「ビル再生100の物語」オフィスっていらなくなる??

ビル再生100の物語 第81話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

オフィスってそのうちいらなくなっちゃうのかも?

そんなことを最近感じてます。

外で仕事するときによく行くとあるカフェ。

平日の日中からほとんどの席が埋まっています。営業マンが喫茶店でさぼってる光景は昔からよく見ましたが、ここはそうではないんです。

みんなノートPCを持ち込んで仕事してます。
お店の中はWifiが無料で使えて、全席PC用のコンセントがあります。飲物は飲み放題。システムはネットカフェとほぼ同じ。

コピー機もあれば会議室もあって、仕事環境としては実に快適です。

当社のシェアアトリエ、itadaki BLDGの一階は座席フリーのワークスペースになっているのですが、こちらもみなさん自由に仕事されています。

自分でもよく使うのですが、オープンエアーで天井が高くて開放的、アート作品があちこちに飾られていて考え事をするのには堅苦しいオフィスよりよっぽどはかどります。

小規模なオフィスのリーシングをしていると、よく「仕事仲間と一緒に借りてもいいですか?」と聞かれることがあります。

設計事務所同士や工務店とオフィスをシェアしているケースはいくつもあります。意匠系と構造事務所などは仕事上相性もいいですし、材料のサンプルの置場がバカにならないのでシェアできるとスペースもかなりオトクですよね。

他にも、「今は個人事業なのでカフェで仕事してます」というWEB制作やプログラマーの人たちが仕事が軌道に乗ってきたのでシェアでオフィスを借りたいって話も珍しくありません。

オフィスがなくなるって話は極端だとしても、小規模なオフィスが実は仕事ができるカフェと競合しているっていう事実は今後の動向を考えるうえで見逃せない現象だと思いませんか?


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!


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