日本オラクル、SAP資産を最大限に活用するミドルウェア製品群 「Oracle Fusion Middleware for SAP」を提供開始 〜既存のSAPシステムを有効活用し、業務の効率向上を実現〜

日本オラクル株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：新宅正明、以下日本オラクル）は、顧客のSAP資産を最大限に活用するミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware for SAP」を2006年2月27日より日本国内で提供開始いたします。

日本オラクルは、SOA対応を強化した新ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を、2005年7月25日より顧客に提供しています。このたび日本オラクルは、SAP製品を導入しているユーザーを対象に、「Oracle Fusion Middleware for SAP」を提供開始します。同製品の提供により、SAPユーザーは、既存の資産を最大限に活用しながらSAP R/3環境をSOA化することが可能となります。

なお、「Oracle Fusion Middleware for SAP」は、2006年3月1日から3月3日にかけて開催される「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」のデモグラウンド（SOAコーナー）にて展示を予定しています。
●「Oracle Fusion Middleware for SAP」の提供開始時期と価格
2006年2月27日
　 7,875,000（税込み）/Processor
　 157,500（税込み）/ Named User Plus

●「Oracle Fusion Middleware for SAP」の主要な構成内容
-「Oracle BPEL Process Manager」
「Oracle BPEL Process Manager（BPEL PM）」は、顧客や主要ベンダーに広く採用されているビジネスプロセス実行言語「BPEL」に準拠しています。様々なシステム、サービス、ヒューマンワークフロー、パートナー（B2B）の効率的な連携を可能にし、既存システムとの連携のために250種類以上のアダプタの使用が可能です。「BPEL PM」は、ヒジネスプロセスをWebサービスやBPELに基づいて素早く設計、アプリケーションサーバー上で容易に運用し、SOA（サービス指向アーキテクチャ）実現のための基盤機能を低コストで提供します。

-「Oracle Business Intelligence Discoverer」
「Oracle Business Intelligence Discoverer」は、非定型検索、分析のためのビジネス・インテリジェンス・ツールです。洗練されたGUIによる簡単な操作で、SQL言語を使わずにビジネス上で使う言葉を指定するだけで、データベースを自在に検索することができ、ビジネスプロセスの統合、自動化の結果として、蓄積されたデータをビジネス上の分析や意思決定に活用できます。

-「Oracle Business Activity Monitoring」
ビジネスオペレーションの担当者およびマネージャーに、KPI(Key Performance Indicators)やSLA (Service Level Agreement)などビジネス上の指標のリアルタイムなモニタリング機能を提供することで、ビジネスにおいて課題となるボトルネック、例外、解決策の特定を支援します。ユーザーは、現在の状況に基づいて、ブラウザベースのダッシュボードからビジネス上のニーズに対応するためのアクションをとることも可能です。

-「SAP Adaptor」
「SAP Adaptor」は、SAPシステムとの連携を容易に実現可能にするためのソフトウェアモジュールです、既存のSAPシステムとその他のシステムを連携させるためのインターフェース開発が不要になるため、インテグレーション・プロジェクトのコスト削減や期間の短縮が可能になり、トレーニングや保守のために必要となるコストも削減できます。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室　
広報部 北川　
TEL: 03-6238-8180 FAX: 03-5213-6990 E-mail: Natsuko.Kitagawa@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

「Oracle OpenWorld Tokyo 2006」
2006年3月1日（水）〜3日（金）東京国際フォーラム（東京・有楽町）にて開催
メインテーマ「TURNAROUND JAPAN 〜事業再生とITの役割〜」
詳細Webサイト：http://www.oracle.co.jp/openworld/