夢に向かって走り続ける若者へイタリアンの巨匠よりエール ~コロナに負けるな~

高校生に向けた特別講習を開催

学校法人 村川学園

東京山手調理師専門学校(東京都世田谷区深沢 校長=村川秀夫)にて、新高校3年生を対象とした特別講習を開催した。


この特別講習は、食の業界に進路を決めている学生向けのプログラムとなっている。
そのため、高校生の中にはコロナ渦で将来に不安を抱くなか「将来海外で働きたい」「海外の方と働きたい」と真剣に考えている学生も多くいる。

また、同じ進路を考えている学生同士の仲間づくりを目的ともした特別講習となっている。

カルミネ・コッツォリーノシェフ

【来歴】
1955年 イタリア・カラブリア州生まれ
1978年 日本へ来日
1987年 日本で最初のイタリア人オーナーシェフとして、〈リストランテ・カルミネ〉をオープン


実習の様子

高校生は普段関わる機会のないイタリア人オーナーシェフを目の前に、始めは緊張の様子。

しかしながら、シェフのデモンストレーションを皆立って見学するほど熱心に講習を受けている様子が伺えた。

シェフへの質問も多数飛び交う。
「シェフになるためにはどうしたらいいか」といった学生からの質問に対し、カルミネシェフは「シェフに必要なのは才能ではなく、料理がどれほど好きかどうか、料理に対して夢中になれるかどうか」と、学生に回答をしてくれた。

(左)ペンネとスモークサーモンクリームソース (右)レモンのタルト

実習で作ったメニューはイタリアンの王道ともいえるペンネパスタと、すっきりした味わいのレモンタルト。

学生からは
「パスタはソースが主役ではなく、パスタが主役と教えてもらえて新鮮だった」
「レモンタルトがさっぱりしていておいしかった」
と、普段家で作らない味に驚いた様子であった。

パスタの塩加減や、生地の硬さなど、気候や湿度などの関係で分量通りにいかないことも多く、まずはやってみて調整をしていく、というところが調理ならではの難しさである。

高校生に向けてエール

講習終わりにカルミネシェフより、学生に向けて言葉が送られた。

料理をただ作るだけでなく、たくさん美味しいものを食べて、食材に触れて学び、料理人としての“道”を極めてほしい。
このようなエールを受け、学生たちも、より一層進路活動に意欲的となった一日であった。

現在のコロナ渦では、海外へ行くことはなかなか難しいが、学内で本場イタリア料理をイタリア人オーナーシェフから学ぶことが出来た、とても貴重な機会となった。

東京山手調理師専門学校 概要

〒158-0081 東京都世田谷区深沢8-19-19
東急田園都市線「桜新町駅」西口より徒歩約10 分

東京・⼤阪に4つの調理製菓専⾨学校、1つの保育専⾨学校、そして1つの認定こども園を運営する
学校法⼈ 村川学園が運営。
学園設置 当時から38年以上、常に世界に通⽤する⼈材を育成すべく「実学重視」の教育を実施して
きました。その教育⽅法が⽀持され、今や⽇本の⼤都市 東京・⼤阪、さらに海外の協⼒企業を交えた
学びまでグローバルに展開しています。

東京山手調理師専門学校|「世田谷」にある調理師学校
調理師を目指すあなたに。東京山手調理師専門学校(世田谷)は、日本料理、西洋料理、中国料理まで、少人数実習のもとで現場で活躍できるプロを育てます。
http://yamanote.ac.jp/tokyo/