【ダイキン】COP29で環境省、国土交通省が主催するセミナーに登壇

建物の脱炭素化に向けた日本の技術や取り組みについて議論

ダイキン工業株式会社は、「国連気候変動枠組条約第29回締約国会議」(COP29、開催地:アゼルバイジャン共和国・バクー、開催日程:2024年11月11日~11月22日)の「ジャパン・パビリオン」において、11月18日に環境省と国土交通省が共同で開催するセミナー「建築物の脱炭素化に向けた日本の取組と貢献」に参加します。当社から常務執行役員(CSR、地球環境、渉外担当)澤井克行が登壇し、建物の脱炭素化に貢献する技術として暖房や給湯に使用されるヒートポンプ技術を紹介します。

建築分野は世界のCO2排出量の37%、最終エネルギー需要の34%を占めています。2023年のG7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合およびG7香川・高松都市大臣会合の成果文書において、建築物及び建築物のライフサイクルの脱炭素化の重要性が盛り込まれました。さらに同年のCOP28においても、建築物・建築部門の変革のためのプラットフォームである「Buildings Breakthrough」が発足するなど、建築分野の脱炭素化が世界的に重要視されています。

こうした世界的な動きを背景に、本セミナーでは主催者である環境省や国際エネルギー機関(IEA)、企業の代表者らが登壇し、建物の脱炭素化に貢献する日本の取り組みや技術を紹介します。ダイキンは、空気中等にある熱を活用して暖房や給湯を行うヒートポンプ技術について、ガスや石油などの化石燃料を使用する暖房・給湯と比較してCO2排出量を大幅に削減できるといった特徴や、普及の重要性を解説します。加えて、国連環境計画(UNEP)が主催する建物および建築のグローバル・アライアンス(Global ABC)や欧州委員会(予定)などの代表者とのパネルディスカッションにも参加し、建物の脱炭素化を加速するための方策について議論します。

また、COP29では環境省が主催する「ジャパン・パビリオン」において、展示やセミナーを通じて日本の優れた製品・サービスや気候変動への取り組みを世界に向けて発信されます。ダイキンは「ジャパン・パビリオン」のバーチャル展示にて、ヒートポンプ暖房・給湯機器等を紹介しています(https://jprsi.go.jp/ja/cop29/showcase)。

ダイキンはグローバルに事業を展開する空調業界のリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現に向け、業界全体で空調による環境負荷を低減していくことが重要だと考えています。COP29の場を活用して建築物の暖房・給湯の脱炭素化に貢献するヒートポンプ技術を各国政府関係者等に訴求し、世界的な普及を推進することによりカーボンニュートラル実現に貢献します。

<セミナー概要>

開催日:2024年11月18日 14時00分~15時15分(現地時間)
会場:国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29) ジャパン・パビリオン
主催:環境省、国土交通省
タイトル:建築物の脱炭素化に向けた日本の取組と貢献建物の脱炭素化に関するセミナー
環境省 COP29ジャパン・パビリオン オフィシャルサイト:
https://www.env.go.jp/earth/cop/cop29/pavilion/exhibition/details/021/

〔お問い合わせ〕
ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室
大阪(06)6147-9923/東京(03)3520-3100
prg@daikin.co.jp

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