プログラム設計ツールを追加したJava開発フレームワーク「楽々FrameworkII バージョン4.0」の販売を開始〜標準業務部品のソースコード開示により、カスタマイズも可能に〜

「楽々FrameworkII」は、業務系Webシステムの開発期間とコストの大幅な削減を実現するJava開発フレームワークです。本製品は、複雑な処理を実現できる業務コンポーネントにより、ノンプログラミングで業務処理の大部分を稼動できるため、プログラム設計工数を従来の3分の1まで圧縮できます。さらに、データベース設計完了後、すぐに試作プログラムを自動生成し稼動できるため、Javaでそのままシステムを構築する場合に比べ10分の1の時間で高品質なプログラムが作成可能です。このような特長をもつ「楽々FrameworkII」は2002年12月の発売以来、中堅から大企業の情報システム部門やシステム開発会社を中心に約80社に導入頂いております。

今回販売を開始する「楽々FrameworkII バージョン4.0」では、プログラム設計ツール「RakDesigner」の追加によりプログラム設計を効率化するとともに、標準業務部品のソースコードを開示することで開発の自由度を高めました本製品の特長は次のとおりです。

(1)プログラム設計ツール「RakDesigner」の追加
「楽々FrameworkII」ではXPDと呼ばれるパラメタファイルの中に部品名を指定したり、画面レイアウトを定義したりすることにより、ノンプログラミングでプログラムを定義することが可能です。このXPDを編集するには、これまで一般のテキストエディタを使用していましたが、今回新たに専用のプログラム設計ツール「RakDesigner」を開発して追加しました。
この「RakDesigner」により、専用メニューから機能やパラメタの選択が可能となりますので、XPDパラメタの名称や記述ルールを覚えることなく、直感的な操作でプログラムの定義が可能となるほか、データ項目定義やエラーメッセージの定義も簡単に行えます。特に、画面レイアウトの設計においては、AJAX*2の技術を適用することにより、ドラッグアンドドロップの直感的なマウス操作によりブラウザ内で簡単に行なうことが可能となりました。

(2)標準業務部品のソースコード開示
今回のバージョンより、「楽々FrameworkII」が標準で提供する部品群のうち、「プログラム・パターン」と「アプリケーション・モジュール」のソースコードを開示します。「プログラム・パターン」はプログラムの基本処理を定義しているプログラム部品です。また「アプリケーション・モジュール」は、「プログラム・パターン」が使用する詳細レベルの部品群であるクラスライブラリのうち、業務処理に関係するモジュールです。
これらのソースコードを開示することにより、「楽々FrameworkII」で業務処理を定義する際の全ての部品についてソースコードが利用企業に開示されることとなり、利用企業では標準部品のカスタマイズが可能となりました。更に、利用企業がEclipse*3などのツールにソースコードを取り込むことにより、デバッグ時にアプリケーション・モジュールの中まで処理経過を追跡することも可能です。
この結果、「楽々FrameworkII」による開発の柔軟性が増すと同時に、標準業務部品の中身がわからずブラックボックス化することに対する懸念を払拭しました。

(3)サポートメニューの拡充
また「楽々FrameworkII バージョン4.0」の販売開始にあわせて、導入企業向けのサポートメニューも拡充しました。具体的には、導入企業向けのサポートサイトをインターネット上に開設し、技術資料を公開するとともに、Web画面からのお問合せも可能としました。開発者向け講習会につきましても従来のXPD講習に加えてプログラム・パターン開発講習やプログラム・パターン活用講習も今後追加してまいります。さらに導入企業の開発者相互に情報交換を行なう技術交流会につきましても、東京および大阪にて定期開催してまいります。

なお、「楽々FrameworkII バージョン4.0」の新機能を中心とした製品紹介セミナーを下記の通り開催します。

<セミナー開催日時・場所>
【東京地区】日時:2006年12月14日(木)13:30〜17:00
       場所:丸の内北口ビル(東京都千代田区丸の内1-6-5)
【大阪地区】日時:2006年12月12日(火)13:30〜17:00
       場所:アクア堂島(大阪市北区堂島浜1-4-16)

以 上 

<楽々FrameworkIIのWebサイト>
 http://www.sei-info.co.jp/products/products_fw_top.html

<楽々FrameworkIIバージョン4.0の動作環境>
 サーバOS:Linux/Solaris/AIX/Windowsサーバ
 アプリケーションサーバ:WebSphere/Oracle Application Server/WebLogic/Cosminexus/WebOTX/InterStage/Tomcat等
 データベース:DB2/Oracle/SQL Server/PostgreSQL
 クライアント:Internet Explorer /Netscape Navigator

・楽々Framework は、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・Java、Solaris は、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Linux は、Linus Torvalds の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・AIX、WebSphere、DB2 は、米国 IBM Corp. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Windows、Internet Explorer、SQL Server は米国 Microsoft Corp. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Oracle は、米国 Oracle Corp. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・WebLogic は、米国 BEA Systems, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Cosminexusは、株式会社日立製作所の商標または登録商標です。
・WebOTX は、日本電気株式会社の商標または登録商標です。
・Interstageは、富士通株式会社の商標または登録商標です。
・Netscape、Netscape Navigator は、米国 Netscape Communications Corp. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。

<住友電工情報システム株式会社の概要>
(1)設立:1998年10月1日 
(2)資本金:2億円      
(3)出資比率:住友電工100%
(4)従業員数:250名
(5)代表者:代表取締役社長 岩佐 洋司
(6)本社所在地:大阪市淀川区西宮原2−1−3(SORA新大阪21ビル)
(7)事業内容:各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守
         パッケージ・ソフトの開発・販売・保守
         コンピュータオペレーション業務の委託 他

<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社   http://www.sei-info.co.jp
マーケティング室
TEL:06-6394-6754  FAX:06-6394-6704  Email:mkt-ml@ml.sei.co.jp     

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