリー市場)」の販売を開始しました。
当レポートは、OTFT/OFETや有機不揮発性メモリー(ONVM)素子のバリューチェーンに属する材料、部品ならびにデバイスメーカー企業が有する、今後8年間におけるビジネス機会についての分析を行っています。NanoMarktets社ではOTFT/OFETおよびONVM部品の総計市場規模は2018年までには売上額でほぼ10億米ドルにまで成長すると予測しています。同じ期間内に、こういったOTFT/OFETやONVM素子を使うことによって印刷法で実現できる電子デバイスの市場規模は46億米ドルに達する見込みです。
10年ほど前に、OTFT/OFETやONVMは、一時期先端素材分野の寵児としてもてはやされていました。しかし、広大であるといわれたそれら素子の将来性とは裏腹に、現実は期待はずれなものであったため、初めの頃の空騒ぎはほとんど雲散霧消してしまいました。素材の性能が低く、また当初予想されていたよりも製造がずっと難しく、はるかにコストがかかるものだったからです。しかしながら、今日では状況好転の兆候が現れています。この分野に新たに高い関心とビジネス化への動きがよみがえっており、これにより2014年から2015年といった時期には、より良い素材と製法が使用可能となり、企業間で有効な提携関係が結べるようになり、また新製品の発売によってこの業界全体にわたる信用が高まり、いよいよこの産業が軌道に乗るものとNanoMarkets社では確信しています。
しかしNanoMarkets社では、このビジネスが成功するにはまず、低コスト大量生産の実現を押し止めかねない、未だに残る技術ならびにコストのギャップを供給企業が埋めて見せることが必要であると警告しています。当業界への参入企業は次のような分野に注力することにより競争上の優位性を打ち立てることが可能です。すなわち、まず素材の性能、特に電子移動度の性能向上の分野があります。これはこれまでにも改善が図られてきましたが、今でもさらに高い性能が必要とされています。また、高信頼度で使いやすいインクやコーティングの開発、さらには適切な印刷方式の最適化やそのための溶剤を活用したパターン生成法の最適化といった分野があり、また、これら要素全体をひとつにまとめて、売れる製品をエンドユーザーに届けることのできる、統合化した製造ならびにサプライチェーンの確立も必要となります。
市場調査レポート: OTFT・OFET・有機メモリー市場
OTFTs, OFETs and Organic Memory Markets - 2012
http://www.gii.co.jp/report/nan246748-otfts-ofets-organic-memory-markets.html
出版日: 2012年08月
発行: NanoMarkets
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