近大ICTメロンを使用したオリジナルケーキ 農学部生と人気洋菓子店シェ・アオタニによる共同開発第2弾
近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、人気洋菓子店シェ・アオタニ(大阪府東大阪市)と共同で、学生が「なら近大農法」(ICT農法)で栽培した「近大ICTメロン」使用のオリジナルケーキを開発しました。昨年大好評だった「幸せを運ぶメロンケーキ」シリーズの第2弾として、令和4年(2022年)7月8日(金)から、「近大ICTメロンケーキボトル」を期間・数量限定で販売します。
【本件のポイント】
●奈良キャンパス内のICT設置温室で農学部生が栽培・収穫した「近大ICTメロン」を使い、人気洋菓子店とオリジナルケーキを開発
●農学部生は最新のICT設置温室で近大ICTメロン栽培のノウハウを学ぶ
●「実学教育」を理念に掲げる大学として、農学部生が農業の6次産業化を「実学」で学ぶ
【本件の背景】
近畿大学農学部は、少子高齢化に伴う農業従事者の減少や休耕地・耕作放棄地の増加などの社会問題を解決するため、奈良県と連携して「農の入口」モデル事業を展開し、「なら近大農法」(ICT農法)を利用した栽培管理方法の確立を目指しています。
一般的に、農業は個人の経験や勘に頼ることが多く、所得確保の不安定さが問題とされています。農作物の栽培に必要な温度調整などの管理にICT(情報通信技術)を導入することで、農業初心者でも容易に栽培管理することが可能となります。
平成29年度(2017年度)から農学部農業生産科学科(アグリ技術革新研究所兼務)教授野々村 照雄が中心となり、農学部生とともに「なら近大農法」を用いて「近大ICTメロン」を栽培しています。
【本件の内容】
今回販売する「幸せを運ぶメロンケーキ」シリーズ第2弾の「近大ICTメロンケーキボトル」は、「近大ICTメロン」をふんだんに使用し、ココナッツムースやメロンゼリーなどとともに、いま人気のスイーツボトルに詰めたものです。上から1層目がココナッツムース、2層目がメロンゼリー、3層目が生クリームとスポンジの3層構造になっており、それぞれの食感を楽しむことができます。また、メロンを丸くくり抜いたものがぎっしり10個入っており、人工着色料や香料も一切使用していないため、メロンそのものの味を満喫できます。
【販売概要】
販売開始:令和4年(2022年)7月8日(金)9:30開店
※ 販売期間は約2週間を予定しており、メロンがなくなり次第終了となります。
※ メロンの成熟具合により、1日あたりの販売個数が変更となる場合があります。
場 所:シェ・アオタニ
(大阪府東大阪市西石切町1-5-37 ベルデ石きり1F)
(近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩約5分)
自動販売機(創作石切菓子「展」店頭)
(大阪府東大阪市西石切町1-11-1)
(近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩約5分)
お問合せ:シェ・アオタニ TEL(072)982-7546
【商品詳細】
商品名 :近大ICTメロンケーキボトル
販売価格:950円(税込)
販売個数:1日30個(予定)
商品名 :近大ICTメロンケーキ "プレミアムメロンの森"
販売価格:1,850円(税込)
販売個数:1日25個(予定)
※ "プレミアムメロンの森"は、「幸せを運ぶメロンケーキ」シリーズ第1弾として昨年販売し、大好評を受けて今年も販売するものです。
【"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト】
近大ICTメロンは、「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」の一環として、農業分野の一連の過程にICTやIoT(モノのインターネット)を導入することで、コロナ禍でも安全かつ安心な農作物を消費者に提供することを目指して生産されています。
「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」とは、近畿大学が令和2年(2020年)5月から実施しているもので、世界で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症について、医学から芸術までの研究分野を網羅する総合大学と附属学校等の力を結集し、全教職員から関連研究や支援活動の企画提案を募って行っている全学横断プロジェクトです。これまでに126件の企画提案が採択され、約2億3千万円の研究費をかけて実施しています。
【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 教授 野々村 照雄(ノノムラ テルオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html