ナンセンス絵本の名手・岡田よしたかの最新刊 『フルーツパフェをちゅうもんしました』発売

くりかえしのリズムが笑いを誘う、忘れんぼう主人公の意外な結末

『フルーツパフェをちゅうもんしました』書影
『フルーツパフェをちゅうもんしました』書影

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年4月22日に『フルーツパフェをちゅうもんしました』(岡田よしたか作・絵/税込 1540 円)を発売しました。本書は、『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社)で第3回リブロ絵本大賞に輝くなど、関西弁を話すユーモラスなキャラクターと独創的なストーリーが、子どもだけでなく大人にも人気の絵本作家・岡田よしたかさんの最新刊。フルーツパフェの前に座ると「あ、そうや!」と用事を思い出すリピート感が笑いを誘う、岡田よしたかワールド全開のナンセンスユーモア絵本です。

いつか描こうと決めていたお気に入りキャラ「ヨージさん」

岡田さんは、関西弁で繰り出される奇想天外なストーリーで、子どもだけでなく大人も笑わせてきました。42歳でデビューする前には、保育園勤務の経験も持つ絵本作家です。本書について、「どうしても出したかったお話」と強い思い入れを抱いています。その理由は、主役であるヨージさんが「こんな人居ったら面白い」と、長年温めていたお気に入りのキャラクターだからです。

リズム感と予想合戦で、読み聞かせが盛り上がる

忘れんぼうのヨージさんは、フルーツパフェを注文したのに、次から次へと用事を思い出して、なかなかフルーツパフェを食べることができません。ヨージさんの姿は、予定を忘れてしまったり、忘れ物をしたことがある人なら誰しも共感するはず。また、「あっ わすれてた」「ようじ おもいだした」など、繰り返すリズムは子どもたちの大好物です。ヨージさんは一体どこまで行ってしまうのか、いつになったらフルーツパフェを食べることができるのか、結末を予想し合うなど、いろいろな楽しみ方で読み聞かせを盛り上げることができます。

フルーツパフェを注文したあと、用事を思い出して店を出るヨージさん(本文より)
フルーツパフェを注文したあと、用事を思い出して店を出るヨージさん(本文より)
用事が済んだと思ったら、また用事を思い出します(本文より)
用事が済んだと思ったら、また用事を思い出します(本文より)

『フルーツパフェをちゅうもんしました』について

著者

岡田よしたか(おかだ・よしたか)

1956年、大阪生まれ。著書に、『特急おべんとう号』(福音館書店)、『ちくわのわーさん』『こんぶのぶーさん』『うどんのうーやん』(以上、ブロンズ新社)、『くしカツさんちは まんいんです』『だいこんさん おふろに はいる』(以上、PHP研究所)、『ハブラシくん』(ひかりのくに)などがある。奈良県在住。2012年『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社)で、第3回リブロ絵本大賞を受賞

書誌情報

タイトル:フルーツパフェをちゅうもんしました
著者:岡田よしたか         
定価:1540円(10%税込)   
発売日:2024年4月22日
対象:4、5歳から
判型:B5判変型上製
ページ数:32頁         
ISBN:978-4-569-88165-2
発行:株式会社PHP研究所


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