60万部突破の人気絵本シリーズ最新作は話題の「お米」『いちにちおこめ』8/5発売

「お米」に変身した男の子の面白ハードな大冒険を描く

2025-07-25 11:00

株式会社PHP研究所（京都市南区・代表取締役社長瀬津要）は、『いちにちおこめ』（ふくべあきひろ作・かわしまななえ絵／税込1,760 円）を2025年8月5日に発売します。本作は、「もしも、いちにち○○になったら？」というユニークな発想が人気の「いちにち」シリーズ第12弾です。種籾や稲穂に変身する男の子を主人公に、「お米ができるまで」をユーモアたっぷりに描きます。供給不足や価格高騰が連日報じられ、大人たちも注目するお米について家族で学べる食育絵本です。

持ち込み企画から生まれた60万部突破のベストセラーシリーズ

「いちにち」シリーズは、広告業界で活躍する福部氏と川嶋氏が、ＰＨＰ研究所に絵本のラフを持ち込み誕生した絵本です。第一弾『いちにちおもちゃ』が好評だったため、シリーズ化が決定。「のりもの」「じごく」「どうぶつ」「うんち」などに『なってみる』という、主人公が体を張って冒険するスタイルと、声に出したくなるオノマトペが、読み聞かせなどで子どもたちに大ウケしています。さらに、クセのある作画が「子どもには刺激が強すぎる」と大人たちの間で話題となったことも、ヒットにつながりました。笑えて、少し怖くて、学べる個性豊かなラインナップがそろい、シリーズの累計発行部数は60万部を突破しています。

長らく温めてきたテーマがついに実現

「おこめ」は、著者ふたりが長年温めてきたテーマです。新刊のたびに候補に挙げながら、発刊のタイミングを見計らっていました。2024年にマクドナルドのハッピーセット®の付録絵本制作が決まった際、「いちにちおこめ」の企画が採用され、ついに実現しました。今回の書籍化にあたっては構成を見直し、ページ数も増やして、より充実した内容に仕上げました。

米作りを学ぶとともに、一粒の大切さも感じられる食育絵本

本作は、子どもたちが毎日のように食べているのに、意外と知らない「おこめができるまで」を、楽しくインパクトのある絵と擬音で描写しました。東京農業大学教授の辻井良政氏による監修のもと、「種籾」から「稲刈り」まで、88の手間がかかるとも言われる、こめ作りの用語や工程を、おこめになりきった主人公を描くことで分かりやすく表現。米作りの奥深さと、一粒のお米の大切さを感じられる一冊です。