GIGAスクール構想 第2期をサポートする「活用の先、データで学びをアップデートするGIGAスクールパック」の提供について

~学習者用コンピューター1人1台端末は利活用のその先へ。教育データを使いこなし児童・生徒の自分らしい学びを支援~

 ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、「学習者用コンピューター1人1台端末の整備・更新」に向けた「GIGAスクール構想※1 第2期※2」をサポートする「活用の先、データで学びをアップデートするGIGAスクールパック」(以下 GIGAスクールパック)の申し込み受付を開始します。GIGAスクールパックは「基本パッケージ」と「応用パッケージ」の2つのパッケージで提供します。
 「基本パッケージ」では、3OS※3の端末、端末管理ツールに加え、端末の活用状況などが可視化されるダッシュボード機能や、児童・生徒の小さなSOSの早期発見を支援する「心の健康観察」および蓄積された教育データを通じて児童・生徒の自分らしい学びを支援するポータル機能「AARポータル」などを提供します※4。また「応用パッケージ」では、基本パッケージの提供内容に加え、各自治体の要望に応じて端末保証、バッテリー交換、フィルタリングや5G/LTE回線※5などを提供します。

活用の先、データで学びをアップデートするGIGAスクールパック

GIGAスクールパック

1.背景
 2019年に文部科学省から発表された「GIGAスクール構想」により児童・生徒1人1台端末の環境整備が大きく前進しました。NTT Comは当時の「GIGAスクール構想 第1期※6」において、全国の小中学校における約100万台※7の情報端末などの導入に関わるとともに、DXにより教育現場を革新する「Smart Education」の実現に向けて学校のICT環境整備などのソリューションや、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の提供、活用支援を行ってきました。
 2023年度の文部科学省の補正予算には、「GIGAスクール構想 第2期」を見据え、1人1台端末の更新費用が盛り込まれ、2024年4月18日・19日には、デジタル庁が「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾※8」を開催します。
 NTT Comは、これまでの知見や経験を活かし、「GIGAスクール構想 第1期」に続き「GIGAスクール構想 第2期」をサポートすることで、新たな学習環境の構築やデータ駆動型教育の促進に寄与し、より先進的で自分らしい学びの実現をめざします。

  1. GIGAスクールパックの概要
     児童・生徒の自分らしい学びを支援する「GIGAスクールパック」は、2つのパッケージを提供します。
    (1)基本パッケージ
    文部科学省の方針(公立学校情報機器整備事業)の補助対象となる要素のみで構成
    (2)応用パッケージ
    基本パッケージに加え、文部科学省の方針(公立学校情報機器整備事業)の補助対象外となる端末保証、バッテリー交換、フィルタリングや5G/LTE回線などの追加要素で構成
  1. 基本パッケージに含まれる新サービスなどの概要
     新サービスである「心の健康観察」および「AARポータル」などを端末とセットで提供します。

(1)「心の健康観察」の概要(2024年3月29日提供開始)
4つの選択肢から児童・生徒が自身のメンタルヘルスの状況に合う選択肢を回答し、教職員はその結果を確認することで、いじめ・不登校の早期発見を支援する機能です。

<心の健康観察 画面イメージ>

(2)「AARポータル」の概要(2025年春ごろサービス提供開始予定)
OECDは「Education 2030※9」において、これからの学びのフレームワークとして「AARサイクル」を提唱しています。まなびポケットのAARポータルは、児童・生徒のAnticipation(見通し)、Action(学び)、Reflection(振り返り)に関するデータが蓄積され、データを通じて、児童・生徒自身の自分らしい学びを支援するポータル機能です。保護者へ個別最適(パーソナライズ)された児童・生徒の情報を提供予定です。

<AARポータル イメージ>

4.教育委員会限定ウェビナーの開催
 NTT Comは「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」開催前の2024年4月15日・16日に、自治体ピッチに参加される教育委員会の方を対象にウェビナーを開催します。「GIGAスクール構想 第2期」に向けデータ駆動型教育の推進に向けたポイントや、自治体ピッチはどのような観点に注目しながら視聴すれば良いかをNTT Comの視点で解説します。
 また、自治体ピッチではお伝えしきれない、NTT Comが提供するGIGAスクールパックの基本パッケージの詳細な内容も紹介する予定です。

ウェビナーの詳細は以下の通りです。

2nd GIGA

●開催日時:2024年4月15日(月)・16日(火) 15:00~16:30
●タイトル:緊急開催! 2nd GIGA 「自治体ピッチ」参加自治体 必見の直前対策!
~ピッチの見どころ解説からNTT Com提供のパッケージまで大公開~
●参加対象:教育委員会
●お申し込みページ *開催日ごとにお申し込みページは異なります 
・4月15日(月)はこちら
https://eventregist.com/e/a60mgFib8yBt

QRコード01

・4月16日(火)はこちら
https://eventregist.com/e/lKsTOQ8ukg0Z

QRコード02
  1. GIGAスクールパックに関するお問い合わせについて
     NTT Comの営業担当、またはこちらにお問い合わせください。
    https://www.mkt.ntt.com/jp_news_0409_02_req.html

6.今後について
 「GIGAスクールパック」の提供を通じ、学習データ、学習リソース、および校務データを安心・安全に活用する最適化された学びを支える環境の構築など、教育分野の新たな価値を創造しデータ駆動型教育の提案を進めていきます。
 NTT Comは、児童・生徒、保護者、および教育現場を支え、「誰もが自分らしく学べる社会」の実現をめざします。

NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。

docomo businessロゴ

NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。

ReconnectXロゴ

※1:「GIGAスクール構想」の「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All」の略で、「すべての子どもに 世界に繋がる革新的な入り口を」という意味です。
※2:「GIGAスクール構想 第2期」は、令和6年度(2024年度)から令和10年度(2028年度)を期間とします。
※3:3OSとは、Windows、ChromeOS、iPadOSのことです。
※4:「心の健康観察」、および「AARポータル(仮称)」は、一定期間無料で提供します。
※5:機種によりご利用できる回線が異なります。
※6:「GIGAスクール構想 第1期」は、文部科学大臣の「GIGAスクール元年の始まり」宣言により2021年(令和3年)4月から、小中学校で1人1台端末環境下での新しい学びの本格活用が始まりました。
※7:ドコモグループでの合算での実績です。
※8:詳細はデジタル庁のHPをご確認ください。GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾
https://ppp-education-dx.jp/GIGApitch
※9:OECD(経済協力開発機構)が進める、2030年という近未来において子ども達に求められるコンピテンシーの検討や、そうしたコンピテンシーの育成につながるカリキュラムや教授法、学習評価などについて検討していくプロジェクトのことです。

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