8月20日新刊発売‼【草地と気候変動】
気候変動下で草地生産量の維持・向上を目指すには?
株式会社海青社が8月20日に新刊【草地と気候変動】を発売しました。 気候変動が草地に、草地が気候変動に与える影響とは?各分野の研究者が一同に、草地の基礎と気候変動との相互作用および対策を述べる。
内容紹介
気候変動は、草地にどのように影響を与えるのか? 草地は、気候変動にどのように影響を与えるのか? 草地関係者は、気候変動の諸問題にどのように取り組み、どのように解決すれば良いか? 本書は、土壌学、草地学、生態学、環境学の研究者が協力し、草地生産量の維持・向上を目指すため、草地における生産性、物質循環、生物多様性の基礎と気候変動との相互作用および対策を述べる。
内容見本
目次
第1章 気候変動下における草地
第2章 草地の分布と分類
第3章 管理された草地の生産力
第4章 草地の物質循環と環境負荷
第5章 草地の炭素固定と温室効果ガスの動態
第6章 草地における生物多様性
第7章 気候変動が草地に及ぼす影響の統合評価
索 引
著者紹介
波多野 隆介 はたの りゅうすけ
1978年北海道大学農学部卒。北海道大学名誉教授、1982年北海道大学農学部助手、1988年同助教授、1995年同教授を経て、現在に至る。土壌物理学会会長、日本土壌肥料学会会長、国際土壌科学連合(IUSS)部門長を歴任。専門は土壌学。主な著書・論文に、『日本の土壌事典』(共編著、朝倉書店、2023年)、『土壌圏と地球温暖化』(共編著、名古屋大学出版会、2005年)などがある。
森 昭憲 もり あきのり
1993年北海道大学農学部卒。農研機構畜産研究部門グループ長補佐。1993年農林水産省四国農業試験場研究員、2000年同草地試験場研究員等を経て、現在に至る。専門は土壌学。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議定書補足的方法論の主執筆者等を歴任。主な著書・論文に、『窒素と環境の科学』(共著、朝倉書店、2021年)などがある。
執筆者紹介
● 執筆者一覧(*編者)
波多野隆介* 北海道大学名誉教授
中辻 敏朗 北海道立総合研究機構農業研究本部長
小路 敦 農研機構農業環境研究部門・渉外チーム長
森 昭憲* 農研機構畜産研究部門・グループ長補佐
松浦 庄司 農研機構農業環境研究部門・上級研究員
寳示戸雅之 北里大学名誉教授
有田 敬俊 北海道立総合研究機構・研究主幹
三枝 俊哉 酪農学園大学循環農学類・教授
内田 義崇 北海道大学大学院農学研究院・准教授
松本 武彦 秋田県立大学生物資源科学部・教授
清水真理子 土木研究所寒地土木研究所・主任研究員
当真 要 北海道大学大学院農学研究院・教授
築城 幹典 岩手大学名誉教授
樽見恵梨奈 元岩手大学農学部・助教
サービス概要
サービス名:書籍『草地と気候変動』
判型 :A5
ページ数 :238
提供開始日: 2024年8月20日
料金 : 3500円(税抜)
詳細URL: https://www.kaiseisha-press.ne.jp/ISBN9784860994013.html
会社概要
企業名: 海青社
代表者: 田村 由記子
所在地: 滋賀県大津市桜野町1-20-21
設立: 1981年
事業内容: 出版社(森林科学、地理学、滋賀県に関する出版を主に行う)
URL: https://www.kaiseisha-press.ne.jp/