マクニカ、フィットネスジムなど運動機会を提供する法人向けに MAQUPフレイル予防サービスのパッケージを提供開始

株式会社マクニカ（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：原 一将、以下マクニカ）は、疫学研究による科学的エビデンスに基づいた「MAQUP（メークアップ）フレイル予防サービス」*1を、フィットネスジムなどの運動機会を本格的に提供する法人（以下運動パートナー様）向けにパッケージ化し、「MAQUPフレイル予防サービス　運動パートナー様向けパッケージ」として提供開始することを本日発表いたします。運動パートナー様は本パッケージを利用することで、科学的エビデンスに基づいたフレイルチェックを取り入れたシニア層向けの運動教室を短期間で立ち上げることが可能になり、運動に馴染みのないシニア層などの新しい会員顧客の獲得を目指すことができます。

■背景
フレイルとは、「健康」から「要支援・要介護」に向けて、身体が弱り始めている状態を指す言葉です。フレイルになると、要支援・要介護に移行するリスクが高まるため、出来るだけ早期に自身の健康状態を認識し、適切な健康習慣を実践することで健康な状態に戻す、または維持することが、要支援・要介護に移行しないために重要になります。
高齢化が進む中で各市町村では健康増進やフレイル予防の取り組みを推進しており、マクニカでもフレイル予防講座や測定イベントなどのフレイル予防の啓発を行ってきました。しかし、もともと運動習慣がないシニア層に対して運動を継続してもらうことは難しく、単発の運動教室への参加に留まってしまう人も少なくありません。そのためシニア層が継続的にフレイル予防に取り組める環境を用意することが重要です。

■「MAQUPフレイル予防サービス　運動パートナー様向けパッケージ」内容
本パッケージは、MAQUPフレイル予防サービスを活用し、フレイル予防を行うための運動教室を短期間で立ち上げるためのサービスです。既存の施設・スタッフを活用し、少ない初期投資で、今までフィットネスジムなどに通う事のなかった運動に馴染みのないシニア層を新たに会員顧客として取り込むことが可能になります。
パッケージには、科学的エビデンスに基づくフレイルチェックの使用許諾を中心に、利用する上での研修・サポート・マニュアル・システムが含まれます。運動パートナー様で既に有しているシニア層向けの運動プログラムの前後に本パッケージのフレイルチェックを実施することで、シニア層の会員の方は自身のフレイル状態を把握でき、フレイル予防継続の動機付けになります。また運動パートナー様は、運動プログラムによる効果の測定・個々のシニア層の会員の方の苦手な運動機能項目を改善する運動プログラムの検討が可能になります。なお、シニア層向けの運動プログラムを有していない場合は、シニア層向けの運動プログラムや自主トレーニング用コンテンツもオプションとして提供しています。
費用は、運動パートナー様の運動教室を通じて本パッケージを利用したシニア層（会員）へのサービス提供に応じた人数・期間による課金となります。

*1：MAQUPフレイル予防サービスは、フレイル研究の先駆者である熊谷 秋三 九州大学名誉教授による学術的な実証による疫学研究のエビデンスに基づく知見と、マクニカのデータ利用・AIのノウハウを掛け合わせて開発した、マクニカが提供するサービスです。

＜「MAQUPフレイル予防サービス　運動パートナー様向けパッケージ」を用いた運動教室例＞

■今後の展開
マクニカは今後、本パッケージを活用して運動パートナー様のシニア向け運動教室の立ち上げを支援し、フレイル予防の普及および、運動に馴染みのないシニア層を含めた身近な健康増進の機会を創出することで、シニア層の健康寿命の延伸を運動パートナー様と一緒に目指してまいります。

【製品の詳細はこちら】
URL：https://www.macnica.co.jp/business/healthcare/wellness/maqup/gym

【製品に関するお問合せ先はこちら】
株式会社マクニカ　ネットワークス カンパニー　MAQUPフレイル予防サービス担当
TEL：045-476-2010
E-mail：Kfps-sales@macnica.co.jp

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報（パッケージ内容等を含む）は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて：https://www.macnica.co.jp