【岡山理科大学】「いのドン・くまドン」、ワインで研究力をアピール/アグリビジネス創出フェア

辻教授(右)の説明に聞き入る来場者の大学生。中央は轟代表取締役
辻教授(右)の説明に聞き入る来場者の大学生。中央は轟代表取締役

 「スタートップが未来をつくる~産学官連携イノベーション~」をテーマに農林水産省が主催する「アグリビジネス創出フェア」が11月20日~22日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催されました。岡山理科大学は低周波音と高周波音で獣害を回避する装置と大学発のワインを紹介するブースを設けて、研究力をアピールしました。

 フェアには農林水産業、畜産業などに関係する約140の大学や企業、団体が参加し、8つのゾーンに分かれて、ICT(情報通信技術)を使ったスマート農業をはじめ、最新の研究成果や取り組みを展示。連日開催されたセミナーには大勢の来場者が集まり、挑戦的な研究開発を推進する国の「ムーンショット型研究開発制度」の研究進捗などに、熱心に耳を傾けていました。

 理大が出展したのは、低周波音でイノシシやクマを追い払う「いのドン・くまドン」と高周波音でシカを近寄らせない「ハイパー鹿ソニック」、それと学生たちが授業でブドウ栽培から醸造までを手掛けるワインプロジェクトの紹介です。
 いのドン・くまドンは、教育推進機構の辻維周教授と、共同開発した山梨県の自動車部品メーカー「T.M.WORKS」の轟秀明・代表取締役がブースで対応。来場者からは「昆虫にも効果はあるのか」「どれぐらい届くのか」「人に影響はあるのか」などと質問が相次ぎ、二人は装置の仕組みや運用方法、効果などを丁寧に説明していました。

 ワインは、理大ワイン発酵科学センター長の金子明裕教授が対応。ワインや日本酒などの醸造については他の研究機関からも多くの出展があったことから、金子教授は、来場者への説明にあたる一方、同じ分野の研究者らと熱心に情報交換も行っていました。

ブースには続々と来場者が詰めかけました
ブースには続々と来場者が詰めかけました
ワインプロジェクトの説明にあたった金子教授
ワインプロジェクトの説明にあたった金子教授
大勢の来場者でにぎわいを見せる会場
大勢の来場者でにぎわいを見せる会場
会場のエントランス風景
会場のエントランス風景