インフレ・裏金を一刀両断。辛坊治郎の殿堂入りメルマガ本第3弾 『政治とカネの間に潜むもの』を発売

『政治とカネの間に潜むもの』を発売

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、『(この国は歪んだニュースに溢れている3)政治とカネの間に潜むもの』(辛坊治郎 著/税込1,650 円)を、2024年9月3日に発売しました。本書は、まぐまぐ大賞(2021第3位、2022第5位)に選出され、殿堂入りを果たした「辛坊治郎メールマガジン」をまとめたシリーズの第3弾です。テレビやラジオで伝えられなかったニュースの「真実」を、辛坊節全開で解説します。

メルマガだから書けることがある

辛坊治郎流ジャーナリズムの基本は「FACT FACT FACT」です。メディアでは伝えきれない「真実」を元に、独自の切り口で様々な物の見方を提示することを信条としています。誰もが発信できる一方で、信ぴょう性に乏しい情報が溢れるSNS時代。メルマガは「信頼に足る情報を求める読者」へ、事実を羅列するだけではなく、それが意味することや、捉え方も含めて提示できる場であり、辛坊氏は会員制メルマガだからこそ書ける踏み込んだ情報を発信し続けています。本書は2023年8月から2024年7月までに配信された内容を再構成し、発刊直前の2024年8月中旬までの最新情報を元に加筆修正しました。

第3弾のテーマは「政治とカネ」

辛坊氏は、1970~80年代にかけてバックパッカーとしてアジアの国々を旅した時と同じ光景が、現在の新宿歌舞伎町界隈で見られたというエピソードと、それが「衝撃」だったということを、本書「はじめに」で述べています。このことに象徴される日本の貧困化の責任は、日本政府と日銀の政策にあると厳しく指摘し、低金利政策をはじめ、自民党の裏金問題など、全編を通してとくに「政治とカネ」にまつわるニュースに鋭く切り込みます。

【タブーすれすれの報道裏話】

●自民党幹事長が動かせるカネ
「MXテレビの番組の中であった面白い会話」ですが、当日のゲストの石破茂氏に私が「二階幹事長は政策活動費名目で幹事長在任中、党から50億円持っていったらしいですね?」と聞いたときのことです。
石破氏は、「そんなに党にお金があるかなあ? 私が幹事長時代に受け取ったのはその10分の1くらいだわ」と言ったのです。(本文より抜粋)

●低金利はいつまで続くか
今後の金利の動向ですが、日銀は少なくとも近々大きく引きあげるつもりはなさそうです。2024年3月の金利政策の変更に際して、日銀は徹底的に情報を事前にマーケットに流す特殊な戦略をとりました。――(中略)――しかし、どうやらその戦略が行き過ぎたようで、「円に金利を付ける政策で円の価値を上げる」という政策変更の根本的意図の実現には失敗してしまいました。(本文より抜粋)

著者プロフィール

著者近影

辛坊治郎(しんぼう じろう)
1956年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『この国は歪んだニュースに溢れている』(PHP研究所)などがある。

【書誌情報】

『政治とカネの間に潜むもの』書影

タイトル:政治とカネの間に潜むもの
著者:辛坊治郎
判型・製本:四六判並製
ページ数:256ページ
定価:1,650円(税込)
発売日:2024年9月3日
ISBN:978-4-569- 85765-7
発売元:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85765-7

「この国は歪んだニュースに溢れている」シリーズ既刊

『この国は歪んだニュースに溢れている』書影

『この国は歪んだニュースに溢れている』(2022年12月発売)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85394-9

『日本を覆う8割の絶望と2割の希望』書影

『日本を覆う8割の絶望と2割の希望』(2023年8月発売)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85532-5

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