フランス語、スペイン語、イタリア語の3言語をまとめて習得できる「欲ばりな本」が登場!おしゃべりネコたちと一緒に、自分のペースで楽しく勉強しよう
株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『フランス語 スペイン語 イタリア語 3言語が同時に身につく本』(藤田健/著)を2024年1月24日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。
書誌情報:https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277093/
◆「ロマンス諸語」の3言語を効率よく同時に学べる
本書のタイトルを見て、なぜフランス語、スペイン語、イタリア語を同時に習得できるのか、疑問に感じた人も多いのではないでしょうか?
実は、フランス語、スペイン語、イタリア語はロマンス諸語という言語グループに属し、兄弟関係にあります。
古代ローマで使われていたラテン語を共通の祖先としているため、似ている点が多く、1つの言語を知っているとほかの言語を学ぶのがとても楽なのです。
この本では、3言語の共通点と独自の特徴がわかるように、文法について丁寧にわかりやすく解説しています。文法事項ごとにキーフレーズも設定し、やさしい表現を覚えながら楽しく勉強が可能。キーフレーズはネイティブによる音声もついています。
そして紙面には、四匹のおしゃべりなネコも登場。
本編はもちろん、コラムでも彼らが登場し、ちょっとした休憩を挟みながら楽しく読み進められる構成に仕上がりました。
◆自分のペースで楽しく読んでほしい1冊
──はじめに より再構成
この本は、このフランス語・スペイン語・イタリア語の近い関係を最大限活用して、一緒に学んでしまおうという欲ばりな目的で書きました。いくら似ていると言っても、3 つを同時に学ぶのは簡単なことではありませんので、扱う内容を厳選しました。この本の特長は、それぞれの言語の共通点と独自の特徴がわかるように、文法の説明に力を入れた点にあります。特に、3 言語の学習でカギとなる動詞の現在形の習得については、よく使う動詞をもれなく取り上げ、初心者がつまずきがちな活用について新しい覚え方を示しました。文法事項ごとにキーフレーズを設定し、簡単な表現を覚えながら文法が学べるように工夫しています。文法は言語の土台をなすルールで、外国語をある程度深く知ろうとするならば、必ず必要になるものです。文法があまり好きではないという方にも読んでいただけるように、説明はできるだけわかりやすくするようにつとめました。みなさんにとってなじみの深い英語との比較も随所に取り入れています。
勉強にメリハリをつけるために、学んだ文法事項に関連して、先人の英知がつまったことわざを3 言語でならべてみるコーナーや、それぞれの文法事項に関するちょっとしたお話を、ネコたちがおしゃべりするという形で紹介するコラムも用意しました。
厳選したとはいえ分量は少なくなく、勉強は大変かと思いますが、みなさんそれぞれのペースで少しずつ進んでいただければと思います。楽しみながら勉強するというのがとても大切です。
【目次】
Lesson1「コーヒーを1杯ください」―名詞の性と不定冠詞
Lesson2「箱の中にビスケットがいくつか入っています」―名詞の複数形
Lesson3「パスポートはここにあります」―定冠詞
Lesson4「それはとてもおもしろい映画です」―形容詞
Lesson5「私は日本人です」―主語人称代名詞とbe動詞
など
【著者プロフィール】
藤田健
1968年青森県弘前市生まれ。北海道大学大学院文学研究院教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程終了。博士(文学)。
専門分野はフランス語、スペイン語、イタリア語を中心とするロマンス語対照言語学、統語論。著書に【単著】『ロマンス語再帰代名詞の研究―クリティックとしての統語的特性』(北海道大学出版会)、【分担執筆】『言語研究の諸相―研究の最前線』(北海道大学出版会)、『情報科学と言語研究』(現代図書)がある。
【書誌情報】
書名:『フランス語 スペイン語 イタリア語 3言語が同時に身につく本』
定価:2,640円(税込)
判型:A5判
体裁:並製
頁数:288頁
ISBN:978-4-7612-7709-3
発行日:2024年1月24日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277093/
amazon:https://amzn.asia/d/658ajYA
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17726736/