高千穂交易、セルフレジ向け防犯タグを提供する rapitag社とアジア初の販売代理店契約を締結
~人手不足に悩む小売業のセルフレジ導入と運営を支援~
高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出 尊信、証券コード:2676、以下「当社」)は、rapitag GmbH(以下「rapitag社」)とアジアで初めて販売代理店契約を締結したことを発表します。rapitag社の提供するセルフレジ向け防犯タグ「rapitag」は、セルフレジでの決済時に、商品に取り付けたハードタグを自動解除できる仕組みです。当社は「rapitag」を提供することで、人手不足に悩む小売業に向けて、セルフレジの導入と運営を支援してまいります。
◆セルフレジ向け防犯タグrapitag:https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/eas/rapitag
セルフレジ向け防犯タグ「rapitag」を販売開始する背景
近年、人手不足を背景に、店舗の省人化・効率化への需要が高まっています。2023年スーパーマーケット年次統計調査によると、国内スーパーマーケットのセルフレジ全体の設置率は31.1%と普及が進んでいます。その一方で、セルフレジで一部の商品をスキャンせず持ち去るケースが相次ぎ、不正利用の増加が大きな課題となっています。また、従来、万引き防止のために商品に取り付けたハードタグは、有人レジでスタッフが外す作業を行っていました。こういった店舗では、セルフレジ導入後もスタッフの作業が必要になってしまいます。このような中、当社はセルフレジでの決済時に、商品に取り付けたハードタグを自動解除できる「rapitag」の取り扱いを開始しました。rapitag社は、2024年、小売業界をリードするECR Retail Loss(ベルギー)の「Top 30 Innovators in On-Shelf Availability」にランクインし、独自のソリューションが高く評価されています。当社はrapitagを提供することで、人手不足に悩む小売業に向けて、セルフレジの導入と運営を支援してまいります。
セルフレジ向け防犯タグ「rapitag」の仕組み
(1) 商品のバーコードとrapitagをクラウド上で連携します
(2) セルフレジでの決済時に、rapitagの解除用アンテナ(デタッチャーユニット)から解除電波が発信されます
(3) タグにはバッテリーが内蔵されているため、この電波をタグが受信すると、タグは自動的に解除されます
(4) 解除したタグは、お客さま自身で回収BOXへ返却します
→ お客さまはハードタグを自分で解除できるため、店舗スタッフのサポートが不要です。
セルフレジ向け防犯タグ「rapitag」の特徴
● あらゆる決済端末(セルフレジや既存レジ・モバイル決済など)で利用可能
● 対応可能な防犯システム:AM式/RF式/RFID式(UHF) 防犯ゲート
● 豊富なタグのラインナップ:ケース式タグ、ボトルタグ、ファッションタグ、ワイヤー式タグ
● 構成:各種タグの他に、専用の解除用アンテナ(デタッチャーユニット)、タグ毎にライセンスが必要です
今後の展開
当社はrapitagをセルフレジ・モバイル決済の導入を検討、もしくは導入中の小売業に向けて販売し、2026年度に売上高1億円を目指します。当社は今後もセルフレジの不正対策用ソリューションを拡充し、セルフレジの普及に貢献してまいります。
rapitag社について
会社名 : rapitag GmbH
所在地 : ドイツ ミュンヘン
設立 : 2017
代表者 : Tobias Bahnemann CEO
事業内容 : 小売業向け盗難防止 IoT センサーの開発・提供
Webサイト: https://rapitag.com/
製品のお問い合わせ先
当社お問い合わせフォーム: https://www.takachiho-kk.co.jp/contact/retail_sol/
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高千穂交易株式会社について
高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。
Webサイト: https://www.takachiho-kk.co.jp/