国際女性デー「HAPPY WOMAN AWARD」、 団体スポーツで初めてKYOJO CUPが受賞
~女性の力で切り開く未来、モータースポーツ界に新たな風~


女性限定のレースシリーズ「KYOJO CUP」(株式会社インタープロトモータースポーツ、代表:関谷正徳)が、この度「第9 回国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025」において、企業部門賞「女性応援ブランド賞」を受賞しました。団体スポーツでは初の受賞となり、2017年にスタートして以来、女性のエンパワーメントで業界の活性化に取り組んできたKYOJO CUPの活動が高く評価された結果となります。
KYOJO CUPは、「モータースポーツの中に女性が輝ける世界をつくる」ことを目標に、男性主体で形成されてきたモータースポーツ界に新たな価値観を提示してきました。多くの女性ドライバーがレースに真剣に向き合い、ライフステージの変化に左右されず、持続可能にキャリアを構築していく環境づくりに取り組んでいます。現在でも、高校生ドライバーや3児の母、米国でインフルエンサーとしても活躍する選手など、さまざまな職業や経歴を持つ女性ドライバーが参戦しています。
2017年の開幕戦では13名だった参戦ドライバーも、2024年の最終戦には史上最多の37名がエントリー。昨シーズンの延べ参戦人数は40名を記録し、多くのファンが感動する魅力あるレースを展開するまで成長を遂げました。
ここまで8シーズン、モータースポーツ界で女性のエンパワーメントを目指し続けてきた活動と、それを支えてきたファンの皆様のご支援が、HAPPY WOMAN実行委員会に高く評価していただけたことに心より感謝いたします。
この受賞をきっかけに、さらに多くの人々に女性レーシングドライバーの活躍を応援していただき、さらには女性ドライバーが育つことでモータースポーツ界、ひいては自動車業界にも大きく貢献できる可能性があることを感じていただければ幸いです。
授賞式は、3月6日(木)にウェスティンホテル東京で開催される「第9 回国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025 」にて行われます。当日は関谷正徳プロデューサーと関谷葉子ディレクターが表彰され、KYOJOドライバーが出席する予定です。
HAPPY WOMAN AWARDとは
環境変化が激しい現代において、世界レベルで持続可能な社会づくりが求められているいま、国連が2015年に採択した「2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)」を支援し、「女性のエンパワーメントとジェンダー平等社会の実現」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会が制定しているアワードです。
持続可能な社会づくりに貢献し、更なる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」と、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」の2部門が設定されています。
関谷正徳プロデューサーコメント
「国際女性デー『HAPPY WOMAN AWARD』の女性応援ブランド賞に選んでいただき、大変名誉で光栄に思います。心より感謝申し上げます。
『モータースポーツの中に女性が輝ける世界を作る』。この思いで2017年にKYOJO CUPを立ち上げました。今回の受賞が今後さらに活動を広げていくためのきっかけの一つとなり、KYOJO CUPが大きく前進することを嬉しく思っています。
自動車という道具を使うモータースポーツは、なかなかスポーツであるという理解を得にくい競技です。
しかし、極限状態の中で自らの身体能力を発揮して運転技術を競うことはまさにスポーツといえます。
自動車産業は日本の基幹産業です。その自動車を使ったスポーツに、より多くの女性に参画してもらうことは、日本にとっても大切なことです。KYOJO CUPが世界中の女性の目標となる競技へと成長していくことを目指し、さらに尽力していきたいと思います」