展覧会「憧れのヨーロッパ旅行」を 京都府立堂本印象美術館にて11月28日より開催

A DREAM TRIP TO EUROPE

京都府立堂本印象美術館は、企画展「憧れのヨーロッパ旅行」を、会期:2020年11月28日(土)~2021年3月28日(日)にて開催いたします。

憧れのヨーロッパ旅行

開催概要

会期  :2020年11月28日(土)~2021年3月28日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(但し、1月11日は開館、1月12日は休館)、
     年末年始(12月28日~1月4日)
観覧料 :一般510(400)円、高大生400(320)円、小中生200(160)円
     (本料金で同時開催の「京都現代作家展」もご覧いただけます)
     ( )は20名以上の団体料金
     65歳以上の方(要公的証明)および
     障害者手帳をご提示の方(介護者1名含む)は無料
主催  :京都府、
     京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、
     京都新聞
助成  :一般財団法人地域創造

◎新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を変更する場合がございます。
ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。

展覧会概要

昭和27年(1952)5月、日本画壇の重鎮として活躍していた堂本印象はヨーロッパへ旅立ちました。当時、印象は、京都から特急列車で東京へ向かい、羽田からプロペラ飛行機で約50時間かけてイタリア・ローマに到着した後、さらにフランス、スペイン、ドイツ、スイスなどを訪問しました。印象は約半年間の滞在中、西洋古典美術のみならず現代美術の動向にも直に触れ、自身の今後進むべき道を確信して帰国しました。
本展では、帰国後に発表した《メトロ》や《窓》のほか、ヨーロッパ滞在中に描いた現地のスケッチ画、油彩画など、ヨーロッパ旅行に関連して制作された作品を紹介します。還暦を過ぎて、ようやく叶った憧れのヨーロッパ旅行で印象が目にした様々な風物をともに味わっていただければ幸いです。

展覧会のみどころ

◎印象、ヨーロッパへ行く
若い頃の印象は、家計を支えるために染織デザインの仕事をしながら絵を学んでいたため、なかなかヨーロッパに行って、現地の美術を見学するチャンスがありませんでした。
しかし、60歳を過ぎてから、ようやくヨーロッパを旅する機会を得ます。現地で描いたスケッチや油彩画からは、念願のヨーロッパで高鳴る心のうちが伝わってきます。
世界的な新型コロナウイルスの流行で海外への渡航が難しくなった今、展覧会を通じて旅行気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

◎新しい日本画を目指して
ヨーロッパ旅行で刺激を受けた印象は、帰国後《メトロ》や《窓》を発表します。形態のデフォルメや簡略化といった造形的な表現に取り組んだこれらの作品には、新しい日本画を模索する印象の意欲がよく表れています。また、旅行中に鑑賞したピカソやルオーの陶芸作品に影響を受け、工芸という新たなジャンルにも本格的に挑戦しました。

主要出品作品 すべて堂本印象作、京都府立堂本印象美術館蔵

《ベニスのグランカナル》 1952年
《メトロ》 1953年
《ローマの宿の朝》 1952年
《ピガール(モンマルトル)『美の跫音』(挿絵)》 1952年
《アルゼリヤの女》 1954年

同時開催

京都現代作家展

2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日)
vol.13 三瀬夏之介「おにの神さん/奇景」

2021年1月26日(火)~3月28日(日)
vol.14 山田伸「美への胎動」

問い合わせ先

京都府立堂本印象美術館
〒603-8355 京都府京都市北区平野上柳町26-3
TEL   : 075-463-0007
HP   : https://insho-domoto.com
アクセス: 京都市バス「立命館大学前」下車すぐ

堂本印象 《ベニスのグランカナル》 1952年 京都府立堂本印象美術館蔵
堂本印象 《メトロ》 1953年 京都府立堂本印象美術館蔵
堂本印象 《ローマの宿の朝》 1952年 京都府立堂本印象美術館蔵
堂本印象 《ピガール(モンマルトル)『美の跫音』(挿絵)》 1952年 京都府立堂本印象美術館蔵
堂本印象 《アルゼリヤの女》 1954年 京都府立堂本印象美術館蔵
ジャンル:
エンタメ
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