琉球歌舞劇「組踊」と能楽のコラボレーション 首里城の復興を祈る創作舞踊劇 東京公演決定 カンフェティでチケット発売

観世流緑泉会主催、『《創作舞踊劇「首里」東京公演・首里城復興を祈って》ー大和の能・琉球の組踊が生み出す新たな創生―』が2023年10月28日 (土)にセルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー地下2階)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月1日(土)10:00より発売開始です。

カンフェティにて7月1日(土)10:00よりチケット発売開始
https://www.confetti-web.com/ryokusenkai

大和の能と琉球の組踊(くみおどり)は共にユネスコ世界文化遺産であり、1719年に創生した組踊は能の影響を大きく受けています。2019年焼失した首里城は沖縄芸能の拠点であり、その首里城の復興を祈りつつ、能と組踊のコラボレーションにより創作舞踊劇「首里」を制作しました。

公演内容について

多種多様な日本の古典芸能の繋がりは分かりにくいが、首里城の焼失を契機にその復興を祈りつつ創作舞踊劇「首里」が生まれた。
能は津村禮次郎を代表として、中堅ベテランの配役、組踊チームは沖縄を中心に活躍する若手スターの面々である。2021年に第43回小金井薪能で初演し、改訂を加えて制作する。10月7日「国立劇場おきなわ」で上演の後、東京公演となる。
東京公演では第1回目は能と組踊を理解を深めて頂くワークショップ的な公演、第2回目はじっくりと両者を比較していただき、創作舞踊劇「首里」本編をご覧頂く舞台。併せてご覧頂くこともお勧めである。

《番組》

1回目・14時開演

能と組踊を知ろう お話と実演
進行・津村禮次郎x大城貴幸

能の基本・作品と面装束・表現の技法
謡(台本)・仕舞(身体表現)・音楽(能楽囃子)
組踊の基本・作品と成立の歴史・衣装(沖縄の風俗)
歌・三線を中心として
  
実演・能「羽衣」を中心として
・琉球舞踊/組踊「銘苅子(めかるし)」を中心として

2回目・18時開演

1部(60分)
プレトーク:津村禮次郎 X 大城貴幸

仕舞「小袖曽我」
曽我十郎:坂真太郎 
曽我五郎:松山隆雄
地謡:長谷川晴彦、桑田貴志

琉球舞踊「稲まづん」
田口博章/佐喜眞一輝

琉球舞踊「花風」
佐辺良和
歌三線・大城貴幸、平良 大
箏・池間北斗
笛・平良 大
笛・横目大哉

能「羽衣」
シテ・天女:津村禮次郎  
ワキ・漁夫白龍、野口能弘
地謡・長谷川晴彦、坂真太郎、桑田貴志
後見 松山隆之
笛・平野史夏
小鼓・幸 正昭
大鼓・安福光雄 
太鼓・吉谷 潔

<休憩15分>

2部(60分)
創作舞踊劇 「首里」
玉城朝薫の霊:津村禮次郎
若き男:佐辺良和
若き女:田口博章
清国の冊封使:長谷川晴彦
地謡・後見:坂真太郎、桑田貴志、松山隆之
組踊後見:佐喜眞一輝
笛・平野史夏
小鼓・幸 正昭
大鼓・安福光雄 
太鼓・吉谷 潔
歌三線・胡弓 大城貴幸 
歌三線・平良 大
箏・池間北斗
笛・横目大哉

能「羽衣」津村禮次郎

公演概要

『《創作舞踊劇「首里」東京公演・首里城復興を祈って》ー大和の能・琉球の組踊が生み出す新たな創生―』
公演日:2023年10月28日 (土) 14:00 / 18:00 ※開場は開演の30分前
会場: セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー地下2階)

■スタッフ
作曲・音楽監修:渋谷牧人
演出・監修:津村禮次郎
舞台美術:倉田康治
照明・音響:セルリアンタワー能楽堂

■チケット料金
[1回目] 14:00
A席(正面指定席):5,000円
B席(自由席):3,000円
学生(自由席):1,500円
(すべて税込)

[2回目]18:00
S席(正面・指定席):7,000円
A席(脇正面・指定席):6,000円
B席(中正面・指定席):5,000円
C席(桟敷席・指定席):3,000円
(すべて税込)

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