電力×DXの東京大学発スタートアップ  ヒラソル・エナジーが 太陽光発電所の電力データ活用企業としてISMS認証を取得

100年後にも太陽光発電所が人と地球にとっての資産であり続ける未来を目指す

技術革新とDXで、100年続く太陽光発電の実現を目指す、ヒラソル・エナジー株式会社(東京都文京区、代表取締役:李 旻、以下 当社)は、2020年6月に発足した一般社団法人電力データ管理協会(以下 電力データ管理協会)の一員として、情報セキュリティマネジメントシステム(以下 ISMS)認証を取得しました。

電力データ管理協会は、2020年6月の電気事業法改正(2022年4月施行)により発足、2022年6月に経済産業省から認定電気使用者情報利用者等協会として認定されました。当社は、設立時から理事として参画し、電力データを活用する会員でもあります。電力データの活用には、セキュリティマネジメントシステムおよび個人情報保護マネジメントシステムへの準拠が必要であり、第三者認証を取得していることが要件とされています。

認証概要

認証基準  :JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)
対象組織  :ヒラソル・エナジー株式会社
       電力データ管理協会対応グループ
認証対象範囲:電力管理協会からのデータ授受、加工などこれらに関わる業務
初回登録日 :2023年6月23日
有効期限  :2025年10月31日
認証機関  :SGSジャパン株式会社

当社では、主力サービスである発電性能監視・評価サービス「ぷらマネ(R)Web」、「ぷらマネ(R)評価」において、太陽光発電所の発電量の電力データを扱っています。このため、電力データ管理協会対応グループを設置し、認証機関であるSGSジャパン株式会社の審査を受け、2023年6月23日にISMS認証を取得しました。この認証は、国際基準の情報セキュリティ強度を満たしていることを証明しています。電力データ管理協会の会員として全国8,000万台のスマートメーター由来の電力データ(統計データおよび本人同意のある個データ)を取り扱うことができますが、当社では広く関心の高い活用方法である消費電力のデータ活用ではなく、太陽光発電所の発電量データに着目し活用を進めています。

具体的には、30分単位での正確な実績発電量を把握することができます。さらに、衛星から取得した日射データと当社独自開発の太陽光発電モデリング技術を組み合わせることで、発電所の専用監視機器が設置されていない場合や故障していた場合に、現地に行かず低コストに不具合を発見し、その後適切な修繕につなげることを可能にします。

今後も、お客様に安心してご利用いただけるよう、電力データ活用を通した発電性能監視・評価サービスや太陽光発電所の再生サービスを開発してまいります。また、現在懸念されている太陽光発電所の廃棄や放棄など、国内の太陽光発電に関する課題の解決につなげていきたいと考えています。

ヒラソル・エナジーが取り組む領域

日本では発電量が1MW未満の太陽光発電所が全体の9割を占めています。中小規模の太陽光発電所ではスケールメリットを享受することができず、保守メンテナンスのコストパフォーマンスが低下する傾向があります。発電所オーナーの高齢化や厳しい経営環境により設備の修繕が滞るケースが増え、将来的には発電所の廃棄や放棄が懸念されています。
当社は「100年続く太陽光発電所」を実現し地域のカーボンニュートラル化に貢献するため、電力データの活用をはじめとしたデジタル化による管理の効率化とコスト削減を実現するサービスを展開し、太陽光発電所の廃棄・放棄の課題解決を図ってまいります。

ヒラソル・エナジーについて

ヒラソル・エナジーは、東京大学発の電力×デジタル技術で「100年後にも太陽光発電所が人と地球にとっての資産であり続ける未来」を目指す電力系スタートアップです。太陽光発電所の事業的価値と社会的価値を最大限引き出すことを目指し、発電性能の評価・再生・買取・DXソリューションの開発を行っています。

社名   : ヒラソル・エナジー株式会社
本社所在地: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ301
代表取締役: 李 旻
事業内容 : 太陽光発電の評価・再生・運営業務
       および関連するデジタルソリューションの提供業務
設立   : 2017年2月21日
HP    : https://pplc.co

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