広島・備後ジビエ製作所を運営するBINGO、豚熱の影響を受け新たに中古車の買取・販売事業を開始

2024-09-18 09:00

広島県内でジビエの処理施設として広く認知されている備後ジビエ製作所を運営する株式会社BINGO(本社：広島県神石郡)は、この度、新たに中古車の買取・販売事業を2024年6月1日に開始し、9月1日に本格始動しました。この新事業は、地域における豚熱の影響で減少したジビエ事業の付帯事業として、企業の安定と地域社会への貢献を目指す取り組みです。

新事業の背景

近年、広島県内で豚熱(CSF)の影響により、猪の数が急激に減少しています。これまで、株式会社BINGOは、備後地域の農作物に被害を与える猪や鹿を有害捕獲後に回収、報奨金申請代行を行い、その肉を活用するジビエ事業を推進してきました。

功績が認められて、令和5年度のディスカバー農山漁村の宝アワード審査員特別賞、農村振興局長賞(捕獲鳥獣利活用部門(団体))を受賞しました。

しかし、豚熱の広まりに伴い、他府県の事例より猪の数が大幅に減少していくことが3～5年は考えられます。このため、ジビエ事業の需要が減少し、当社としても事業の継続が困難な状況に直面しています。しかし、豚熱が収まった後にはまた猪の数が増えて、当社のような事業者が地域には必要になってきます。何としてでも、豚熱が影響して捕獲数が減る3～5年を乗り越えなければならない。こうした状況を踏まえ、株式会社BINGOは企業の持続可能性を確保するため、新たに中古車の買取・販売事業を立ち上げることを決断しました。この新事業により、地域経済への貢献を継続し、企業の経営基盤を強化してまいります。

新事業の詳細

中古車業界では、2023年10月より販売価格の支払い総額表示が義務化されましたが、一部業者が未だに諸費用で金額を増額する問題が残っております。私たち株式会社BINGOは、この状況を改善するため、仕入れ車両価格、整備工賃、陸送費など全ての原価をお客様に開示し、利益までも公開する新しいシステムを導入しました。

当社の中古車買取・販売事業は、以下の点において他社と差別化を図っています。

透明な価格設定
車両原価、車両整備工賃、陸送費など、全ての経費を開示し、お取引での当社利益もお客様に提示いたします。これにより、他社では実現できない格安価格での販売を実現しています。

理想の買取価格
オークションでの相場をお客様に正確に伝え適正な価格でお車を買取りいたします。
他社査定金額明細持参で、理想の買取価格を実現いたします。

安心のアフターサービス
公式LINEでのサポートを導入し、購入後のメンテナンスやサポートも充実しています。

代表者コメント

株式会社BINGOは、2017年に福山市でジビエ肉処理施設「備後ジビエ製作所」を開業し、猪や鹿などのジビエ肉製品やペットフード「gibi∞one」を全国で販売しています。2024年には「BCC 備後車買取中古車センター」を新たに開業しました。豚熱の影響が広がる中、地域に必要なジビエ事業を守り抜くため、従業員の生活を守るためにも、透明性の高い中古車事業を展開し、地域のお客様から信頼を持っていただけるような会社となり、今後もジビエ肉の普及と中古車市場での新しい価値創造を目指し、努力を続けます。株式会社BINGO 代表取締役　前田諭志より、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。