「『サバイバートラック』に関するアンケート」調査結果のご報告

211名のがん罹患経験者の方々の治療と仕事の両立の実態を凝縮した詳細結果が無料ダウンロード可能に。

一般社団法人がんチャレンジャー(所在地:千葉県柏市、代表理事:花木裕介)は、この度、がん罹患経験者の皆様のご協力により、「サバイバートラック」に関するアンケートを実施し、その調査結果の無料公開を始めました。(調査期間:2024年4月1日(月)~5月19日(日))


弊法人は、2019年11月より、「人が人に寄り添う社会づくりに貢献する」をミッションに掲げ、がん罹患経験者にかかわる方への情報提供を中心に活動してまいりました。

そしてこの度、治療と仕事の両立を行っているがん罹患経験者の方々にアンケートを実施した結果、211名のがん罹患経験者の方々よりリアルな声を寄せていただくいただくことができました。

昨今、国(厚生労働省)の後押しもあり、企業・団体において、「治療と仕事の両立」についての制度普及などが進んできていますが、治療しながら仕事を継続できる環境が整いつつある一方、「がん治療からの復帰後や治療と両立している最中に、自分の意思とは無関係に職務内容や勤務時間が変わったり(減ったり)、その結果社内における出世コースから外れていったりする」事象があることが分かってきました。

こうした事象を弊法人では、「サバイバートラック」(育休後に同様の出来事が起きるマミートラックを参考にした造語)と名付け、これまでも啓蒙を行ってきました。

今回は、以下の目的から、アンケート調査を実施いたしました。

・(がん罹患時に)組織において就業していたがん罹患経験者において、サバイバートラック体験がどの程度の割合で存在しているのかを把握する。
・サバイバートラックの実態や体験者ならでは苦労や葛藤などを集約することで、今後、企業・団体側ががん罹患経験者となった従業員にいかに対応していくべきかのヒントを収集し、広く周知する。

ぜひ今後、企業・団体として、医療機関として、がん罹患者にかかわる際のヒントにしていただけたら幸いです。また、ご自身ががん罹患経験者の方も、ぜひ今後の参考にしていただければと思います。

▼調査結果(PDF)の無料ダウンロードはこちらから
https://www.gan-challenger.org/research/

【調査概要】
調査件名:「サバイバートラック」に関するアンケート(がん罹患経験者対象)
調査日  :2024年4月1日(月)〜5月19日(日)
調査方法:Web活用によるインターネット調査
調査対象:がん患者団体等に所属していたり、がん罹患経験者向け情報に触れたりしているがん罹患経験者
回答状況: 211名より回答
設問数  :最大9問


■法人概要
法人名 : 一般社団法人がんチャレンジャー
代表者 : 代表理事 花木 裕介(産業カウンセラー)
所在地 : 千葉県柏市
設立 : 2019年11月
事業内容:
・がん罹患者の周囲の関係者、及び当人が良好なコミュニケーション手法等を学ぶためのセミナー、研修の企画・実施等教育事業
・良好なコミュニケーションや心身ともに円滑な社会復帰におけるモデルケース等に関する情報提供および出版等による発信事業
・心身ともに円滑な社会復帰に向けた書籍出版支援および記事作成支援事業 ほか
URL : https://www.gan-challenger.org/

■本件に関するお問い合わせ先
窓口:花木 裕介 Email:hanaki@gan-challenger.org

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ジャンル:
調査
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