大人気「八咫烏シリーズ」外伝最新作最愛の妹をめぐって、男３人が火花を散らす！『ちはやのだんまり』 6月22日（月）より電子書籍で配信

2020-06-19 11:00

文藝春秋電子書籍編集部では、累計130万部を突破した阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」外伝最新作『ちはやのだんまり』を、オリジナル電子書籍として6月22日（月）から発売いたします。

「八咫烏シリーズ」とは

人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる和風ファンタジー。『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少の20歳で受賞した阿部智里さんが毎年1冊刊行し、2017年、第6巻『弥栄の烏』で第1部が完結。第2部の刊行も予定されています。

第1部完結後も、「八咫烏シリーズ」の外伝（短編）が文芸誌「オール讀物」に掲載されています。本編で描かれなかった、主要キャラクターたちの過去や恋模様が明らかになる外伝は「八咫烏」ファン必読の内容。「オール讀物」掲載から1か月後に電子書籍として配信し、今作でついに11作目を迎えました。特にコミック系の電子書店で反響を呼んでいます。

最新作『ちはやのだんまり』の主人公は、第1部の第4巻『空棺の烏』で登場する明留（あける）と千早（ちはや）。明留の友人想いな一面に注目です。前作『はるのとこやみ』から一転、ラブコメ調の微笑ましいエピソードをお楽しみください。

『ちはやのだんまり』あらすじ

西家の御曹司として生まれた明留と、その親友で優秀な近衛・千早の前に現れた、粗末な衣を着た薄汚い若者。名前はシン。
なんと千早の最愛の妹・結が、この若者との交際を認めてほしいという。日頃から無口な千早の代わりに、明留は率先して話を聞こうとするのだが、ぶっきらぼうな態度のシンへの印象は悪くなる一方。慌てる明留の傍ら、肝心の千早は「だんまり」を決め込むばかりで……。（「オール讀物」2020年6月号に掲載）

阿部智里さんからのコメント

八咫烏シリーズ外伝のアイデアはまだまだありますが、この物語は2020年9月発売の第2部第1巻『楽園の烏』発売前の発表ということを踏まえて選びました。今だからこその楽しみ方があります。第2部開始前にぜひご覧ください！

第2部単行本『楽園の烏』9月に刊行決定！

「八咫烏シリーズ」第2部の単行本『楽園の烏』が9月上旬に刊行予定です。
詳細は随時、公式のSNSにてお知らせします。
八咫烏シリーズ公式Twitter
https://twitter.com/yatagarasu_abc

今年9月に文庫化決定！『八咫烏外伝烏百花蛍の章』

2018年5月に刊行された、「八咫烏シリーズ」の番外作品集。
第1部全6巻の壮大な歴史の流れの中、キャラクターたちは一方でどんな人間関係を結び、どんな風に育ち、事件の裏側でなにを思っていたのか。
「しのぶひと」「ふゆきにおもう」「すみのさくら」「まつばちりて」「わらうひと」「ゆきやのせみ」の計6編を収録しています。

電子書籍の商品ページはこちら。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1639083500000000000Q

コミック『烏は主を選ばない』が「イブニング」で連載開始

原作・阿部智里さん、漫画・松崎夏未さんのコンビがさらにスケールアップ！
WEB&コミックアプリ「コミックDAYS」で連載、全4巻で完結した『烏に単は似合わない』に続き、『烏は主を選ばない』が漫画誌「イブニング」（講談社／毎月第2・第4火曜日発売）で連載決定！
2020年8月25日（火）から連載開始します。
詳細はこちら。
https://books.bunshun.jp/articles/-/5530

著者プロフィール

阿部智里（あべ・ちさと）
1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、20歳で松本清張賞を受賞。デビュー作『烏に単は似合わない』以来『烏は主を選ばない』『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』『弥栄の烏』を毎年1冊ずつ刊行、シリーズ最新刊は『八咫烏外伝　烏百花　蛍の章』。さらに、アンソロジー『妖し』（2019年12月刊、文春文庫）に参加。そのほかの著書に『発現』（2019年1月刊、NHK出版）がある。

書誌情報

書名：『ちはやのだんまり』
著者：阿部智里
価格：200円（※電子書店によって異なる場合があります）
配信開始日：6月22日（月）
主要販売電子書店：Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店
商品URL：https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692087600000000000I