運命の赤い文字――人生を捧ぐ仲間との出会い  売上トップクラスの加盟店オーナーのストーリーを公開

RE/MAX L-Style オーナー大西 征昭

自分の心の隙間を…

自分の心の隙間をすっぽりと埋めてくれたRE/MAXの仲間たち、その仲間たちのために残りの人生は捧げます(笑)。


不動産業界に入った当初は家が好き、とか、お客様の人生のパートナーになりたいとか、そういう特別な想いはまだなかったんです。

理由は一つ、生まれたときから住んでいた家への劣等感…。

その家はトタン屋根で連棟住宅の借家住まい、家賃は17000円。当初はお風呂もベランダもない家でした。家の隣の青空駐車場の月極料金が20000円、車一台分の料金より安い家に住んでいたというのがとてもコンプレックスだったんです。

家を買えるのはお金持ち、お金を稼げないなら稼げるところで働けばいい。そして稼いで立派な家を建てる。それだけが目的で不動産業界に入りました。

その当時は学歴もない人間がスーツを着て稼げる環境はそんなに多くなかったので、とても魅力的に映ったんですよね、頑張れば這い上がれるみたいな…。

だから、この業界に「可能性」は感じていました。



22歳で不動産業界に入り、がむしゃらに働いて念願の家も購入し35歳で独立。

稼ぐためにこの業界に入りましたが、知れば知るほど、単に稼ぐだけではない魅力や奥深さを実感したんです。それから入社した会社の社長から言われ、30年間ずっと自分の指針としてきた言葉も独立への背中を押しました。

『アメリカでは不動産屋さんって、お医者さんや弁護士の先生並みに尊敬される仕事で、社会的ステータスも高い仕事なんだよ。だから自分のやっている仕事に誇りを持ちなさい。』

と…。

自分の仕事に誇りを持ち、尊敬されるような存在になるためにも、自分の力で歩んでみたいと思うようになったんです。

独立当初は社員を雇用し…

独立当初は社員を雇用しポータルサイトで集客する反響営業型の会社。

ただ、時代は常に変化していて、この形態での未来に不安を感じ始めました。

会社で人員を減らす、業務転換するということを視野に入れて変革にチャレンジしましたが、社員の意識改革の難しさ、人員削減をする勇気、決断ができず…。

出来上がった形を変えるのは容易ではなく、その苦労を社員に背負わせるくらいなら、自分一人で一から、反響に頼らない不動産会社を創ろうと45歳で再度会社を立ち上げたんです。


従前の取引先・顧客を切り離し、0から、自分の知らない人たちを集客しないと再度起業した意味がないと、セミナーやブログで認知度0からの集客を意識し取り組んできました。

自分で考えうる戦略は全てやり切ったと思います。

異業種交流会や人の集まる場所には積極的に出向いたり、DMを定期的に継続して送付。夜の空いた時間にブログを書き、気晴らしと運動不足解消のためにポスティングもしていました(笑)。

3年ほど経つと、手探りで始めたセミナーでも集客ができるようになり、日々更新するブログを楽しみにしてくれる方々も増えていました。

そして少し余裕が出てきたときに、気付いたんです…。

そこには一緒に喜び、一緒に未来や夢を見れる仲間がいないという現実を。

一人でやっていくことへの自信、0からでもポータルサイトに頼らず集客できるという確信、けれど周りには誰もいないという虚無感を同時に感じ、すごく違和感を覚えたことを思い出します。

そんなとき出会ったのがRE/MAXです。同じように自立した立場であるエージェントさんと一緒なら、自分がやってきたことを共有・共感し、同じ夢が見られるのではないかと、とてもワクワクした記憶が今も忘れられません。

RE/MAXと出会い…

RE/MAXと出会い話を進める中で、もう一つの運命的な出会いもありました。

RE/MAX JAPANの佐久川CEOです。

昔勤めていた会社の後輩が転職した先の上司だった方なのですが、以前からよく話に聞いていたんです。

考え方の視点が周りとは異なっていて、とてもアグレッシブな人。

本人がいない席で後輩、部下に褒めちぎられる人なんです。すごい、会いたい、とずっと思いつつも、一度も会ったことがなかった存在、それが佐久川CEOでした。

その人がRE/MAX の本部にいたんです。まさかこのタイミングで会えるなんて…。

ここに運命を感じてしまい、加盟することを決意。

RE/MAX の運命の『赤い文字』に導かれ(笑)、程なく調印式を迎えることとなり、RE/MAXファミリー の一員となりました。

■RE/MAX L-Style メンバーと
■RE/MAX L-Style メンバーと

2018年9月にRE/MAX L-Styleをオープン。

2018年9月にRE/MAX L-Styleをオープン。

オフィス運営においては、自分がもしエージェントの立場だったら?こんな環境で働きたい、仕事したい、そんなオフィス作りを意識しています。

そこには報酬形態や自由度だけでなく、悩みを相談できたり、共有できたり、一緒に人生を歩んでいけるような仲間がいる場所、そんな場所を提供したいという想いが常にあります。

目指すところは頼れる兄貴です(笑)。

そういうわけでエージェントの採用基準も、エージェント候補者さんが私たちと一緒に働きたいと思ってくれているか、うちのエージェントさんたちがこの人と一緒に働きたいと思ってくれているか、この2点を重視しています。

実務的なことやテクニカル的なことは後からいくらでもサポートできますが、これから取り組んでいくエージェントという仕事に対しての熱い気持ちはこちらから与えることが難しいですからね。

プラスして、人間力、発信力、行動力、何か1つに長けていれば、なお良しです。その能力を活かすのはオフィスの仕事、オーナーの仕事だと思っていますので。

どこか個性的で突き抜けた人たち、そんな面々を集めて一緒に仕事をしている、なんだかワクワクするんですよね。


【ONE PIECE】っていう大好きな漫画があるのですが、これがチーム作りの目標です。

最初は一人で漕ぎだした船、その船に、いろいろな能力を持つ魅力あるキャラクターが、船長の夢、目標に惹かれて集まってくる。そこには一人一人のドラマがあり、同じ船に乗るまでに至るストーリーが…。

まさにRE/MAX のエージェントモデルです。

心の隙間を感じていた私がRE/MAX という船に乗り込み、そこから一人一人エージェントさんたちが増え、頼れる仲間ができました。1人1人がみんなヒーロー、心からそう思っています。

1人じゃ見られなかった夢も仲間となら新しい夢を見ることができたんです。

一人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は実現できる夢、そう思えるオフィスにしていきたいなと思っています。

RE/MAX のオフィスオーナーさんたちと…

RE/MAX のオフィスオーナーさんたちとよく話していること、それは『日本の不動産業界をもっと良く変えたい。自分たちの手でそれを実現していきたい』ということです。

今新しくエージェントになる人たちはどんどん優秀になってきており、世間の人たちがイメージする「不動産屋」とはかけ離れてきています。

時代が変わってきているんです。

30年前に言われ、自分の指針としてきた社長の言葉を、今は一人ではなく、仲間と共有できることがとても嬉しいです。

そして、世の中にはこんなにも自分と同じ想いを持った仲間がいたんだという驚きと喜び、それを毎日実感しています。

夢や目標に向かって進む船。
かつて「可能性」を感じたこの業界で、「可能性」を秘めた多くの仲間たちと、私は今乗っています。

だからもう残りの人生、RE/MAX に捧げるしかなさそうです(笑)。


AIが記事を作成しています