誉田哲也の最新作が発売即重版! 日本経済にまつわる国家の「嘘」に、著者が渾身の力で斬り込んだ痛烈な問題作『首木の民』

誉田哲也氏から「怒り」のコメントも到着!

2024-07-05 11:00
『首木の民』(双葉社)

『ヒトリシズカ』『ケモノの城』『背中の蜘蛛』など数々のベストセラーを送り出してきた誉田哲也氏の最新刊『首木の民』が発売1週間で重版出来となりました。今作で誉田氏が踏み込んだのは、私たちの日常生活に深く関わる「お金」の問題。国家の「嘘」ともいえる闇に、渾身の力で斬り込んだ痛烈な問題作です。

※【頸木】【軛】あるいは【首木】(くびき)…家畜の首にあてる横木。転じて「自由を束縛するもの」。

誉田哲也氏からコメント到着!

今作の出版と重版出来にあたり、著者の誉田哲也氏からコメントも到着しました。

「私が小説を書く原動力は『怒り』です。今回も、巨大な敵にガンガン喧嘩を売っています。
負けるときは私一人ですが、勝つときは皆さんと一緒です。
だから応援してください。本当の敵を、あなたの目で確かめてください。」

書店員さんからも激賞の声、続々!

「警察小説として読んでいたはずが、物語を使っての社会への問題提起へ巧みに誘導され、全く知識がなかった経済の分野を少しでも知りたいと思えた。生活に思考を侵食させる読み応えのある小説でした」

――未来屋書店八事店 長岡恵さん

「事件の取り調べが、まさか講義になるとは。調査の進捗と講義の続き、どちらも妙にわくわくしました。国のため、国民のため、と必死に働いてきた人の人生後半の変容。お金の首木、権力の首木、かけられて苦しんでいるのはどっちなんだろう、と考えさせられる結末でした」

 ――谷島屋マークイズ静岡店 八木理充さん

「“税金高くない?”と思っているすべての納税者にぜひ読んでほしいです。重厚なテーマが盛り込まれていながら、テンポは軽快で、志村署のメンバーが生き生きとしていて、とても魅力的でした」

 ――くまざわ書店西新井店 塩里依子さん

書店店頭拡材も公開!

また、書店店頭に飾られるパネル、ポップも完成致しました!

こちらも特別公開致します。

書店店頭用POP
書店店頭用パネル

試し読み&書評はこちらから

本作の試し読みはこちらから。
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/3170

本作の門賀未央子さんによる書評記事はこちらから。
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/3210

本書あらすじ

大学の客員教授・久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。職務質問を受け、運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある掲載政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取り調べは一向に進まなかった。

一方、財布の持ち主を探していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。

菊池は、ある交通事故を探っていたが、その事故には財務省に関係する人物が絡んでいた――。

著者プロフィール

誉田哲也(ほんだ・てつや)

1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。
2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
人物それぞれの精密な視点から物語を構築し、『ストロベリーナイト』『ジウ』各シリーズといった警察小説や、『武士道』シリーズなどの青春小説等を発表し、多くの読者を獲得している。

書籍概要

【タイトル】『首木の民』
【著者名】誉田哲也
【体裁】四六判上製
【予価】1800円+税
【ISBN】978-4-575-24747-3
【発行元】双葉社 https://www.futabasha.co.jp/

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