「近大キャビア」を30個限定販売 塩分控えめな国産フレッシュキャビア

近畿大学(大阪府東大阪市)は、水産研究所新宮実験場でチョウザメの養殖研究を行っており、その一環として、平成20年(2008年)から「近大キャビア」を販売しています。今年は令和元年(2019年)7月23日(火)から、30個限定で販売します。

【本件のポイント】
●熊野山麓の清らかな河川水で飼育した、安心・安全な近大キャビアを販売
●キャビア加工専用のクリーンルームで製造するため加熱殺菌の必要が無く、塩分控えめでキャビア本来の風味が味わえる
●研究成果を社会に提供し、評価を研究にフィードバックして高品質化を目指す

【本件の内容】
水産研究所新宮実験場では、チョウザメの養殖とキャビアの生産について研究しており、飼育が比較的容易なベステル種を用いて熊野山麓を源流とする河川水で飼育しています。
海外産のキャビアは、長期間の輸送を前提に高い塩分濃度で製造され、加熱殺菌処理したものがほとんどですが、本学ではチョウザメを清潔な環境で飼育しており、成長を促進する薬等も使用しておりません。また、キャビア加工専用のクリーンルームで製造するため、加熱殺菌する必要がありません。さらに国内産・国内販売で長期輸送の必要がないため、塩分を低くすることができます。栄養成分分析によるキャビア30gあたりの食塩相当量は0.9gで、キャビア本来の風味を味わうことができます。
今回は、約25年飼育した、体長163cm、体重26.78kgのチョウザメから採取した卵でキャビアを作りました。希少な国産キャビアをこの機会にぜひご賞味ください。

【販売概要】
発売日 :令和元年(2019年)7月23日(火)
価  格:10,800円(税込、送料別途)※限定30個
内容量 :30g
購入方法:アーマリン近大 ホームページ
     https://www.a-marine.co.jp

【近大キャビアについて】
近畿大学水産研究所は、キャビアと魚肉の市場供給を目的として、平成7年(1995年)からチョウザメの研究を開始しました。ロシアで開発された、オオチョウザメ(雌)とコチョウザメ(雄)の人工交配種「ベステル」を飼育し、冬の低水温期の給餌などストレスを与えない飼育方法や、キャビア加工の最適期、品質の向上と安定化などについて研究を行なってきました。
研究開始から13年の年月をかけて、平成20年(2008年)に初めて「近大キャビア」を発売しました。
近大キャビアを採取するチョウザメは、和歌山県熊野の山麓から流れ出る清澄な河川水を用いて飼育されます。また、成長促進のための水温の調節や薬を使わないことによって、人と環境に優しい飼育法を徹底しています。そのため、近大キャビアは、安心・安全で、一般的なキャビアに比べて塩分控えめになっています。

近大キャビア
近大キャビア

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