10代、20代「性加害やハラスメント行為をした人は 排除されるべき」7割弱 あしたメディア by BIGLOBEが 「若年層の意識調査」第2弾を発表  ~「キャンセルカルチャーは必要」6割、 「キャンセルのルール化が必要」7割~

 BIGLOBEは社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、主に若年層を対象とした意識調査を実施しました。本日、第2弾として「キャンセルカルチャー(*)についての意識」に関する調査結果を発表します。

あしたメディア by BIGLOBE

 本調査は、全国の18歳から69歳までの男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2022年9月8日~9月9日、調査方法はインターネット調査です。

 *:キャンセルカルチャーとは
社会的に見て「良くない」とされる行いや不祥事を起こした個人や企業を排除する動き。

  1. 10代、20代の7割弱が「性加害やハラスメント行為をした人は排除されるべき」と回答
     全国の10代(18歳、19歳)と20代の男女600人に、「“性加害やハラスメント行為をした人は排除(キャンセル)されるべきだ”と思うか」と質問したところ、「思う」「やや思う」の合計は66.3%となった。
【10代、20代】問題を起こした人は排除されるべきか

 10代、20代を男女別で見てみると、10代女性は「思う」「やや思う」の合計が78.0%となった。10代女性が特に性加害やハラスメント行為に対して厳しい考え方を持っている結果となった。

【10代、20代男女】問題を起こした人は排除されるべきか

 同じ質問を10代~60代の全ての年代で調査したところ、「思う」「やや思う」の割合が一番高かったのは40代の82.0%という結果となった。続いて60代の81.0%。3番目に10代と50代が74.0%と続いた。

 なお、「思う」という回答だけを見ると、10代が41.0%となり、他の世代を大きく引き離した。

【全世代】問題を起こした人は排除されるべきか
  1. 10代の7割が「排除(キャンセル)された人は、被害者が許すまで社会復帰をすべきではない」と回答
     全国の10代(18歳、19歳)と20代の男女600人に「“排除(キャンセル)された人は、被害者が許すまで社会復帰をすべきではない”と思うか」と質問したところ、「思う」「やや思う」をあわせた回答は、62.7%となった。特に10代は「思う」「やや思う」をあわせた回答は70.0%と高い割合となった。
【10代、20代】被害者が許すまで社会復帰すべきではない

 この質問でも10代女性は「思う」「やや思う」をあわせた合計は72.0%と高い割合となった。

【10代、20代男女】被害者が許すまで社会復帰すべきではない

 10代~60代の全ての年代で見ると、「思う」「やや思う」の割合が一番高かったのは60代の73.0%という結果となった。また、ここでも「思う」だけを見ると10代が42.0%で一番高い割合となった。

【全世代】被害者が許すまで社会復帰すべきではない

 また、「社会は排除(キャンセル)された加害者に対して厳しすぎると感じるか」との質問には、「感じる」「やや感じる」をあわせた回答は10代が35.0%、20代が39.2%と他の年代と比べて高い結果となった。
 10代、20代は、「被害者が許すまで社会復帰をすべきではない」と考えている割合が多い一方で、排除(キャンセル)される風潮について厳しすぎると感じている割合が他の世代よりも高いという結果となった。

社会は加害者に対して厳しすぎると感じるか
  1. 「性加害やハラスメント行為をした人が社会復帰した場合、以前と同じ気持ちで応援できる」のは約4割
     全国の10代(18歳、19歳)と20代の男女600人に「性加害やハラスメント行為をした人が社会復帰した場合、以前と同じ気持ちで応援できるか」と質問したところ、「できる」「ややできる」を合わせた回答は、42.7%と半数を割った。特に10代は34.0%と低い割合となった。
キャンセルされた人を応援できるか(10代、20代男女別)

 10代~60代の全ての年代をみても、「できる」「ややできる」と回答した割合は5割以下であった。一度キャンセルされた人が悪いイメージを払拭するのは相当難しいことが伺える。

【全世代】復帰したら以前と同じように応援できるか

 一方で、「(正当な理由でも)自分が好きな人や企業がキャンセルされることには反対か」という質問には「反対だ」「やや反対だ」をあわせた回答は、10代が46.0%、20代が42.6%という結果となった。

【10代、20代】自分の「推し」が排除されることには

 男女別でみると、男性の方が「反対だ」「やや反対だ」の割合が高くなった。

【10代、20代男女】自分の「推し」が排除されることには

 30代以降の全ての年代が「反対だ」「やや反対だ」の割合が32~33%という割合に対して、10代は46.0%、20代は42.6%と約10%の差となった。
 10代、20代は自分の「推し」がキャンセルされることには「反対」「やや反対」の割合が他の年代より高い結果となった。

【全世代】自分の「推し」が排除されることには
  1. 「“キャンセルカルチャー”は必要だ」約6割、ただし「排除(キャンセル)のルール化が必要だ」約7割
     全国の10代(18歳、19歳)と20代の男女600人に「“キャンセルカルチャー”は必要と思うか」と質問したところ、「思う」「やや思う」を合わせた回答は63.7%となった。
【10代、20代】キャンセルカルチャーは必要か

 男女別で見ると、10代女性が76.0%と高い割合となった。

【10代、20代男女】キャンセルカルチャーは必要か

 10代から60代の全ての年代別でみると、「思う」「やや思う」の割合が一番高かったのは40代で75.0%、次いで60代の74.0%という結果となった。

【全世代】キャンセルカルチャーは必要か

 一方、「排除(キャンセル)のルール化が必要と思うか」という質問をしたところ、10代、20代の「思う」「やや思う」を合わた回答は68.0%となった。
 キャンセルカルチャーは必要だと思う一方、度を越した排除にならないようにルール化が必要と考えている人の割合もほぼ同じという結果となった。

【10代、20代】キャンセルカルチャーのルール化は必要か

 男女別でみると、女性の方が「思う」「やや思う」の割合が高いという結果となった。

【10代、20代男女】キャンセルカルチャーのルール化は必要か

 全ての年代でみると、「思う」「やや思う」の割合が一番高かったのは40代と60代で82.0%であった。
 「キャンセルカルチャーは必要」としている年代と「キャンセルのルールが必要」と考えている年代が一致するという結果となった。

【全世代】キャンセルカルチャーのルール化は必要か

調査概要

・調査名 :「あしたメディア by BIGLOBE」若年層の意識調査
・調査対象:全国の18歳から69歳までの男女1,000人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2022年9月8日~9月9日

 BIGLOBEでは、社会を前進させるための情報発信をおこなうオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、社会が直面している課題と解決に向けた動きを提示しています。今後も、若年層向けの調査を行ってまいります。
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 キャンセルカルチャーとは? その意味と事例、問題点を解説
https://ashita.biglobe.co.jp/entry/2022/08/16/110000

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