「乗務前確認サービス　Powered by LifeRoute」を提供開始　～乗務前アルコール確認業務の確実な実施と業務効率化に寄与～

2023-09-07 15:00

キーウェアソリューションズ株式会社(本社：東京都世田谷区、代表取締役社長：三田昌弘、以下キーウェア)は、乗務前のアルコールチェック義務化に対応したクラウド連携サービス「乗務前確認サービス　Powered by LifeRoute」(以下、本サービス)を、本日より提供開始いたします。
本サービスは、2023年12月の道路交通法施行規制改定により義務化の対象となる白ナンバー車両を保有する事業者をはじめ、既に義務化対象となっている事業者(いわゆる「緑ナンバー」を保有する事業者)の乗務前アルコール確認業務の確実な実施と業務効率化に寄与します。また充実した健康管理機能により、ドライバーの毎日の健康管理をサポートします。

サービス概要

本サービスは、ドライバーに対して実施する乗務前確認業務(アルコールチェック、バイタルによる体調確認、業務連絡など)の一元管理を可能としたクラウド連携サービスです。事務所などでの対面確認のほか、直行／直帰などの遠隔確認に対応しています。

【特徴1】対面確認／遠隔確認の両方に対応
対面確認はもちろん遠隔確認にも対応しており、遠隔確認はTV電話をしながらアルコールチェックをすることで本人確認(なりすまし防止)を行います。またTV電話だけでなく、チャットや位置情報連絡を日常業務にて利用することも可能です。

【特徴2】アルコールチェックに求められる要件の順守とアルコール検知器管理の効率化
本サービスは、以下のアルコール検知器と連携し、計測したアルコール値をリアルタイムにシステムに登録することができます。

●対応アルコール検知器
フィガロ技研株式会社　デジタルアルコールチェッカー　フーゴプロ (FALC-11)
フィガロ技研株式会社　フーゴスマートBt (FALC-31)

確認結果は1年以上保存することが義務付けられています。本サービスでは、システムに登録された確認業務情報を2年間保持し、随時システムから帳票出力することが可能です。
登録時にはアルコール検知器の使用回数や使用期限を確認できるため、検知器の管理にも役立ちます。

【特徴3】充実した健康管理機能
ドライバーの毎日の健康管理をサポートします。

歩数や体重などの項目のほか、運転業務で特に重要な健康情報である血圧や体温についてもデータを自動的に正確かつ簡単に登録することが可能です。
今回、新たに以下の機器に対応しました。
株式会社エー・アンド・デイ　全自動血圧計 TM-2657WP
株式会社エー・アンド・デイ　Bluetooth(R)内蔵血圧計 UA-651BLE Plus
株式会社エー・アンド・デイ　スマートフォン対応予測式体温計 UT-201BLE Plus
(その他の対応する健康機器は https://biz.liferoute.jp/biz/feature02/ をご参照ください)

【特徴4】ICチップを活用した情報連携(オプション機能)
対面確認時は車両やドライバーのリスト選択による登録方法に加え、「ドライバー用ICチップ」、「車両用ICチップ」を専用リーダー(※1)にかざすことにより、ドライバー情報／車両情報の簡単で正確な登録が可能です。日々の乗務前確認業務の短縮につながるため、ドライバーや車両の数が多いお客さまに最適です。
(※1) 非接触ICカードリーダー／ライター PaSoRi(RC-S380)など

価格(税込)

初期費用：1事業所あたり55,000円(アルコール検知器費用および、IC情報連携費用は別途)
1アカウントあたり550円／月

販売目標

初年度100事業所

開発の背景

2022年4月に道路交通法施行規則が改正され、2023年12月からは白ナンバー車両を一定台数以上保有する事業者に対しても、乗務前のアルコール検知器による酒気帯び確認が義務化対象となりました。飲酒事故の防止が目的であることから、厳格(なりすましなどの不正防止)で簡単な運用が求められています。
また、運転事故防止の観点からアルコール確認だけでなく健康状態についても確認することが重要として、国が健康管理マニュアルを策定するなど、ドライバーの健康管理ニーズが高まっています。
キーウェアは、2012年よりスマートフォンと多数の健康機器と連携した健康管理サポートサービス「健康からだコンパス LifeRoute(以下 LifeRoute)」を提供しております。本サービスはLifeRouteをベースに開発し、義務化に対応した乗務前確認業務に加えて、健康起因の事故予防に有効な血圧や体温などの継続的な管理を実施できるサービスを実現しました。

参考：国土交通省「プロドライバーの健康管理・労務管理の向上による事故防止に関するセミナー」資料
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03safety/resourse/data/seminar2022_001.pdf

キーウェアは、これからも高齢化社会への対応や業務安全への寄与など、社会課題の解決に貢献してまいります。