日本を代表するコンテンポラリーダンサーが揃う 笠井叡新作ダンス公演『櫻の樹の下には』〜カルミナ・ブラーナを踊る〜上演間近 カンフェティでチケット発売
出演に笠井叡のほか 大植慎太郎、島地保武、辻本知彦、森山未来、柳本雅寛が集結
一般社団法人天使館主催、笠井叡新作ダンス公演『櫻の樹の下には』〜カルミナ・ブラーナを踊る〜が2022年11月23日 (水・祝) ~2022年11月27日 (日)に吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/tenshikan
櫻の樹の下には死体が埋まっている
残酷な惨劇の中に美と生命復活
人の屍を岩盤大地のうえに接ぎ木して春を待つ
青空がささくれだっているから
太陽はあの地平線上には昇るな
運命の女神フォルトゥーナ去れ!
本作品は大植慎太郎、島地保武、辻本知彦、森山未来、柳本雅寛という日本のコンテンポラリーダンサーとして実力を兼ね備えたダンサーをそろえ、笠井叡のカルミナ・ブラーナへの想いを通して、彼らの中に沈潜している日本的霊性とカルミナ・ブラーナの原初の意味をかさなり合わせることで、ポスト舞踏(舞踏以降、日本から生まれる新しい表現)が現れる可能性をこの作品で示したい。笠井叡の身体性を真似することではなく、同じ空間を共有し、笠井叡とコミュニケーションをとり、稽古を重ねて公演に挑むことで、笠井が考える、次世代への可能性をダンサー、観客に感じてもらえる作品とする。
構成としては、笠井叡振付で5人のダンサーが踊る群舞、トリオ、デュオ、ソロがあり、笠井叡との共演シーンもある。笠井がカルミナ・プラーナからインスパイヤされた上記したイメージからシーンが構築されていく。抽象的な概念から生まれるシーンの連続であるが、この舞台で生まれるムーブメントがポスト舞踏作品を次世代が紡ぎ出すきっかけとなっていく。
初演の「櫻の樹の下には」は 2022年度 江口隆哉賞 舞踊批評家協会賞 ダブル受賞
作品イメージ
全世界の支配者である運命の女神フォルテゥーナは、まず鉱物の中に、人間の死体の中に、全動物の死体の中に入り込んで、死体を復活に変える力を発揮する。
酒の神は人間のすべての苦悩を浄化する。
豊饒な生殖力の中に、最高のアートを生み出す創造力が潜んでいる。
真に歴史を牽引するのは政治的な力、戦争以上に、アートの創造力。春夏秋冬の四季の変化の中に働いている自然力。
冬は鉱物的結晶力による根源的生命。
春は植物的に花々や樹木が成長する力。
夏は太陽の光と生命力。
秋はすべての死者によみがえりの力。
死体の中には 宇宙が滅びた後に、新たな宇宙を生み出す創造力が潜んでいる。
公演概要
笠井叡新作ダンス公演『櫻の樹の下には』〜カルミナ・ブラーナを踊る〜
公演期間:2022年11月23日 (水・祝) ~2022年11月27日 (日)
会場:吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)
■出演者
ユリアヌス大植、カリオストロ島地、ジニウス辻本、ド・モレー未來、ジャンヌ柳本、ヘリオガバルス笠井
(※辻本氏の「つじ」のシンニョウは点1つです)
■スタッフ
照明:森下泰
音響:山田恭子
舞台監督:河内崇
映像技術:岸本智也
衣裳:萩野緑
音楽:角田寛生
映像:角田寛生
宣伝美術:NU
映像記録:中瀬俊介
制作:高樹光一郎、瀧本麻璃英
プロデューサー:笠井久子(一般社団法人天使館)
■公演スケジュール
11月23日(水・祝) 19:30
11月24日(木) 19:30
11月25日(金) 19:30
11月26日(土) 15:00
11月27日(日) 15:00
※開場は開演の30分前
■チケット料金
一般前売り 6,000円
一般当日 6,500円
U24(24歳以下) 4,000円
(全席指定・税込)
*24歳以下のチケットをお求めの方は、当日、証明書をご提示ください。
主催:一般社団法人天使館
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:公益財団法人武蔵野文化事業団