サイレックス・テクノロジー、富士通株式会社の 「ローカル5Gパートナーシッププログラム」に参画

サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:三浦 暢彦、以下 サイレックス)は、富士通株式会社(以下 富士通)が2020年10月8日にスタートした「ローカル5Gパートナーシッププログラム」(以下 本プログラム)に参画すると発表しました。本プログラムは、富士通の技術や知見と、パートナー企業の先進技術を活用して、顧客に提供するソリューションを共創することを目的としたプログラムです。

サイレックスは「When it Absolutely Must Connect」を事業コンセプトに掲げ、様々な環境下において確実な無線コネクティビティを提供することを目指して事業展開をしています。2005年にサイレックスとして初めての無線LAN製品をリリースした当初より15年間にわたり一貫してQualcommのWi-Fi技術を主軸に、ユニークなハードウェア・ソフトウェアの技術蓄積をすすめてきました。一例として、画像伝送の分野では、独自開発したコーデックを使って高精細映像を無線配信する技術を製品化し、デジタルサイネージ市場に事業展開しています。また、産業用ネットワークを代替する技術として、遅延・欠損・ジッタの3要素を最適化・低減化するLow Latency Wireless技術を開発し、製品化しています。

このように、サイレックスは無線LAN関連製品・サービスを主力事業としており、今後も引き続き無線LAN関連の技術・製品開発に注力します。一方で、ローカル5Gが持つ低遅延・多台数同時接続・高速通信という特性を無線LANと共存・併用させることができれば、事業コンセプトとして掲げる「When it Absolutely Must Connect」をより広い市場や環境において、より高いレベルで実現可能と判断し、ローカル5Gを新しい事業領域として立ち上げることを企図して技術・製品開発を開始します。

サイレックスはこれまでに培ってきた無線技術や知見を本プログラムに提供し、富士通や本プログラム参加企業と連携してユースケースの創出とソリューション開発に貢献していきます。同時に、富士通が開設する「FUJITSU コラボレーションラボ」を検証施設として活用するなどして、ローカル5G関連の技術蓄積を加速し、早期の製品リリースを目指していきます。

サイレックス・テクノロジーについて

サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。産業機械、医療機器、ディスプレイ機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。

サイレックス・テクノロジーについて

・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

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