【名城大学】ヨット部が6月4日~イタリア・ガルダ湖で開催する世界大学セーリング選手権大会に日本代表で出場決定

本学ヨット部がイタリア・ガルダ湖で6月4日~11日に開催される「FISU(国際大学スポーツ連盟)デゼンツァーノ2024世界大学セーリング選手権大会」に、日本代表として出場することが決定しました。

ポイント

・本学ヨット部は1950年に創部し、最後のインカレ(全日本選手権)団体戦出場が25年前(1999年)で、部員の世界大会出場も23年ぶり
・部員1人の廃部の危機を乗り越え、現在は現役学生部員(2~4年生)23人で、毎週土・日曜日に愛知県蒲郡市の海陽ヨットハーバーで練習
・世界大学セーリング選手権大会は世界14カ国の16チームが参加し、「ドルフィン81」という艇種を使用して男女混合の4~6人が乗り込み、多数のヨットが一斉にスタートする「フリートレース」方式のレースで競う

経緯

本学ヨット部は2024年3月に愛知県豊川市の三河みとマリーナで開催された「セイル・オン 第12回JYMA選抜大学対抗&U25 マッチレース」に初めて出場。5~6人乗りのヨットで1キロのコースをマッチレースで争う大会で、出場12チームの多くは大学ヨット部の卒業間近の4年生や卒業生によるチームでしたが、本学ヨット部は3、4年生の現役学生(4年生は1人)だけで大会に臨み、見事に決勝に進出しました。

大学入学後から競技を始めた部員ばかりで、普段は2人乗りの470級とスナイプ級を練習している「初心者軍団」の本学ヨット部。これに対し、決勝戦の相手は経験者がそろった慶応大学で、強風下で行われたレースの第2戦ではスタートで風下位置から慶応大学にペナルティを取るなど善戦。最後に逆転を喫して準優勝に終わりましたが、優勝した慶応大学が世界選手権出場の権利を辞退したため、本学ヨット部の出場が決まりました。

世界選手権出場メンバー

横井誠也(主将、農学部4年)、稲垣颯生(法学部4年)、玉田航大(理工学部4年)、東明千菜実(理工学部3年)、壺田琴未(農学部4年)、内藤由希子(農学部4年)

横井主将(農学部4年)のコメント

「これまで応援してくださった皆様の期待に沿えるよう自分たちらしく戦い、日本にメダルを持ち帰ります‼」

名城大学体育会ヨット部

1950年創部。最後のインカレ(全日本選手権)団体戦出場が25年前(1999年、第64回)で、世界選手権の出場も23年前(2001年、レーザー級世界選手権大会)。長らく低迷を続けており、一時は部員が激減してたった1人になったことも。部の存続すら危ぶまれましたが、その後、OB会や指導陣が部員の勧誘に尽力し、さらにナショナルチームの指導者を招いたり、遠征を重ねたりしたこともあり、現在では現役学生部員(2~4年生)は23人にまで増え、毎週土・日曜日に愛知県蒲郡市の海陽ヨットハーバーで練習。

取材について

ヨットに乗っての練習の様子の取材は▼場所:海陽ヨットハーバー▼日程:土曜日か日曜日―での対応に限られるため、取材していただける社があれば、ヨット部と協議して取材日を設定させていただきます。取材を希望する社はkoho@ccml.meijo-u.ac.jpへメールでお知らせください。タイトルは「ヨット部/社名」とし、本文には ①部署名 ②担当者名 ③電話番号 ④参加人数⑤取材希望日(複数お願いします)―を明記ください。

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