人と農をつなぐ「援農士」資格で、あなたらしい農との関わり方を実現！ 新たな認定プログラムが3月からスタート
「自産自消のできる社会をつくる」を理念に掲げる農業ソーシャルベンチャー、株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役：西辻一真)は、2025年に「援農士※1」認定制度を立ち上げます。農業者の作業を手伝う仕組みである援農を通して、卒業生同士が高め合い支え合うことを目的とした制度です。
新認定制度立ち上げに伴い援農の輪をさらに広げるため、当社運営のアグリイノベーション大学校で「援農士」を育成する「援農ステップアッププログラム」も2025年3月より新しく開講します。
※1 援農士とは、株式会社マイファームが認定する「農の支え手」を指します。
■農業界の課題と援農士の可能性
現在、農業界では農業従事者の減少と高齢化が深刻な課題です。
他方、近年では若者を中心に地方で農業者のサポートをしながら旅をするスタイルが人気となるなど、新しい農との関わり方※2※3が注目されています。
農林水産省※4も農業就業人口が減少する中で、就農や副業の可能性を考える未経験者層の存在に新しい農の担い手としての役割を期待しています。
出所：農林水産省「令和3年度食料・農業・農村白書」掲載のデータより作成
※基幹的農業従事者…ふだん仕事として主に自営農業に従事している者
「援農」は、従来から農作業を手伝うボランティアとして取り組まれてきました。しかし、「援農者の技術不足」「受け入れミスマッチ」「受け入れの準備・手間」など課題が多く、効果は限定的でした。これらは、援農をしたい人材が適切な知識や技術を学ぶ機会が乏しいことに起因します。
これらの状況を踏まえ、当社が培ってきた農業教育ノウハウを用いて、援農に挑戦したい方が楽しみながら本格的に学べるカリキュラムを設計し、その卒業後には「援農士認定」が取得できる制度を整えます。
【参考※2】農林水産省 女性が変える未来の農業推進事業 女性の活躍推進対策 事例「全国を飛び回るフリーランス農家という働き方 【小葉松 真里さん】」
(https://myfarm.co.jp/women/pickup/detail/?p=3252)
【参考※3】朝日新聞デジタル 農家に助っ人「おてつたび」10都道府県から20人
(https://www.asahi.com/articles/ASS4R40W6S4ROXIE028M.html)
【参考※4】農林水産省webマガジン『aff』2024年8月号特集「変わる農業の働き方（1日や数時間からでも働ける！援農・副業から始めよう）」
（https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2408/spe1_03.html#main_content）
■新コース 援農ステップアッププログラムについて
「援農ステップアッププログラム」は、「援農士」認定制度に合わせて開講する農業未経験者・初心者向けのプログラムです。これまでに2400名以上が受講した独自カリキュラムを活用し、農業の基礎知識と実践スキルを学びます。また、修了後も専用コミュニティに所属し、農業についての情報交換やコミュニティ内での援農を通してスキルアップと関係づくりが可能です。
◆援農ステップアッププログラムの概要
目指したい援農士としての習熟度に合わせて2つのコースをご用意しております。
【農業エントリーコース：援農士3級認定対象】
援農に必要な知識とスキルを身につけ、農家や地域を支える援農士を目指すコースです。
農業の知識がなくても安心して農場での研修などに参加できます。
・受講料：179,630円（税込）
・定員：なし
【援農士コース：援農士2級認定対象】
農業エントリーコースの内容に加え、プロの農業者の指導を受け、援農に必要な知識となる実践的なスキルを身につけるコースです。実習の中で、援農に役立つ観察力・思考力を培います。
・受講料：278,630円（税込）
・定員：各農場10名
※カリキュラム詳細は別紙「援農ステップアッププログラムチラシ」をご覧ください。
チラシはこちらからダウンロード
◆援農ステップアッププログラム募集スタート
2025年3月開講（募集締切2025年2月28日）の援農ステップアッププログラムの募集を開始します。当校各農場およびオンラインで説明会を開催しています。日程やお申込み方法は下記当校WEBサイトからご覧ください。
◆同時募集中の課程・コース
2025年3月開講の農学部基礎課程（アグリチャレンジ・アグリスタンダード・アグリビジネスの各コース）、オンライン課程（技術・経営コース）も募集もおこなっています。援農ステップアッププログラムより本格的に学びたい方は、アグリスタンダード・アグリビジネスコースがおすすめです。
◆早期入学特典
2025年1月31日までに入学された方には、農場実習・オープンデイ参加の必需品「ツールポーチ」と自分が育てた野菜を持ち帰る「エコバッグ」の早期入学特典があります。
■アグリイノベーション大学校とは
「働きながら農業を学びたい」という声に応え、2011年に全国に先駆けて開校した社会人向け週末農業学校です。有機栽培での農場実習に加え、技術や経営に関する講義を通じ、働きながら農業を体系的に学べるカリキュラムを提供しています。農業学校に求められる要素を網羅し、総合力の高い教育内容が特長です。13年間で2,400人以上の農業人材を輩出し、就農・アグリビジネス・ライフスタイルと多様な農業人生を歩む卒業生が、相互に関わりながら農業界を盛り上げています。
■お問い合わせ
アグリイノベーション大学校運営事務局（担当：元田）
お電話：050-3450-1080（関東）／050-3450‐0229（関西）
メール：info@agri-innovation.jp
WEB：https://agri-innovation.jp/
【プレスリリース添付資料（PDF）】
【チラシ（PDF）】
会社概要
株式会社マイファーム (https://myfarm.co.jp/)
本社所在地：〒600-8216 京都市下京区東塩小路町607番地 辰巳ビル1階
代表者 ：代表取締役 西辻 一真
設立日 ：2007年9月26日
資本金 ：497,500,000円
事業内容 ：耕作放棄地の再生及び収益化事業／体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)／農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)／農産物生産事業および企業参入サポート／流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)
