中垣 隆雄 経済産業省「カーボンリサイクル技術ロードマップ」委員招聘 CCUSにおけるCO2分離・回収技術の現状、課題と今後の展望【JPIセミナー 4月07日(木)開催】

【会場受講】又は【ライブ配信受講】をお申込の場合は、セミナー終了3営業日後から、4週間何度でもアーカイブもご視聴いただけます。

日本計画研究所は、早稲田大学 理工学術院 教授 中垣 隆雄 氏を招聘して下記の通りセミナーを開催いたします。
◆セミナー終了後(アーカイブご視聴後)、講師へのご質問やお取次ぎもさせて
 いただきます。
◆講師やご参加者同士での人的ネットワークが構築され、新たなビジネスの創出
 に、大変お役立ていただいております。

中垣 隆雄 経済産業省「カーボンリサイクル技術ロードマップ」委員招聘 CCUSにおけるCO2分離・回収技術の現状、課題と今後の展望

~脱炭素困難部門の対策 無機系CCUの先行的社会実装~

〔講義概要〕

低稼働率の調整力電源、鉄鋼、セメント、溶融炉、廃棄物、重量長距離輸送など脱炭素困難部門を中心に、2050年CO2排出正味ゼロの達成は、再生可能エネルギーの大量導入だけでは極めて難しいことから、グリーン成長戦略の技術分野の一つであるCCUSに注目が集まっている。特に、CO2分離回収の世界市場は2040~50年には年間10兆円を超える規模に成長すると見込まれているが、日本は現時点では世界シェアで優位な立場にあり、研究開発力が特許庁の調査でも裏付けられている。本講演ではCCS/CCUの位置づけと、CO2分離回収の体系的な整理を踏まえた技術的な現状と将来展望について総括的に解説していく。

〔講義項目〕

1.エネルギートランジションにおけるCCUSの位置づけ
 (1)エネルギーシステムのあり方,メガトレンド,日本の制約
 (2)再生可能エネルギー主力化の課題と対策の本質
 (3)炭素フローの概観,人為起源CO2排出の構造
 (4)脱炭素困難部門の対策
 (5)カーボンリサイクル技術ロードマップ
2.CCUSのコスト
 (1)世界のCCSの展開状況,コスト構造概観
 (2)Low hanging fruitの例
 (3)国内の実証規模,船舶輸送
 (4)事業ステージとコスト
3.CO2分離回収技術の整理
 (1)分離回収技術のロードマップ,特許調査
 (2)CO2分離回収とその選択の方法
 (3)分離にかかるエネルギーとコスト
 (4)分離回収技術総覧
  ①アミン吸収液の事例
  ②熱統合システム,アミン液劣化の研究
  ③固体吸収材,高温吸収セラミックス
  ④物理吸着,物理吸収
  ⑤酸素燃焼(Oxyfuel),Allam cycle
  ⑥Chemical-looping combustion
  ⑦分離膜の現状,電気化学的分離
  ⑧直接空気分離 Direct air capture
4.CO2分離回収・直接固定技術
 (1)地下貯留の炭酸塩固定
 (2)スラグ利用固定化技術
 (3)廃かん水利用固定化技術
 (4)Negative Emission Technologies
5.関 連 質 疑 応 答
6.名 刺 交 換 会 
■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立て下さい。
■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心下さいませ。

〔講  師〕

早稲田大学 理工学術院 教授
創造理工学部 総合機械工学科
博士(工学)技術士(機械部門)
中垣 隆雄 氏

〔開催日時〕

2022年04月07日(木) 13:30 - 15:30

〔会  場〕

JPIカンファレンススクエア
東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL:03-5793-9761
FAX:03-5793-9766

〔参 加 費〕

▶︎【会場 または ライブ配信受講】
 1名 : 33,750円(資料代・消費税込)
 2名以降 : 28,750円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
▶︎【アーカイブ配信受講のみ】 1名 : 33,750 円 (資料代・消費税込


〔詳細・申し込み〕

〔ライブ配信・アーカイブ配信について〕

【お問合せ】

JPI 日本計画研究所
〒106-0047東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL.03-5793-9761  FAX.03-5793-9766
URL  https://www.jpi.co.jp

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