第15回昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)『女性兵士という難問:ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』に

 昭和女子大学(学長 金尾朗、東京都世田谷区)は、「第15回昭和女子大学女性文化研究賞 (坂東眞理子基金)」を、一橋大学大学院社会学研究科教授・佐藤文香氏の『女性兵士という難問:ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』(慶應義塾大学出版会)へ贈呈することを決定しました。

 昭和女子大学女性文化研究賞 (坂東眞理子基金)は、男女共同参画社会の推進、女性文化研究の発展に寄与する研究書を顕彰しています。本賞は、坂東眞理子総長が「労多く報われることが少ないが、世の中を変える力のある本を書くという作業を応援したい」と著書の印税などを寄付して設立した坂東眞理子基金により運営し、前年に刊行した単行本を対象に学外有識者を含む選考委員会で選考しています。
 また、昭和女子大学関係者(卒業生を含む)を対象とする女性文化研究奨励賞も同時に決定しました。本年は、遠藤由紀子・昭和女子大学非常勤講師(女性文化研究所研究員)の『会津藩家老・山川家の近代 大山捨松とその姉妹たち』(雄山閣)に贈ります。

★女性文化研究賞(坂東眞理子基金)

『女性兵士という難問:ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』(慶應義塾大学出版会)

佐藤文香氏 (一橋大学大学院社会学研究科教授)

 2004年刊行の『軍事組織とジェンダー―自衛隊の女性たち』から18年を経て、ジェンダーの視点から戦争・軍隊の社会学の難問を問い直した労作です。米軍や自衛隊でのセクハラ等も告発される中で、様々な立場・視点からの議論があるテーマと格闘する著者の姿勢や分析は、ウクライナへのロシア侵攻が続いている今日重要な課題であり、著者の理論的な研究のさらなる深化が期待されます。

 本学にて6月1日、贈呈式と佐藤氏による記念講演を予定しています。一般の方も聴講できます(事前申込 5月24日締切)。詳細は、昭和女子大学女性文化研究所のウェブサイトをご覧ください。

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