WEF技術開発、コンパクト活性酸素分解装置年末に発売予定。 老健施設、小型食品スーパーに朗報。

 空気中の酸素から活性酸素を生成する特許技術を利用した製品開発を手掛けるWEF技術開発株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:青山 章)は、汚れた紙おむつ対策に悩む老健施設や発泡スチロール、ビニールが多量に排出する小型食品スーパーを対象に、保管場所やニオイを気にすることなく、いつでも投入、最終含有無機物(セラミック)だけに減容化させることが出来る小型処理装置を今年年末から発売予定で、10月から購入予約を受け付ける。

■難分解なゴミ対策としての活性酸素処理
 人間が捨てたごみは菌や微生物が分解して、今までは循環してきた。ところが石油由来の製品が出回ってくると、その多くは微生物では分解できない難分解なゴミとなり、最終的には水中では発がん性物質またはマイクロプラスチックとして浮遊し、世界的な問題となっている。
 この難分解有機物(ゴミ)を分解できるのは活性酸素しかないといわれて世界中で活性酸素生成・分解の研究がされてきたが、現在大気中で多量の活性酸素(ヒドロキシラジカル)を生成させ、それを組込んだ処理装置を製造・販売しているのはWEF技術開発しかない。水中の難分解性有機物を易分解させる装置や、外来水草、ホテイアオイの強固な細胞壁を瞬時に分解してリサイクルする装置を提供してきたが、費用対効果からリサイクルが難しい紙おむつ、医療廃棄物、汚れたビニール類の原子結合を分解して、ガス化減容させる装置も一昨年から販売している。
 製造工場ではCO2削減、SDGs達成から排出する廃棄物削減に取組んでいるところが多く、個体有機物活性酸素処理装置は引合いが非常に多く、そのため大型処理装置(3.0㎥、1.0㎥)に注力してきたが、最近小型処理装置の需要が増えてきたので、今年初めから開発し、9月から製作をスタートさせた。

■0.5㎥処理装置「Polaris0.5」概要
 1)処理能力:乾燥個体有機物0.5㎥処理/6時間
 2)形状:幅1000×奥行700×高さ700㎜
 3)投入:2重扉方式
 4)熱源:電気(三相、200V、最大1kw:スタート時のみ)
 5)白煙、臭い処理装置付き
 6)本体重量:400㎏前後
 7)販売想定価格:700万円
 ※女性でも安全に投入・処理できる設計にしています。

「Polaris0.5」
「Polaris0.5 」背面

■活性酸素分解のメカニズム
 活性酸素(ヒドロキシラジカル)は常温で有機物のC-C(炭素-炭素)結合を分解しますが、C-H(炭素-水素)結合は分解できません。そこで個体有機物を分解・減容化する場合は、活性酸素で分解できるところまで加熱してからC-H結合を分解します。

「Polaris0.5 」構造
活性酸素による個体有機物メカニズム
燃焼との違い(燃焼)
燃焼との違い(活性酸素熱分解)

 燃焼と同じヒドロキシラジカル(OHラジカル)による連続酸化反応だが、スタートが燃えているかそうでないかで、燃やさなくとも分解させることが出来る。

■処理試験結果
 「Polaris1.0」での試験結果写真添付します。ほぼすべての個体有機物ゴミは6時間前後で分解します。

活性酸素処理の実際

スタート時だけ250℃前後に加熱しますが、分解が始まると原子結合分解が発熱反応ですので、追加エネルギー不要で、低温で燃えることなく分解減容化します。

■購入のお申込み、ご相談
 ・WEF技術開発株式会社
 ・TEL:077-549-8015
・Mail:info@aoyama-wefit.com

■会社概要
商号  : WEF技術開発株式会社
代表者 : 代表取締役 青山 章
所在地 : 滋賀県大津市堂1-19-15
設立  : 2016年7月
事業内容: 水処理、廃棄物リサイクル、Mg関連技術開発、販売
URL   : https://aoyama-wefit.com
      https://mgwaorld.aoyama-wefit.com (マグネシウムワールド)

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