「花咲舞」＋「これは経費で落ちません」の面白さ！電子オリジナル小説『お局美智』シリーズ最新作『お局美智6　汚れた異動辞令』が配信開始

2019-10-11 09:30

　2017年12月に、株式会社文藝春秋が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボすることで始まった「週刊文春」小説大賞。その第１回大賞受賞作品に選ばれた『お局美智』（明日乃著）は、その後電子書籍オリジナル作品として配信され、大きな反響を呼びました。

　2018年に続編となる『お局美智2　姿なき愛人』を発表。その後も『お局美智3　You're fired!』、『お局美智4　キャット・パニック！』、『お局美智5　緑中央銀行の錬金術師』と続々と刊行し、一躍人気シリーズへと成長しました。

　そして10月11日、待望の第6作目が新たに発売されます。今回も電子書籍オリジナル作品となります。

『お局美智』は、中堅企業「NOMURA建設」の経理課に勤める普通のOL・佐久間美智が、ハイテク盗聴システムを用いて社内にはびこる横領や不正に陰ながら立ちむかう物語です。
　第6作となる今作では、経理一筋18年の美智が突如、新規事業の部署に異動となります。その背景には、社内で蠢くさまざまな思惑と策略が──。

　コトの発端は、NOMURA建設が所有するシェアハウスの居住者が、病気で倒れているのが発見されたことでした。一命はとりとめたものの、会社としての対応の遅れが役員会で問題になりました。監査役の片桐瑞穂は社内に対策チームを作ることを提案、その担当者に美智を指名したのです。

　ライバル企業との合併を目論む片桐にとって、数字に明るい美智は目障りな存在。この機会に経理から追い払い、難しい仕事を押しつけて失脚させようと目論んでいたのでした。“お局美智”は、この難関をどう切り抜けるのか？

　新たな展開が始まり、ますます快調なシリーズ第6作。是非、シリーズ既刊とあわせて、美智の活躍をお楽しみください。

著者プロフィール■

福島県安達郡（現、二本松市）出身。法政大学卒業。
2017年、第1回「週刊文春」小説大賞受賞。受賞作「お局美智」は「週刊文春」誌上に2週にわたって掲載されたほか、文藝春秋から電子書籍として配信された。2018年には続編となる『お局美智2　姿なき愛人』を発売。以降、『お局美智3　You’re fired!』、『お局美智4　キャット・パニック！』、『お局美智5 緑中央銀行の錬金術師』とシリーズは続き、本作が6作目となる。
現在、福島県福島市在住。